とるころーるの備忘録日記

なんかもうごちゃまぜ

劇場版 夏目友人帳 うつせみに結ぶ 感想

最近毎朝『まんぷく』のハセヒロさんを拝んでは「あーーーー!!!たちばなさん!!!よい!!!!」と叫んでは「うるさい!」といわれる。とるころーるです。

先日、劇場版夏目友人帳を見てきました。

そのときの舞台挨拶レポはこっち→

夏目友人帳 うつせみに結ぶ 舞台挨拶 9-30 昼 - とるころーるの備忘録日記

 

※追記

和彦さんのブログに石田さんが!!全身素敵。ありがとうございます。

劇場版 夏目友人帳 〜うつせみに結ぶ〜 | 井上和彦オフィシャルブログ「風まかせ」by Ameba

 

 

そんなわけで感想です。以下がっつりネタバレするので未見の方はお気を付けください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ざっくりあらすじ ※自分のメモ用に書いただけ

ひょんなことからヨリエと知り合った夏目。彼女は息子のムクオと二人で暮らしていた切り絵作家だった。彼女の家から帰る途中、大きなあやかしを見かけ、不審に思いつつ帰宅する。

一方、ニャンコ先生は自身の体に種のようなものが草むらやら木のうろやらを走るうちについていた。これを藤原家の庭に落とすと、普通の人間には見えない(あやかしや夏目にしか見えない)大きな木が生えた。木には実がなり、これを食べたニャンコ先生はなんと3つに分裂してしまい、話せなくなってしまう。

その真相は、ムクオが、実はホノカゲという名のあやかしであり、彼につけられた祟りが移った種からできた実をニャンコ先生が食べてしまったから、というものだった。ホノカゲは山の神に仕えていたものの、祟り(作中では障りといっていました)を受けていた。

その祟りの内容は、ある場所にいき、その地の人と言葉を交わすと、その地に以前からいたかのように姿かたちが変わり、その地の人もまた、ホノカゲを以前からいたという記憶を持ち、普通に交流するが、ホノカゲがその地を離れると、ホノカゲがその地にいた間交流していた人々の記憶から、ホノカゲという存在はすっぽり消えてしまうという哀しいものだった。ヨリエの息子、ムクオは実は8年前に亡くなっていたのだが、彼はその地で「ムクオ」になってしまい、ヨリエと暮らしていたのだった。

そんな「ムクオ」を狙う、夏目が以前見かけた大きなあやかしは式神で、その主が亡くなってしまったため、式神と主の契約解除をした名取さんも出てきて…というお話。

 

感想

私の観賞中のあり得ない思考

夏目がヨリエさんの家から帰宅するたび、「あやかしの匂いがする」とニャンコ先生に言われていて、これで私は、ヨリエさんかムクオのどっちかがあやかしだな?とは思ったんですよ。

 

でもね、「これ、ヨリエさんがあやかしだったら、タキさんを家に『この子はうちの親戚の子で』とか言って入れて、しかも田沼や夏目の記憶も消させてるってこと?実は悪いあやかしなの?こんなにニコニコしてるのに?島本さんなのに?島本須美さんなのに?

 

って思ってました。あんな優しそうなヨリエさんがタキさんの記憶をなくさせたり、嘘ついたりする超悪いあやかしだったら、とんだサイコパスだな~と思ってたんですけど、やはり夏目。期待を裏切らない(私の推理がおかしすぎて私は勝手に期待を裏切られているけど)。優しい世界でしたね。

 

優しい世界といえば、個人的には、もう細かいセリフまでは忘れてしまったんですが、最初の方で笹田さんがスピーチコンテスト(弁論大会だったかな?)で、言っていた言葉になぜか胸が締め付けられてしまった。彼女が以前出会ったあやかしについてのお話で、見えない彼女がその話をしているという事実に。

「見える者」(夏目)の孤独や隔絶はよく描かれているけれど、「見えない者」からの視点って珍しい気がするし(田沼はあやかしの存在を完璧に知っているのでここでは除く)。

あと、単純に笹田さんって弁論大会超似あうなあとか思っていた。

 

ラストの話

ラストに結局ムクオ(というかホノカゲ)がヨリエさんと離れる決心をするというのがまた…結局ホノカゲはヨリエさんをある意味だましているわけで、その道は選ばなかったのですね。けれど、ホノカゲが消えて、彼の記憶もなくなったヨリエさんはなぜだか無性にムクオを思い出してしまい、涙が出る…と。

 

片方にしか記憶が残らない残酷さ。それでも夏目たちは彼を覚えているという救い。

 

これ、結局夏目や田沼は、タキに記憶されていないという場面で「忘れられる恐ろしさ」を体験しているんですよね。

何なら夏目は(夢の中で)藤原夫妻にすら「あなた、だれ?」と言われてしまうわけです。自分が大切に思う相手にすら忘れられてしまう。その残酷さ。

だからこそより一層、ホノカゲの苦しみがよくわかる。ユウキくんがなぜか藤原家にいた、あの描写はそのためにあったのかな~と思いました。

 

ホノカゲの、ヨリエさんを想う姿は、実際のところ血はつながっていないから親子ではないし、なんなら人間同士ですらないけれど、あたたかかった。どこか夏目の家族観を思い起こさせました。

彼もまた、血はつながっていないけれど藤原家で心を通わせているわけで。あやかしであることを言えないホノカゲ、見えることを言えない夏目。

 

重なる部分が多いからこそ、夏目がホノカゲの救済になる。のかな?なんて思ったり。

 

ホノカゲとヨリエさんにせよ、夏目と藤原夫妻・友人たちにせよ、「つながり」が描かれているんだなあと思って、夏目のあたたかさはそこにあるのかなあ、なんて思いました。ひととひととの繋がりに夏目の良さがある気がして。

 

ゲスト声優の皆さん

高良健吾さん、バイキングのお二人がゲスト声優でした。

個人的には、いいなあって思いました。そりゃあまあ、本職の声優の皆さんとは発声方法が明らかに違ったりしてたけど、でも違う発声方法でも、味があるというか、なんか高良さんとかすごくジブリ男子っぽくない?と思ったり。いい声だなと思いました。

バイキングの二人も妖怪にぴったりで。もんもんぼうの長い説明セリフは若干イントネーション気になるぞ的なところもなくはなかったけど、でもびっくりしたときの「?!」みたいな声とか、「わあ、それっぽい!」って思って、総じて好きだった。よかった~

 

名取さんの話

名取さん、登場シーンのSEで笑わせに来るのやめてほしいwwあれ流れるだけで笑っちゃうからwwwスピンオフで名取さん主演の、名取さんが演じてる映画、見たいよ!!!!

 

今回名取さんは最後の方で式神の契約解除をすべく参戦していたけど、名取さんはなんていうか、大人というか、「食えないひと」ですよね~~~!!好き!!!!

 

単に劇場版の名取さんどうこうというより、名取さんの話がしたいだけなんですけど、大人としての名取さんが何を考えているか、というのはそんなに明かされていないことが多い気がするんですよ。とか偉そうなこといって原作未読なんですけど。すみません。いろいろ落ち着いたらちゃんと読むから許してください。原作にはもうあるのかな。

 

彼の高校生時代の話はあったけど、大人としての彼は、名取家としての境遇は示されても、彼が何を考え、どう生きて、どう行動して、というのは(少なくともアニメ6期まででは!)描写が少ない。それって、主人公が夏目だからかなって。夏目友人帳って夏目自身のナレーションしかなくてナレーションは独立してない。つまり、すべてが夏目の目線なんですよね。

高校生にとっての大人って、やっぱりまだちょっと距離がある。何を考えているのかわからない。子どもと大人の対比がなされている気が…する。

 

原作では既に彼の人となりは明かされているんでしょうか。ぐちゃぐちゃ言ってないで読め!ということですね。知ってる方いたらぜひ私に販売促進してください笑 とりあえず現段階ではこういう印象だよってだけ。ご了承ください。

 

 

トリプルニャンコ

かわいすぎない?!?!

いや、かわいすぎる(断言)

 

たしかにね?ニャンコ先生はもともとかわいいよ。もともとかわいい。酔っぱらったニャンコ先生の可愛さ異常だよ。酒飲んで酔っ払うって、やってることはオヤジなのに(年齢的にも実際オヤジっていうかジイサンだと思うけど。あやかしだし)、マジでかわいい。

 

でもね、トリプルニャンコのかわいさはずるいよね?和彦さん、あれを音響調節なしで地声でやってる事実もヤバい。相当ヤバい。

しかもアドリブだって舞台挨拶でおっしゃってたわけで、えっっていうことはあのトリプルニャンコの可愛さ大爆発は、和彦さんによってこの世に生み出された奇跡なの?

てことは和彦さんがかわいいのか?和彦さんがかわいいのか!納得!(論理の飛躍)

 

はい。よかったわあ。

 

タイトルの話

タイトル「うつせみに結ぶ」ですが、「空蝉」ってよく聞くけどどんな意味だっけかな~と思い、調べてみたらこんな意味でした。

 

《「うつしおみ」が「うつそみ」を経て音変化したもの》

  1. この世に現に生きている人。転じて、この世。うつしみ。

    1. 「いにしへもしかにあれこそ―も妻を争ふらしき」〈・一三〉

  1. 《「空蝉」「虚蝉」などの字を当てたところから》蝉の抜け殻。また、蝉。 夏》「―を妹が手にせり欲しと思ふ/誓子

    1. 「―の身をかへてける木 (こ) のもとになほ人がらのなつかしきかな」〈・空蝉〉

  1.  
  2. 空蝉(うつせみ)の意味 - goo国語辞書

  3. より

なるほどね~~~~~~~

  1. 「この世」にむすぶ、かあ。ホノカゲのことですね。ホノカゲが8年間、ムクオとしてこの世に結んだ姿。いいタイトルや・・・・
切り絵の話

鬼のように切り絵がよかった。特に、ラストでホノカゲの姿を見た(気がした)ヨリエさんが彼の姿をかたどった切り絵ったら…あそこで思わず涙目になりました。救われた気持ちになった。

だって「見えない」ホノカゲが、切り絵によって「見える」形になって残るんだもの。

 

ヨリエさんは、自身が少女のころ、レイコさんに会ったそうで、彼女には「見えないものが見えていた」ように見えた、そして切り絵も、台紙に置くと「見えないものが見える」気がして、と語るわけですね。

 

ヨリエさんとレイコさんの記憶(ヨリエさんがレイコさんを怖がって思わず避けてしまい、レイコさんが一人でいる記憶)を、もんもんぼう(cv:小峠さん)の記憶を通してみた夏目としては、まあ複雑なところもあるんだろうななんて思っていたんですよ。

 

でも、切り絵を持ちながらレイコさんを語るヨリエさんのそのシーンで、夏目も少しはその悲しい気持ちも癒えたかしら、それがユウキくんとの仲直りにつながったとも言えるのかしら、なんていう風に思いました。

 

普通の人からの隔絶した気持ちを味わったレイコさんのかなしさを、

自分と同じように見えるものだと信じたら実はユウキくんは見えなかったことでより一層隔絶を味わった夏目自身のかなしさを、

どちらもきれいに回収していたように思いました。

 

 

今回の感想はこんなところでおしまいです。

まだ夏目のパンフレットを買っていないので、買ったらまた随時追記しようと思います。たくさん読んでくださってありがとうございました。

 

よろしければ感想等お寄せください!(匿名なのでご安心を。誹謗中傷はご勘弁ください) ↓↓

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夏目友人帳 うつせみに結ぶ 舞台挨拶 9-30 昼

 

こんにちは。とるころーるです。台風で20時にJR東日本は軒並み運休するらしいですが、さいたま新都心までやってきたよ。

 

2018.9.30 劇場版夏目友人帳 うつせみに結ぶ

舞台挨拶 15:25〜 @MOVIXさいたま

 

以下、舞台挨拶レポ。感想もちょびっとだけ入れてあります。感想というか、叫びだね。すみません。とるころーるの叫びは🇹🇷で示してあります。

 

司会の方の挨拶の後、下手側通路から、出てくださる皆さん。通路側の皆さんいいなーー!!!

上手側から、和彦さん、神谷さん、石田さんの順に並ぶ。

 

お衣装は、

和彦さんが、深みどりのジャケットに白い柄のついたTシャツ、ネイビー?っぽいパンツ。with トリプルニャンコ先生

神谷さんはワインレッドのスーツ一式に、中のシャツは黒。 with ニャンコ先生

石田さんは深い緑のシャツに、黒っぽいジャケット、デニム。

 

和彦さん、神谷さんが無難な挨拶をするなか、

 

石田「今日は僕は何も武器を持たず手ぶらできました。手ぶらですがよろしくお願いします。」

井上「これ武器じゃないからねw さっき(新潟で)彰にこれ(ニャンコ先生)渡したら、ニャンコ先生やってくれたんですよ」

 

場内、拍手。

🇹🇷超見たい!!石田さんのニャンコ先生!!

 

石田「僕一部(映画内で)ニャンコ先生やってたからね!」

神谷「え?どこ?ww」

石田「(映画)見てたらわかるよ」

 

神谷さんがニャンコ先生を石田さんの方に持っていく。

 

石田「ハフ...なちゅ...夏目さまぁあ〜〜〜〜(中級の声で)

神谷、井上「それ中級ww牛顔www」

 

司会「劇場版ということで、アフレコにはどのくらいの時間がかかりましたか?」

 

井上「僕3日ですね」

神谷「僕も3日ですね」

石田「僕は1日です」

 

🇹🇷出番の数的なアレがあるからね。

 

井上「2日やって1日は(トリプルニャンコの)アドリブ入れに行きましたからね。アレ(トリプルニャンコ)、アドリブなんですよ!台本にないんですよ〜、『ここ、アドリブお願いします(しわがれた声で)』とか言われてねww」

 

神谷「誰ですかww前から思ってたけどww ...大森監督の真似だそうです笑」

 

トリプルニャンコのアフレコ時は、「どれやりました?」と監督に聞かれ、「あ、いまのは左で...」などと自己申告したそう。すごい。

 

司会「アフレコの雰囲気はどんな感じでしたか?」

 

井上「『もっときらめいてくんない?(大森監督のモノマネ)』

石田「言われたことないしww まあ、テレビで長くやってますから、勝手知ったら雰囲気というかね、阿吽の呼吸といったらいいんでしょうか、こういうことが台本に書いてあればこうやる、というのがわかりますよね」

 

井上「最近(監督が)、だんだん遠慮なくなってきたよね?ww なんか、ニャンコ先生が分裂するところで、呻くシーンがあるんですけど、そこ、1回目のアフレコの後、なんていったと思います?・・・『キッタネェ!』ですからね?ww もう一回汚くならないようやりましたよww」

 

神谷「それでも汚かったですけどねww

夏目もね、あのシーンわりと冷静ですよね笑  普通、飼ってる猫とかがあんな呻いたら心配するじゃないですか。夏目、『ほら〜先生食べるからだろ〜』みたいな笑   夏目って、妖に対しては割と冷静というか、ニュートラルなんですよね。人間に対してはよそよそしいところもあるけど...そんななかで、名取さんに対しては夏目は素直というか、名取さんにはわがまま言いますよね」

 

井上「夏目ってひと見て話すんだねww」

石田「その言い方ww」

 

(そしてアフレコの雰囲気の話に戻り)

 

神谷「すごい量の差し入れがあるんですよ!で、僕や和彦さんは出ずっぱりなんで、出て行くと減ってるんですよww 中級どもが食べるから〜笑」

 

(ここで石田さんが「はっはっは」って笑ったんだけど、石田さんのその笑い方めっちゃ好き!なので、「いただきました、ごっつぁんです!」って脳内で言った)

 

 

神谷「テレビシリーズはね、30分で完結するように作るんですよ。前編後編なんていうふうに、2回に分けるとやっぱり見なくなるというか...らしくて。なので、テンポが早いんですよね」

 

石田「じゃあ(劇場版は、時間が長いので)みんな今の見て集中してなかったのかな?w」

 

井上「(集中が)切れそうなとこでニャンコ出てくるから笑 あと、きらめいてる人もね! いつも何撮ってるのアレww」

 

神谷「なんかいっつも女の人に甘いこと言ってますよねww」

 

石田「今回はちょっと古めでしたね笑 スピンオフで(劇場版内の、名取さん出演の映画を)一本やらせてもらえれば、と...(場内パチパチ)」

 

井上「あまったるーいやつになるんだろうねw」

石田「激甘でしょうね、ターゲットは30代主婦層ですよ笑」

 

 

司会「ポップコーンもね、ニャンコ先生だったり...(観客が見せる)」

井上「んー『ほんと』『ありが』『とう』(トリプルニャンコの声で)」

 

🇹🇷がわいいいいいいいんがあああああっっ

まじで!!かわいいい!!!!!はぁぁ...

 

司会「印象深いシーン、じんわりしたシーンはありますか?」

 

神谷「本編とは一見関係ないように見えるんですけど...ゆうきくんとのシーンですね。どう展開するのかなーと思って。尺の都合で切られそうになったけど、残ったそうなんですよ。夏目の気持ちがちょっと進むことを象徴しているのかなと。

あとね〜村瀬くんはあの楽器(声)を持ってるからね、ちっちゃいころも自分でできるんですよね!僕は藤村さんが(夏目の幼少期を)やってくれてるんですけど、すごいなあと思って。」

 

井上「(幼少期 神谷ver.)やってみなよw」

神谷「ゆーき ゆーき ぼくみえてる(妖怪っぽい声でw)」

石田「どっちかっていうと妖怪みたいww」

 

 

井上「ムクオが切り絵を失敗して、ヨリエさんが『大丈夫よ』みたいな感じで言うシーンですね。ほっとする。

 

石田「すんごい細かいところなんですけど、映像で見せる説得力というか...夏目に切り絵を渡すところあるじゃないですか。『見えないものが見えるようになるのよ』って。絵が完成してないとき、アフレコしててふーんって思ってたんですけど、実際絵になったのを見てみると、台紙にのせて『ああ、見える、そうなんだ』と。見えるようになったときの満足感、満たされるような気持ちになりましたね。あれは映像ならではだなと」

 

井上「いい話〜」

石田「夕べからすんごい考えてたのww」

神谷「それ言わなきゃいいのにww」

 

 

司会「劇場版では、音楽が書き下ろされたり、あとはUruさんのエンディングテーマもありましたが、音楽と夏目についての印象などお聞かせください」

 

神谷「曲の持つ力ってすごいですよね。サウンドシアターの話になっちゃうんですけど、(藤沢先生の書いた脚本なので)他人の書いたものに夏目らしさを加えるために、こちら側からこうしたらいいんじゃないか、と提案することもあったんですよ。そんなふうに、(夏目らしさを出すということも含め、上手くいくかなと)よくわからないまま、音楽を迎えたら、音楽で全て(不安だった部分は)解消したんです。やっぱり音楽の力はすごいな、と思いました」

 

井上「OPもEDもですけど、あったかいものですよね。優しさは一貫して伝わってきますよね〜。知らない間に涙が出てくるので、すごいと思います」

 

石田「EDはぴったりですよね。夏目の世界観だよなーって。和彦さんの言うように、優しさを感じて...おかゆのような(笑) 胃が荒れてても、やさしーく栄養をくれる、おかゆソング...怒られるかなww」

 

🇹🇷石田さんッッッッッッッwwww

 

井上「でもまあね、ガツーンとこないよね」

🇹🇷あ、和彦さん優しいフォロー笑

 

石田「そうなんですよ、デスメタルのバァーンって感じ(笑)じゃないじゃないですか。あと、ガツーンとこないっていう話で言えば、(夏目が妖怪に襲われるような)危機の時、攻撃の時も、過剰な、煽るようなBGMじゃないですよね。やっぱりどこか上品さを保っているというか」

 

 

司会「それではお早いもので、最後に皆さんからメッセージをお願いします」

メッセージのあたりはちょっとあやふやなのでご了承ください。細かいところはあってないかも。

 

石田「こんなタイミング(当日台風)で、ありがとうございます。今日泣く泣く来られなかった方も、改めて来ていただいて、今日見た方と同じ感覚で受け取ってほしいなと思います。来た人も、僕がいうのも変な話ですが、僕ら三人がこうしてここにきてるから見る、というものじゃないじゃないですか。やっぱり作品への愛があると思うんですよね。今日ここへきたみなさんにも、二度、三度ときてほしいですね。一緒に夏目友人帳を盛り上げていきましょう。ありがとうございました」

 

井上「『みんな大丈夫か このあと帰れるか(ニャンコ先生ボイスで)』...本当に大丈夫ですか(普段の声で)。随分ね、声変わったと思いました?笑 こんな天候の中、ここへ来られた方、夏目愛だと思います。でも本当にお気をつけて。(この映画は)愛情の結晶のような映画だと思います。僕らはこうやって目立つようですけど、僕らだけでなく、本当にたくさんの人が関わった映画です。10年という月日が経ちましたが、これで終わりということではなく、これからも続くように盛り上げていきましょう。そうすれば5年先、10年先も神谷くんの高校生役が見れますww」

 

神谷「10年が経ち、ここで舞台挨拶ができることを嬉しく思います。特にこの埼玉の舞台挨拶は随分多くの応募をいただいたと聞いたのですが、それでもこうして空席が目立つというのは、交通機関の問題でお越しになれず、悔しい思いをした方々がいらっしゃったのだと思います。ですが、僕らは一番いい状態で、みなさんのもとに作品を届けようという気持ちは変わっていません。ぜひ今日来られなかった方にも伝えてください、『いつもの感じだったよ』と。夏目友人帳に対するスタンスも変わっていません。サウンドシアターが年始にあり、そして劇場版があり...10周年を祝う一つのお祭りなのだと思っています、一つの通過点だと。みなさんも映画を見て『これで終わりだな』と思わなかったと思うんですよ。次も続くという期待を持ってくださっているものと、僕は勝手に思っています。そこにはやはり、今までの(10年間の)信頼関係があるのだと思っています。次の10年間を目指して、ね、(井上「がんばれよ(ニャンコ先生ボイスで)」)、頑張りましょう笑笑 またお会いできますように」

 

 

そして、上手側の通路側から帰るお三方。きゃー!羨ましい。和彦さんと神谷さんはお手振りがあったけど、石田さんはあくまでお辞儀に徹してお手振りなし!そういうところ好きだよ!

お隣で一緒に見たフォロワーさんと「お手振りなかったですね〜もうシャイなんだから〜」という話をしました笑

 

 

楽しかったです!映画そのものの感想はまた後日。よかったよかった。

2018.9.9 こいしさんイベント

 

とるころーるです。こいしさんイベントに行ってきました。

 

 

【注意点】

・信じがたいくらいの汚いメモをもとに書くうえ、流石に全部メモを書けているわけではないのでかなり断片的です。全部じゃないです。 レポというか...感想。しかもめっちゃ「そこ?」みたいなポイントについて語ります。簡潔ではない。簡潔な文を読みたい方は他を当たってくださいすみません。

 

・【大事】腐発言が普通にチラホラあるので、腐が地雷すぎて精神やられる人は読まないほうがいいかもしれません。腐った血を体内に巡らしていることをお詫びします。

 

・石田さんファンであることも手伝って偏りが出てしまうこと、お許しください。

 

・また、私はド新規なのでこいしさんラジオを聞いたことがありません。なので、コーナー名とかはよくわかっていないので、その辺優しい目で見守ってください。すみません...

 

・だれが話したかを示す会話文の前は、敬称略でお送りします。ご了承ください。なんか謝ってばっかだ。

 

 

 

・開演前

注意事項を読み上げていく福さん。茶々を入れる小西さん。

 

福「具合が悪くなった方はスタッフまでお申し付けください」

小西「言わないでください」

福「言ってください」

(細かい文は合ってないと思うけどそういう感じ)

的なことをいくつか。

 

茶々を入れられてどこまで読んだか忘れる福さん。会場に笑いが起こる。お茶目か〜〜お茶目かよ〜〜!!かわいい〜〜!!!

 

・開演

薄ーーーーーーーーい幕の向こう側に見える石田さんと小西さん。後ろから光が当たっているので、まあ確かにシルエットは映ってるんだけど、普通に本体が見える(「本体」ってなんか御本尊みたいな言い方だけど、まあいいか...御本尊を拝しにきたわけだし...ていうか、後ろから光当たってるから後光さしてるし、あながち間違いじゃない)

 

小西「・・・割と・・・見えています」

 

この間の取り方。「割と」のあとの「・・・」で笑えてしまった。会場が「ふふふ」と笑う。既に会場内に響き渡るイケボ。

 

普通に小西さんが黒に柄が入ったTシャツを着ているぞ?とか、石田さんが半袖シャツにシャツを重ねているぞ?とかわかりましたね。身長差にギュンッときてしまった。

 

・朗読劇 ひとつめ

(題名をメモってなかった〜私のバカ〜〜!!)

 

題名の中に「憧れの名探偵」ってのがあって、二人でそれを同時に言ってたんですが、その、

 

「憧れの名探偵」

 

っていう二人の声がハモっていたのがツボだった。絶対音感ないから何の音かはわからないんだけど、まあ石田さんが上ハモなんですが、たぶん3度くらいでハモってた気がする。妙に綺麗な和音でした。どんなレポだよ...

 

 

かき氷を二人(二匹)で作り出した後、いしねこが「練乳をとってくる」と言ったんですけど、その「とってくる」のあとに「アフッ...」って感じの吐息が微妙に入っていて、こっちが「アフッ」ってなりました。なんだそれ。

 

かき氷を食べていると「キーンってする」とか二人で言いだすんですけど、もうその「キーンってする」の石田さんの言い方がマジでね...かわいくてね...かわいい...なんて平和なお話なんや.....

本当に先週あるじのために死ぬだの生きるだのやってました?本当に同一人物?

 

 

どんな文脈か忘れたけど、「いしねこが黒くなったらくろねこになっちゃうね」的なことをこにくまが言っていて、石田さんは外でなさそう〜黒くならなそう〜いうことを私は思っていた。

 

かき氷を食べ終わり、テレビを見たがるこにくまがリモコンを探すんですが、結局リモコンは座布団の下にあったんですね。見つかってよかったね。

 

見始めたテレビは「5人の探偵は絶対零度な科捜研にいる」。どんなテレビ。

 

なんだかよくわからんが、私のメモによれば、このあたりで「ね、こにくま、こにくま」と石田さんが二回「こにくま」と読んだうちの一回目がマジで感動するくらいのショタ声だったらしい。

いや全編ショタだけどわざわざメモするくらいよかったらしい。まあね、「こにくま」っていう4文字、確かに音の時点で既にかわいいからね。石田さんのショタ声で再生すると破壊力がすごかったんだな。

文脈は忘れたけど、ここのこにくまは、先週の「すーけーまーさー!」に引き続き、確かに私の脳内に刻みつけてあるよ。うんうん。

 

 

で、いしねこが「結局最後まで(テレビを一緒に)見ちゃった」と呆れ気味に言うのがかわいい。かわいいのオンパレード。かわいい、って4文字打つんじゃなくて、まじC(CUTEのC)で略そうかと思うくらい延々とひたすらC。C1000って本当はCUTE 1000で石田さんを表す単語だったんじゃないか?

 

 

ここで、二人はふくおやじさまに呼ばれているということで巫女さまから伝言があったのを「まあテレビくらい見てから行ってもいいでしょ」みたいな軽めのノリで流して、テレビを見てからふくおやじさまのところに向かう。

いろいろ話してるうちに、なんでここにきたのを忘れ、なんでだっけ?という話になり、「ふくおやじさまの件です!」と巫女さまに言われて、「あっ、そうだ!」とビクッとする(体も含め、びっくりした演技をする)石田さんがマジでCUTE。プリチー。

 

 

で、ふくおやじさまの部屋に入ると、ものすごい勢いで部屋が汚い。

「ウワッ汚い」といういしねこ。その声で罵られたら私も自分の部屋を綺麗にできる気がするよ。たしなめてください。踏み場がないんだ。でも石田さんの部屋も足の踏み場がないんだったね。

 

よくよく見てみると、床にシャンプーが散乱し、ナイフに赤い何かが付着して床に刺さっている。床に落ちたくしゃくしゃに丸められた紙には「・・・てください」などと書かれている。

 

こにくま「事件です!」

いしねこ「にゃ?!」

わたし「ア"?!(可愛すぎて声にならない)」

 

部屋の様子を見たこにくま、突然の古畑任三郎開始。(無駄に)クオリティが高い。かなりウケる。会場内も笑いが起こる。

 

古こに任くま郎の推理中、「どゆこと?」と首をかしげる石田さんが soooooo cute。もう今後のレポでいかに「かわいい」のバリエーションをお伝えできるか試していこうかってくらいのかわいいのオンパレードっぷり。

 

最終的にこにくまは、「僕はやってない、巫女もやってない、ふくおやじさまはいない、じゃあいしねこだ」という結論に達し、

 

いしねこ「なんで、そーーーなるの!!」

ここ欽ちゃんネタだったらしいですね。わからなかった。20代青二才、修行が足りないピ。

 

頭を抱える一行、ここへふくおやじさまご帰還。

要するに握手会の先行に二人を駆り出したようです。

部屋の惨状の理由は、朝急いでシャワー浴びたらシャンプーが切れてて放り投げたから床に散乱、朝は慌ててたのでパンにイチゴジャムを塗ったから、そのジャムがナイフに付着してたまたま床に刺さった(まじで?)、「起こしてください」の紙。だったらしい。細かいところ忘れた。

 

というオチで朗読劇おしまい。

 

「転換作業が続きます」で笑う場内、転換作業に入るスタッフ。頑張ってください。

 

・ラジオ(風)開始

石田「こんにちは」

小西「こんばんは」※開演16:00

 

石田「ええ?!ここでこんばんは、という選択肢があるんですか?!」

小西「今日は来てくれてありがとうとか、一言あるかと思ったら、それ以上に素直な石田さんの「こんにちは」がきたからww」

 

石田「僕は台本のとーーーおりにやろうと思って。小西くんが最初から飛ばすから」

小西「古畑任三郎ですか?」

石田「いやいやそうじゃなくて、開演前のアナウンス!」

小西「あれはみなさん聞いてないと思うから、(石田「いや聞いてほしいですよ」)ああしたら集中して聞けるかなと思って」

 

いきなり「巻いて」と言われる二人。巻かない。

 

そして会場が取りにくいのはオリンピックのせいだ!という話に。取り壊したりね、耐久工事とかいろいろしてるからね...

 

石田「(オリンピックでいろいろあったりとか)じゃなかったらこんなところまでこないですよ...こんなところって言ったら失礼かww」

 

会場、田無ですからね。「たむ」って読んでる人を何人かお見受けしてちょっとウケてしまった(すみません)。たなしです。

 

小西「ラジオがあったころは2週に一度、会ってましたが、(もう会わないので)石田さんの中で、ぼくが「はじめて会った小西くん」になっちゃっててww」

 

圧倒的人見知り発揮。万歳。  

 

・小西会議

議題1: 初詣に行く?行かない?

石田さん:行く派

小西さん:行かない派

で会議。(っていうか小西さん行かない派で会議していたはずが、途中で「ぼく行きますけどね」って言ってて、「いいんかい?!」ってなった)

 

石田さんは初詣に行かれるらしいですが(なんか意外)、そこへ

 

小西「石田さんは大成功してるから願い事なんかしなくていいですよね」

石田「まあ、否定はしないけどね」

わたし(は〜〜!!サイコー!!!)

 

話の流れで、鬼のように卑下をする小西さん。「石田さんのようなピラミッドの頂点と僕みたいな底辺は〜」などと言い出す。そんなことないよ!!ないから!!!

 

石田「でもね、僕も頂点に立ったと思ってもまた見上げるとダーーーッ(身振りをしながら)とあるんですよ、厚い層が」

 

小西「俳優は歳をとると、(まあ外見が歳をとるので)若い役をできないけど、声優は歳をとっても若い役ができるので、いつまでも上がどかないんですよ!!!(石田さんを見ながら)(会場笑う)」

なんかここってさんまちゃんに若手が「ほんまにいつになったら引退するんですか?ww」と聞くのと似てるなーと思った。石田さんもさんまちゃんも長生きしていつまでも第一線にいてくれ(唐突)。

 

 

石田「でもね〜歳とっても僕は年相応の役はなかなかこないからね。歳とった役をやってる人は若いうちからそういう役やってるからねww」

 

小西「なんか昔も今も若い役を演じてる方って変な役を演じること多くないですか?」

 

石田「あーーーまあね、レレレのおじさんとかね(会場笑う)」

 

 

初詣の話は、三が日までに行かないといけないのか、はたまた一年のうちはじめてお参りに行った日が(例えそれが12月であっても)初詣というのか、みたいな話に。定義しっかりしてよ〜とスタッフをいじる(?)小西さん。

 

行く派

串カツが食べたいから行く、巫女さんでご奉仕をするから、おみくじが楽しいから、などなどいろいろ読まれました(細かいの忘れた)

 

行かない派

好きだったおしるこ(?だっけ?なにかの食べ物の店)の店がなくなったので、もう行きません

外国人だからとか。

人混みがすごいから、人酔いするから(などがかなり多かったらしい)

 

別に行かなくてもいいと思うので行かない人もいれば、特にすることもない、だから行くという人もいますね〜なんて話も。

転職したての社畜さんというラジオネームが印象的で、石田さんも「なんだこのラジオネームw」と突っ込んでおられましたね。社畜なのか、大丈夫なんだろうか。

 

最終的な結論は「まあ、行きましょう」に落ち着きました。

小西「別にね、大きな神社とか行かなくていいんです。ここからわざわざ明治神宮まで行くことはないんですよ。地域のちいさーーーい神社が、それぞれ皆さんをお守りしてくださるのですから」

石田「なんか小西くん...宗教でも始めるの?

小西「入信、お待ちしております!

 

 

 議題2:DVD(10/5 発売)買う?買わない?

石田さん:買う派

小西さん:買わない派

 

石田「っていうか僕はこれで「買わない」と言う人がいること自体が信じられないんだけど...ww結構いたよね?」

 

小西「20人くらいですかね〜」的な話を。

 

印象的だったのは買う理由の、「義務だから」と、転職したての社畜さん(石田「おかしいんじゃないかこのひとw」)の「生きるため」。面白い。

 

国民の義務。

自民党がそうしろと言っている。

買わないと安倍さんじゃなくて石破さんになっちゃう

といったことを小西さんが言い、石田さんに、「石田さんは安倍さんと石破さんどっちがいいですか?」的なチョー際どい質問を。いいのか、大丈夫なのか...ww

 

石田「ここの皆さんは自民党員なの?社民党とかいないの?」

小西「社民党はいませんね(バッサリ)」

いいのか.......それ............()

 

 

買わない派はやはり「お金がない」が多かったそう。あとは現物を見てからにする、とか迷っているとか。

アフターでフォロワーさまが、「あそこで石田さんが『お金がない』を連呼してて、めっちゃ『お金がないっ』を思い出したww」と言っておられました。名作。

 

 

印象的だったのは、「これ以上石田さんにハマったら生活に支障をきたすから」

石田「僕そんなに搾取...してないよ?」

 

この件について、アフターで、同じ石クラの皆さんが

「いや先週!!!博多まで行ったから!!!!」と仰ってました。北海道からいらして全通した方とかいらっしゃいますからね...貢いでる方だっていますよ.....www

 

あとは、「DVDは買っても見ないから」

積みDVD、あるよね〜という話に。小西さんは漫画は読むけど、やっぱりDVDは積んでしまうそうで、石田さんは漫画も積むらしい。どんな漫画を積んでるのか気になる。

 

 

ほかにも「好きじゃない」がいました。

石田「好きじゃないのにわざわざ送ってきてくれたの...?ww」

小西「何が好きじゃないんでしょうね、石田さんなのか、僕なのか、僕ら二人なのか、紙芝居なのか...」

 

個人的には「買わない」にしたひとのペンネームを一切読まない配慮に感動した。ネタとはいえ、まあね?そこ読まないでいてあげる優しさというかね?はあ〜良い。良いわ〜〜。

 

結論:お金がない人も買いましょう

 

 

モノボケ大会

(例によってコーナー名を忘れたよ〜!ハッハ)

 

ここで福さん登場。脚が長い。細い。綺麗。

赤と黒のチェックの長〜いシャツに、デニムのショートパンツ。脚が長くないと似合わないコーディネート。髪の毛も先の方だけピンクというか赤で、かわいい。いいなあ〜!

 

福「前回は3分だったんですが、お二人があまりにも大変そうだったので、2分に!なりました!」

とのこと。

 

サンタ帽やらトナカイやらの季節物から、ジョウロ(?アレ何?)や竹馬、テニスのラケットなど、どさどさどさーーーっと机の上に置いてある。思いついた人が前のマイクにモノとともに持っていって、シルエットにしてボケていくスタイル。勝負は最新機器(スマホ)の集音計で、面白かった方に拍手をしてもらい、集音計で計ったその拍手の大きさで決める。

 

(小西「こういうときにいう「最新機器」ってだいたいスマホだよねww」)

 

【小西さん】

・竹馬を使ってガンダム

・太めの棒状の何かを股間から出るように「あーっ」と呻きながら。

(このボケに対し、排泄物だと思った福さんが「ばっちい!」と言い、小西さんが「ばっちくないよ」と言ったのがやばかった。

「ばっちくないよ」がイケボになることってあります?ひゃあーびっくりだね。内容はともかく笑、かっこよかったわ〜は〜〜)

 

あと、小西さんは勝負後、ジョーロでも「尿瓶」と言ってモノボケをしてました。

勝負前にどんなものがあるか、福さんに聞いていたとき、

福「これどう使うかな〜(ジョウロを持ちながら)」

小西「福ちゃんはそれどう使う?」

福「うーん、最近個人的に始めた趣味(ガーデニング)で使いますかね〜」

と言っていたのを受けて、勝負後、

小西「福ちゃん、趣味尿瓶なの?!www」という一幕も。

 

【石田さん】

テニスのラケットで何らかのボケを頑張ってやっていることはわかったんですが、何のボケかわからなかったので、わかる方は教えてください。アレなんだったんでしょうか。石田さん、わからなくてごめん。

 

 

勝敗は、石田さん83db、小西さん88dbで、小西さんの勝ち。

石田「あんなに(拍手の)圧の差があるのに、それしか(5dbしか)違わないの?!ww」

 

 

・二人で協力して文字を体で作ろう

(例によってコーナー名を忘れた。コーナーの内容は題名の通りです)

1. 祝

「簡単!」「答え知ってる!」とワイワイする二人。その「答え」ってのがどこで誰によってなされたものなのかがよくわからんかった。

そんなわけですぐに答えができました。シルエットで写してみると、ちょっと前すぎてぴょぴょっと後ろに下がる。そんな姿もいとをかし。

 

部首のしめす編を石田さん、つくりを小西さんがやってたんですけど、片足をあげる石田さんの格好があまりにもレアすぎて笑ってしまった。というかあれ、みようになっては「スッキリ」ポーズじゃない?は〜いいですね。

 

2. Y

あーこれは簡単!二人でやる必要ある?という石田さんに、二人でやりたがる小西さん。

竹馬を2本持ってきて、石田さんに一本、自分で一本持ち、石田さんの真後ろに小西さんが重なるように立つことでYを錬成。

 

っていうかさ!!!距離!!!近くない?!?!ハグしちゃってくれちゃってもいいんだぜ?!?!?!ねえ!!!!!!!

 

と思いました。すみませんでした。

 

3. W

竹馬を2本またしても持ってくるものの、どうしたらいいか悩む二人。

石田「あっわかった!」→小走り→サンタ帽をとる→画像のように竹馬2つにかぶせる 

 

参考までに私のクソ絵をどうぞ。どどん。

 

f:id:turkey_a_san:20180910225502p:image

 

注:左の黒が石田さんで、右の黒が小西さん、緑が竹馬で、赤がサンタ帽です。なんだこの絵とも言えないクソ絵は。だれか絵でレポートしてください。

 

まあ、そんなクソ絵(?)のことは置いておいてですよ?!?!?!

 

この石田さんの流れ!!!まさに天使のなせる技!!!最高にCOOOOOOOL!!!素晴らしい!!!あはれ!!!

 

はい。

 

・星降る夜の汽車

朗読劇のお時間です。

そうめんを食べ終わり、お腹いっぱいなので昼寝するって言って昼寝してるいしねこの寝息がマジで最高だった。その寝息、iTunesで配信しない?課金はするよ?どう?

 

ところで全然関係ないんだけど、二人はどういった理由で同棲してるんですか?と腐った血が微妙に騒いでしまった。なんで同棲してるの?マジで。なんで?君たち種族違うよね?

 

 

そして、お願い事の話になり、こにくまは食べ物を、ふくいぬは汽車に乗りたいと言った。ところで、いしねこはそろそろ誕生日だねー!ってことで、いしねこの誕プレに向け、欲しいものを探るため、何でも屋にこにくまといしねこで行くことに。なんと平和な世界。

 

何でも屋に行ったものの、いしねこの欲しいものは特になく、でもまあせっかくきたから、と、いしねこは星のホイッスル(なぜか鳴らない)を、こにくまは絵日記帳を買った。

 

その夜、お散歩をしたいしねこは、星の下で星のホイッスルが光っていることに気づき、吹いてみる。音が出てびっくりする(演技をする)石田さんがマジでかわいい。「にゃ?!」って。だめだ。鼻血出るからさ。ホント。

 

そして、笛を吹くと汽車が空から飛んできたのでした。銀河鉄道じゃん。The galaxy express 999 will take you on a journey.  A never ending journey. A journey to the stars〜とルンルンで脳内で流れ出す。

 

銀河鉄道に乗ると、ふくいぬそっくりの車掌さん。ふくいぬだよね?と聞くがどうも違うらしい。行き先は「ねこ座」。ねこ座流星群が100年に一度見える日らしい。

「100年に一度」と聞いて、(あっちは100万年に一度なので)位が多少違うが、銀河鉄道999を打ち消して脳内で流れ出すドラゲナイ。まじカオス。

 

誕プレ探してたんだよ〜といしねこに言うこにくま。サプライズじゃなくていいんかい!とツッコミを入れるワタシ。

絵日記帳が欲しい、二人で交互に書こうと提案するいしねこ。マジでなんで同棲してんの?ねえもう一回聞くけどなんで?(真顔)

 

で、二人でまたお願い事をする。

いしねこは、「そうめん食べられますように。お魚たくさん食べられますように(これだけ2回言う。場内が笑いに包まれる)。明日も明後日もずっと今日みたいな日が続きますように」

 

こにくまは、「いしねことみんなとずっと一緒にいられますように」(あといくつかお願いしてたけど忘れた)

 

ねえ、本当になんでいしねこだけ名指しなん?なあ?マジで。詰め寄っちゃうよ。ホント。

 

・・・ごめんなさい。家族みんなで楽しめるはずのお話が、脳内で完全にそっちに行っちゃったよ。脳内が完全に腐った世界にjourneyだよ。申し訳なさでいっぱい。

いや、わかってるんですよ、そんな関係じゃないことくらい私だって!!でも脳内をめぐってしまったの!!注意書きも書いたことだし許して!!!!(華麗なる逆ギレ)

 

 

この劇の後、布越しにお辞儀する小西さんが見えて、「見えてないテイなのに!!!なんてご丁寧な!!!」と感動しました。すごい。

 

 

・ラジオ(風)トーク その2

小西さんの犬の影絵から開始。お茶目か〜!!!

小西さんの犬に話しかける石田さん。

石田「せっかくならふくいぬさんの親戚とかで、さっき出ればよかったのに」

小西犬「影の中でしか生きられないかわいそうな犬なんだワン」

 

...なんだその突然の重い設定はwww

 

石田「じゃあまた影があるときにね」

あ、結構さらっと流すのね。

とこのやり取りが終わり、微妙な間が出来て、

 

小西「・・・ハイ。」

と仕切り直す小西さん。よかったですね。珍しく(?)ツッコミ(?)に回ってる感じね。

 

9/9 9人を目指せ!

タイトルは適当です。忘れた。

9/9開催であることにちなみ、二人が提示したお題に該当するひとに手を挙げてもらい、その人数が9に近かったほうが勝ち!というもの。数えるのが大変なので、数える対象は3ブロック分かれてるうち、1つの質問につき、1ブロックごととする。

「いいとも!」を彷彿とさせるゲーム。

 

プレゼントもあるらしい。

小西「どうせたいしたものじゃないw」

石田「でも喜ばないとダメですよ?」

小西「そりゃ喜びますよ!めっちゃ欲しかったんですぅーってww」

 

ワタシ「ていうか、手を挙げる、でいいの...?数えられなくない...?」と思っていたら案の定。

 

石田「まあ、幕の裏にいつまでもいるのも失礼ということで...って台本に書いてあるw」(って言ってた気がする、あやふや)

 

そんなわけでご登場。あれは17:30過ぎのことじゃった....。おもむろに幕の後ろから出てきたのじゃよ...わしはその時首からぶら下げていた双眼鏡の存在を思い出し、客席に照明が当たっていることも気にせずまじまじと2人の様子を見たのじゃった...フォッフォッフォッ、懐かしいのう...。

 

はい。

石田さんは、赤いシャツの上に襟付き半袖白シャツ(襟のあたりが赤いチェック)、茶色い革靴。細かいところは絵心のある方のレポご参照。

 

小西さんは黒Tシャツに、あれ、スターウォーズのキャラ?がプリントされてた?よね?(私スターウォーズ見たことないんですが...)、だぼっとしたネイビーのパンツに、黒い靴下、青いスリッパ(?!)

 

小西「僕はYouTubeやってるけど、石田さんが動いてるの見れるのなかなかないからね、石田さんが動いてるんですよ!!今しかないよ!!」

石田「そうですよ、僕はYouTuberには絶対なりませんからねww

 

田中のおっさん(CV:大塚明夫)みたいにさ〜頼むよ〜〜Vtuberでいいからさ〜〜やらない?石田さん御本尊は想像で補完するから!!お願い!!(みんな田中のおっさんを見よう!)

 

そして、

どっちから質問始める?ってんで、じゃんけん。

小西「最初は石田!(グーを出しながら)」

石田「ええ?w」

小西「ほら、『石』だから、石田!」

石田「そういうことかww」

 

二人ともグーを出す。

石田「そりゃねえ、石だから石田って言われたら出さざるを得ないでしょうww」

小西「ちくしょう、俺は石田にはなれないのかッッ...」

石田「姉貴が離婚して(小西くんと)再婚したらなれるよ、それか母親が離婚して(小西くんと)再婚したら

(場内笑う)

 

っていうかその発想なかった...wwwあと、石田さんの「姉貴」呼びが地味に好きなんですよね...

 

また二人ともグーを出す。またあいこ。

石田「いつまでやるのこの流れ?ww」

 

そして...石田さんがパーを出す。勝ち。

石田「簡単に石田を裏切るからねww僕今日から手越になります

 

脳内に流れる「イェーイ」のナレーション(ナレーター:立木文彦)

 

小西「手越になればドームも埋まる。ダンスやらなくちゃww」からの、

 

ジョイマン石田、発進!

 

え?自ら?「ナナナナー」をやるんですか?マジで?マジか...マジですか....微妙にできてないところがまたツボでした...そこだけ再生しまくるgif画像がほしい..........ね...............

 

石田さんが下手に移動。小西さんが上手に向かって変なジェスチャーしながら移動。参考になるかわからないけど、クソ絵をまた載せるね。

 

f:id:turkey_a_san:20180911000332p:image

 

まあ要するに、屈んで左右に動いてたってこと。ははは。

 

石田さんの質問ターン。下手ブロック。

小西「いまこのブロック(下手ブロック)しか石田さんのこと見ちゃダメだからね!!みんな俺を見ろ!!!(変な動きしながら)」

 

石田「このブロック(下手ブロック)で、小西くんを見てるひとー?」

 

超アナログにスタッフさんが舞台袖から指差しで数える。結果、いきなり19人。結構多い。

 

小西さんの質問ターン。上手ブロック。

小西「僕はもうあとはちょっとずつ刻んでいきますからね。当てはまらなそうな人数を言っていけばいい。今日誕生日のひとー?」

0人。

小西「よしっ」

 

石田さんの質問ターン。中央ブロック。

「僕が今日から手越を名乗ることを信じたひとー?」

1人。

石田「1人、いるなぁwww」

 

小西さんの質問ターン。下手ブロック。

「本当は梶裕貴のファンだ」

石田「怒らないから正直に手挙げて!」

5人。

小西「いいね〜面白かったよ〜〜!!」

 

石田さんの質問ターン。上手ブロック。

「小西くんが備え付けのスリッパを履いていることに気づいていたひとー?」

37人。

小西「石田さん石田さん、僕が幕から出てくるときにこの辺から、『スリッパ...』『スリッパ.....ww』って声が聞こえてたんですよww」

石田「ええ〜そうなの?!僕聞こえてなかったよ...ww」

 

ちなみに私は最新トレンドのカッケー靴だと信じて疑ってなかったよ。足の甲見える靴とかあるんだ、と思ったらスリッパだった。ウケる。

 

小西さんの質問ターン。中央ブロック。

石田「もう僕負けだし、いっそ全員手をあげるくらいの質問したらww」

(その後、ラジオ聴いたことないひとをあげさせるも、それは撤回し)

小西「石田さんの(ジェスチャーしながら)この動き(さっきのクソ絵の動き)、見たいひとー?」

 

58人。めっちゃ手あげる。私もあげた。超みたい。

 

そんなわけで、なんと石田さんが勝ってしまいました笑笑

 

プレゼントはキュウリのサンプル🥒

なんでキュウリ🥒

石田「キュウリ欲しかったんですよ〜〜ww」

小西「平成最後のカッパハンターになれますよww」

石田「平成最後のイベントでしたね」

小西「平成というかこいしさん最後のイベントでしたね」

 

マジかーやっぱりそうなのかーと思っていたところでイベントが終盤に。最後のご挨拶へ。

 

・最後のご挨拶

福さんはほぼ自己紹介でご挨拶が終わってました...ww暖かい声援をありがとうございました的なことを言っていた気がする。

 

石田さんは、「また、DVDを軍資金にまたラジオを再開してほしいという声も多くいただいたんですが、なにぶん小川Pの権力がね...落ちてきちゃって...」というようなことと、「自分を晒してイベントができたこと...なんか言い方おかしいな、イベントがなかったらこなかったであろう田無に来られたことを嬉しく思います」というようなことを言っていた。

 

小西さんは、5年前から成長が見られないので、アナウンスの時に茶々を入れないことを学びました、的なことを言ってました。

 

で、番組コールをしておしまい。

 

ていうか、本当にこれで終わりでよかったん?なんかみんな一斉に立っていたけれど、本当にアンコールなかったんかな??という話が(私はこういうイベント初参加だったので、「こういうもんなんだ〜アンコールないんだな〜」と思ってたんですが)、アフターで出ていて、もし立ち上がったせいでアンコールが消えてたらマジで....もったいない.......

 

 

のですが、まあそこはね。過ぎたことですから。

 

全部楽しめました!!!!わーい!!!!!ありがとうございました!!!!!

 

 

 

 

 

交換日記とかいう文化

先日ブログで一瞬(約6分間)、「モノ申す」系の記事をアップしてしまい、「モノ申」してる私偉そうすぎる!恥ずかしい!と思って記事の内容を大幅に差し替えるという小心者プレイをしました。とるころーるです。

 

 

関ジャニのコンサートに今日行ってきました。明日はこいしさんイベントです。しかも夏目の舞台挨拶の件も発表がありましたね。情報が多い。嬉しい。

そんなわけで、心がどうも落ち着かず、昼間、本棚をぼんやり眺めてたらトンデモなものを発見したので、ブログにしました。

 

 

ちなみに、男のプライド(仮)を探しにアマゾンに行こうか一瞬悩みましたが、Amazonで手打ちにしました。また石田さんのCDを買った。ホクホク。

この段落の意味がわからない人は前のブログを読んでください。

 

 

さて、モノ申す自分恥ずかしい、という話ですが、「恥ずかしかった話」というお題で皆さんは何を思い浮かべますか?

心のなかで、今はなき「ごきげんよう」のサイコロ(これもう今の高校生には伝わらない気がする)を回して上にこのお題が来たらどうします?

 

 

私は、高1の交換日記です。文字に残ってるからね交換日記。本棚から出土したんだけど、読み返したら信じられないくらい恥ずかしかった。途中で読むの諦めた。

 

 

抜粋すると、「最近ブラックコーヒーとニーチェにハマりました。iPod聴きながらブラックコーヒー片手にニーチェ読んでる人が〇〇学園にいたら、それは私です」

 

 

・・・何この破壊力。何この恥ずかしさ。

 

 

厨二病を地で行く私。当時高1だけど。私は厨二病を基本的にバカにしないんですけど、それはこの過去があるからです。

 

ちなみにこの文言の恥ずかしいポイントは、ニーチェにハマったと言っておきながら、「ニーチェ格言集」を読んでいるだけで、「ツァラトゥストラはかく語りき」などの、ニーチェの著作を読んでいるわけではない!というところです。ひゃーはずかちー。

でもあんなん15,6のコムスメが読めなくない?ちなみに20代の青二才になった今でも読めないと思う。読んだことないけど。

 

 

なのに、なぜ15,6のコムスメニーチェにハマったかというと、失恋したからです。ウケるね。この話は同級生はだいたい知ってるので、墓場までネタにされて生きていくんだと思う。

 

昔の恋について語ることは、厨二病の自分について語ることの5000倍は恥ずかしいと思うので、一切話さないけど、失恋すると一瞬変な嗜好になるんですね。実際本当に一瞬で、ニーチェの格言集は3冊読んだら飽きた。コムスメって感じだ。

 

ちなみに、15,6のコムスメが読んだニーチェの格言で最も心に残ったのは「結婚は恋愛ではなく友情の延長線上ですべきだ」です。なるほどね。今後の人生で実証する機会があれば実証してみたいと思います。

 

 

それにしても、交換日記って文化、なぜ中高生女子はやりたがるんだ。多感な時期ってだいたいみんな恥ずかしいこと書いてるから残すべきじゃない(いやまあ郷愁としてはね、今となっては全然ネタにできるけど。黒歴史にはなる)のにあの時期やたらめったら残したがるよね。

 

 

・・・と思ったんだけど、待って。

今の高校生って交換日記とかプロフィール帳とかない?ない感じなの?

 

ネットがあるもんね。うわっでもそれの方がきついかも。ネットにいつまでも漂う厨二病デジタルタトゥーとかいうやつ?

 

 

ちなみに、わたくし、ツイッターは2009年くらいからやってますが、当時作った鍵アカウント、パスワード忘れてもう入れないから、プロフィールだけが公開された状態で残っている。

 

マジで恥ずかしい。交換日記とか比じゃない。

 

とてもじゃないが晒せないレベルでプロフィールが恥ずかしい。

 

あとねーー昔の自分って、ネットスラングが痛々しいんですよね。「逝ってよし」とか。イニシエのネットスラングを使ってて「ヒィイーーーンもうやめテェェエエエ」ってなる。市中引き回しの刑を執行されてるかのような気持ち。されたことないけど。

 

それ以来、なるべく一過性のネットスラングを使わずに生きている。

 

 

交換日記やプロフィール帳ってみなさんの青春時代ありました?よかったら教えてくださいね。

 

 

ちなみに、ニーチェの件は私が厨二病を晒しただけの話ですが、プロフィール帳から厨二病が晒されるのは、あれはプロフィール帳の「質問コーナー」も悪いと思ってる。

 

「あなたはS?M?」って質問、一体なんなんだよ...ww

 

どっちに転んでも黒歴史

 

「やっぱSかな〜ww」

「みんなにはMって言われるけど、S!」

 

どう転んでも黒歴史!!!!中学生に!!SとかMとか聞かないで!!!お願い!!!20代の私が「おっふwww」ってなるから!!!!!!!!

 

ちなみに、SM関連で完璧だと思った回答は、「杉田のSはサドのS」です。完璧。サ行とマ行が名前に入ってる人は応用できますね。私はとるころーるなので応用できません。残念でした。

 

 

本日はここまで。

 

明日のこいしさんイベを心待ちにしながら眠りましょう。

腐女子という属性の話からアマゾンの奥地に飛躍する話

最近は、ホーム画面を気だるげにこっちを見てくる、タバコをくわえた狡噛さんにすることで「ちゃんとやれよ」と言われてる気分になりながら日々をこなしています。とるころーるです。

 

 

先日VOICARIONの感想でめちゃくちゃ脳味噌を使ったので、全く脳味噌を使わずに腐女子について思うところを書こうと思いました。何の脈絡もない。理由もない。気分。

 

 

突然ですが、私は腐っています。石田さん受けのBL CD聴いて、「なんだこの天才的な息遣いは...」と思ってぽちぽちしてたら腐っている自分に気づきました。出会いに万歳。

 

 

最初腐女子って偏見受けすぎじゃない?!(要約)みたいなモノ申す記事を書いてたんだけど、無性に恥ずかしくなったからただ語る記事に変えました。小心者めが。アクセス数見たら8だったから、まだ記事を差し替えたってセーフセーフ。

モノ申す系、投稿するまでは「考えの表明じゃ〜」とルンルンで書いてるんだけど、書き終わると、「アレ...こんな偉そうに語っていいの?何様?」と思ってザワザワしてしまうんですよね。なんで投稿した後にザワザワするんだ...偉そうであることに気づかない下書き段階の私よ...およよ

 

まあ、この記事の主眼は春画展の話なのでいいんだ。開き直る。

 

ハイ(仕切り直し)

腐女子って太古の昔(?)からいたらしいということを友人から聞いたことがあるんですが、なんで好まれるんだろうね。百合好きよりも腐女子のほうが多いイメージなんだけど。あの友情とか相棒とかを見ると自然と「デキてる」って思っちゃう脳味噌はいったいどこから来るんだ。

 

 

腐女子であるという話になると、(主に)性的コンテンツを女性も好むということを感じて何となく嬉しくなる。石田さんのBL CDはほんとうにすごい。職人。思わず文字の色ピンクにしちゃうくらい職人。まだまだ聞いてない作品ありすぎて楽しみがいっぱいだよ〜ヘイヘイ

 

 

東海道中膝栗毛みたいな、あんな日本史で習うような有名な本だって、そもそもあれ主人公の弥次さん喜多さんとかいうけど、弥次さんは喜多さんの馴染みの客、喜多さんもともと蔭間(男娼)ですもの。弥次さん奥さんいるのに。

っていうか、弥次喜多って男娼と客が2人で伊勢参りする旅の話ですよ?ヤバくない?それが日本史で文化史で全高校生が習うんだよ?絶対に腐女子歓喜だったと思うんだよね。しかもあれ、道中で2人が関係を持つシーン一切ない(確か)から、かえって妄想が捗るんじゃないかと思うんですけど。どうなんでしょう。ていうか個人的には、東海道中膝栗毛という単語を全国の男子高校生が暗記させられている事実だけで最高!ってなるよ。ごめん。

 

ピクシブで検索したら東海道中膝栗毛の腐向けはなかったけど、ギリシャ神話の腐向けはあったよ。わかる。ギリシャ神話、いいよね。

あれも腐女子歓喜コンテンツだと思う。というか、ギリシャ神話は腐女子だけじゃなくて、夢女子も男のロマンも詰まってない?そんなことないか。でもゼウスがいる限りフェミニストには受付けなさそう。

私は何かと報われないアポロンに対して「報われて...」という気持ちになるので好き。望んで結婚しにきたわけではないペルセポネが、ハデスにそのうち惹かれ始めるとかそういうのもいいかも。好き。その辺はまた今度ブログで語ろ。

 

 

そういえば全然違う話をするけど、以前目白かなんかで春画展やってて友人と3人で嬉々として見に行ったんですけど、めちゃくちゃ面白かった。

なにが面白かったかというと、男性器が信じられないくらいデカかった。太ももとか比じゃないくらいの太さで、いくらなんでもアンタ、そりゃファンタジーだよ...突っ込めないぜそれ...oh....CRAZY JAPAN...という気持ちになったんですけど、アレは男のプライドなんですかね。

生物学とか勉強したことないけど、よくほら、鳥とかが自分の羽の綺麗さとか、あとはトナカイとかがツノの立派さとかでオス同士が競うみたいなのあるじゃないですか。ああいう何かを感じたんだけど。男も生物なんだね、という当たり前の何かを感じました。

 

 

っていうかさ。現代の(2次元の)性的コンテンツにおいて、信じがたい大きさのCRAZY 乳(いやアンタそれ、カラダ本体より太くない?みたいな)は見ることあるけど、CRAZY 男性器って見ないよね。なんで?男のプライド(仮)どこ行った?男のロマン(仮)がCRAZY 乳なの?それでいいの?

 

バカなこと喋ってたらブログの話の落とし所を見失いました。

次回、男のプライド(仮)の行方を捜しに私たち取材班はアマゾンの奥地へ旅立ちます(大嘘)。

 

 

 

 

 

 

VOICARION Ⅲ 信長の犬 感想 衣装、演技、挨拶編

まだまだ続くぜ記憶との勝負。いかに忘れないうちに書き残せるか。私の脳、動け。

というわけで3本目。衣装、演技、挨拶編です。

2018 9/2 夜 千穐楽 VOICARION Ⅲ 信長の犬 博多座にて。ラストの感想です。

 

ここまで長いのを読んでくださってる方がいらっしゃる?本当にありがとうございます。異論でもなんでも中傷以外は是非お気軽にお話しましょう。語り合うの大好き!

 

1本目 物語について↓

https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/03/012635

 

2本目 演出、音響、音楽について↓

https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/03/194620

 

この辺までは小難しくこねくり回しながら(こういうのが好きなんですよ...)やってきましたが、ここからはただの圧倒的萌え語りタイムです。深みとかない。ないですよ。

 

5. 衣装

参考までに公式さまさまのお写真を↓

 

いや、最高すぎない?

 

どの衣装も最高。身分ごとの衣装の差異、最高。

秀吉の一般的イメージの金ピカに笑ってしまった。鈴村さんが「暗転してる間も光ってる...」というようなことをおっしゃってましたが本当にそうでしたね。スポットライトで照らされた時の目立つこと目立つこと。また鈴村さんの優しーい上品なお顔立ちが、金ピカ(=成金っぽい?、まあ百姓上がりではあるから)ギャップというか。よかったですね。

 

諏訪部さんの衣装もよかったですね〜〜毛皮(フェイクファーだそうです)が。白いのが。ぴったりでした。というか、諏訪部さんと和彦さんが公演後ツイッターで挙げておられましたが、↓↓

 

 

耳!!!ねえ!!!!!!!耳!!!!

 

・・・冷静になろう。

お二人とも壮年以上のお歳なはずなわけですよ。字面で言うとね、「壮年(とっくに)超えた男性二人がワンコの耳をつけている」。

ヤバくない?

 

・・・でもこの二人ならヤバくないの。全然ヤバくない。かわいい。大丈夫。

 

 

諏訪部さんに至っては御髪の色と相まってマジで耳が生えてるみたいですよ。和彦さんのツイッターに挙げておられた写真の表情とかもう可愛すぎてさ〜〜〜〜は〜〜最高だわ〜〜なのにあんなかっこいいお声なんですよ〜〜なんだこのギャップは!!ずるい!ずるいぞ!!

 

和彦さんの衣装を着られたお写真はこれが好き。完全に職人の手つき、表情↓

 

あとこれも↓

 

 

個人的にツボにきたのは璐美さんの衣装。

 

 


袖口(ここでは映ってないけど、首元のアレと同じ)のあの...南蛮由来のあの...白い、フリフリした感じというか、アレ、なんていうんですか?伝わりますかね...アレがよかった。かわいい。信長が洋装っぽくてすごくステキでした。

そして何よりも璐美さんのメイクがかっこよすぎて...あんなにアイラインビシィッと引いてあんなにかっこよく映えるってすごいよ....宝塚のトップスターみたい.......髪型のセットも本当にかっこいい、イケメン.......ファンタジーから出てきたみたい。

 

石田さんはぱっくりめの前髪でいらっしゃいましたね。和装の似合うこと似合うこと。戦国時代に石田さんみたいな感じの佇まいの武士いそう。なんでしょうね、目が切れ長でいらっしゃるので、すごく和風な感じの印象を受けるから、和装が似合うのかな。野口多門、言ってしまえば田舎の武士のはずで、衣装も信長や秀吉と比べれば豪華!というような感じではないのに、あの漂う気品はなんなんですかね...もう......立ち方?立ち方なの?

 

 

で、それとは対照的に和装をきてもなんだか可愛くなってた保志さんと浪川さん笑

 

諏訪部さんのブログに写真があるよ!↓

VICARION III 博多座声歌舞伎『信長の犬』終了! | 諏訪部順一オフィシャルブログ「ゼンラオジサン」by Ameba

 

こっちも。

 

(浪川さんがお痩せになった気がしたんですが気のせいでしょうか、かっこよかった)

個人的には浪川さんの足元の、ふくらはぎあたりでちょっとキュッとなってるところが可愛くて好きです。保志さんの紫が、(1本目の感想ブログで書いた通り、私は明智光秀というひとを上手く掴みきれなかったところもあり)、掴みきれない謎めいた感じと、紫がマッチしてるなあと個人的には!思いました。

 

うーんだんだん忘れかけてるなあ

衣装は細かいところは、DVDで確認したく思います!ちょっとおざなりですみません!

 

それにしても石田さんのドアップとか公式ツイッター(石田さんはない)からのピン写アップ、オフショットなどの供給が本当にないですね。。。ツイッターまとめる作業してて改めて思ったぜ。。。どなたか!ブログにでもどこにでも、石田さんのお衣装ピン写お写真を!!どうか恵んでください!!!博多座に向かって日に三度拝むから!!!

 

※追記!!

と思ってたら和彦さんが石田さんの新たなお写真をあげてくだすっていた!!ありがとうございます!!

VOICARION | 井上和彦オフィシャルブログ「風まかせ」by Ameba

かわいい........んーっと背伸び............

6. 演技

a. 切り替え

a-1 諏訪部さんの切り替え

諏訪部さんのルキフェルの若い時期、手負いのとき、死ぬ間際、信長と再会した後のまた若返る瞬間....

あの切り替えがこころに来なかった人は一人もいないでしょう(断言) 

 

信長と再会して若返った声になったルキフェルの楽しそうな声...泣いちゃうからそういうの....情景が浮かびますよね。楽しそうに二人で駆けていく様子が。声だけなのにこんなに想像力を掻き立てるのすごすぎる、演出を一人でやっているの本当に....すごい.........

 

あと、ルキフェルの瑠璃丸に対する態度が変わっていくじゃないですか、あの過程で声がどんどん優しくなるんですよね。瑠璃丸に対して。最初は邪険にしてるのに、資正に対してだって触るなーって叫ぶのに、それなのに「綺麗な瑠璃色だ」、あの優しさ、もう...泣いてしまう(語彙力がない)。徐々に声色が変わっていくの........ああ................

 

 

a-2 和彦さんの切り替え

和彦さんは、瑠璃丸、千利休、多門パパと多くの役をこなしてらっしゃいましたが、この切り替えもね、またね、よかったですよね〜〜〜〜本当にね〜〜〜!!!!

瑠璃丸のしわがれた感じ、千利休の焦りながら諭している、そしてそれが報われずに最後は悟ったようにお茶を一服、というところ、多門を心配してあたふたする武家の父、多門パパ。

どれも(声帯的には)同じ声なのに同じ声じゃない。すごい...匠の技.......

 

どれもグッときたから選べないけど、千利休は秀吉とのやりとり、「大義であった」と会話を終わらせられながらも必死に続けて「日輪のようだった」とお話するあの場面がよかったですね。最後の悟りきった表情、どこか柔らかでそれもまたよかったなあ。

 

瑠璃丸のルキフェルを諭すところもよかったですね。目が見えないほどの老犬。それでも資正が生きろというから生きる。その信念を聞いた後では、お腹を出して「ああ、そこはいかんッ」みたいなギャグパートのはずのところすら、「生きろというから資正のために生きてるんだ...」と思ってじーんときてしまう。それをあの渋いお声でされるわけで...いや〜最高。そして最後、資正の敵!と言って力を振り絞って吠える。泣けてきますね...特に瑠璃丸の最期........

 

 

a-3 璐美さんの切り替え

そしてそして、切り替えといえば璐美さん。唯一の女性ならではの兼ね役でした。信長と資正母の兼ね役。なんてこったい。璐美さんが座ってるときのあの脚の組み方最高でしたね!マジで信長。かっこよすぎ。宝塚。

 

信長もまたね〜本当によかった。ルキフェルを発見し、「化け物」との話が秀吉たちから伝えられた時の、いわゆる信長の「怖い」とされる一面が出てくる場面。突然大きな声で怒ったり、バケモノ?バカか、と笑ったり。

 

一方で、ルキフェルに自身と似てると語る。魔王と魔犬。そのときの優しいような恐ろしいような、ぞくぞくするような音色で、もうこの世に理解者は二人きり、とでもいうような、その場にはたった二人しかいないような緊迫感。孤高の美しさすら感じるような音色。

 

声を張り上げる部分以外でも常に緊張感、緊迫感がある信長。背筋が自然と伸びてしまう、自然と目で追ってしまう、そんな信長。いや〜すごかったですね。ほんとにね。でもルキフェルといるときはなんだか楽しそうで、本当に...それがまた普段の緊迫感との差異で泣けてしまうんですよ...あの世で幸せに二人で駆けていてくれ.......

 

あと資正母の役もこなされてましたが、いや〜色気のあるお母様でしたねえ。肝っ玉母ちゃん!って感じじゃない、やっぱり身分の高い方だから、御方様ならではのあの高貴な声音。それでいて、ただ高貴なだけでない多門たちを救うあの優しい声。信長との違いね.....

 

a-4 保志さんの切り替え

明智光秀の保志さんはどこか掴みづらい感じがあった。掴みづらさのせいか怖さすら感じた。

「天女が帰ってしまいますぞ」と言ったときの感じ、個人的には怖さを感じました。まーた脳内の考え好き、解釈好きの私が、「まさかこの天女って信長を指してるんじゃなかろうな...」とか考えてしまった。違うと思うけど。うーんもう一回DVD見たいよー

 

明智光秀は秀吉に唆された部分があると思うんだけど、それもあって自身が何を考えてるかってあまり劇中で示されてなかった気がするんですよね。光秀が何を思ってどう考えを変えて、信長に謀反を起こしたのか。細かい心中の変化が他の役に比べて少なかった。

だからこそ「何を考えているかわからない怖さ」みたいなのがあったのかなあと。それがまた、保志さんの淡々とした感じ、人間らしさが伝わらないような、そういう感じの演技でさらに怖さが増したように思った。

 

それに対して、風魔小太郎は何を考えているかわかりやすいというか、人間らしさが全開でしたね〜〜!!声色は、保志さんご本人は「気味悪い感じ」と仰ってましたが、意地悪そう〜な感じが声色だけでバッチリ伝わる感じでしたね!

多門とのやりとりのところは本当によかった。

 

(超〜〜個人的なことを言うと、「小太郎」というのが出てきたとき、某長髪の攘夷志士が脳内に出てきてしまった...今週のアニメよかったですね!そこ、そういう言い方するんかいwwと笑ってしまった)

 

切り替えが流石でした。保志さんの普段のほわほわした感じとのギャップがまた良い。うーん良い。役者ってすごいですね...

 

 

a-5 鈴村さんの切り替え

多門や資正と話している秀吉ってどこか過去を見つめたくないながらも郷愁の目で見つめる感じなんですよね。寂しそうで、つらそうなのを押し隠すように穏やか。ここの鈴村さんもずっとニコニコしていたし。

 

だけど、信長といるときの秀吉は、ワンコ(猿だけど)のごとく楽しそうで、天女のようだ、美しい〜と言う場面では、キャンキャン楽しそうで、こっちまでニコニコしてしまうような感じで、ワンコが走り回るような情景が思い浮かびました。

 

千利休といるときの秀吉は、どこか怖い。ニコニコと笑顔なのに「大義であった」という。千利休の話を途切れさせる。平気で家康の暗殺を命じる。光秀といるときの秀吉も、光秀を唆すようにニコニコと、闇を一人、歩いていく。

 

そして、信長の死後、中国大返しのときのあの叫びですよ「喧嘩祭りじゃ」ってあれもう、迫力がすごくて....。いろいろとちょこまかと策を弄してきたけど、もういよいよ大詰め、ここで信長の仇討ちとばかりに(本当は自分が唆したのに)、自分の後悔をかき消すかのごとく大きな声で、叫ぶ。どんな思いで叫んだんでしょうね。あの鈴村さん、本当に素晴らしかった。

 

日輪から闇、その後悔。その切り替えは鈴村さんの表情も声音もあってこそですね、いや〜本当に良かった。というか鈴村さんのセリフ量、そしてそのセリフのスピードの速さ、ヤバすぎる。

 

 

a-6 石田さんの切り替え

犬嫌いの多門がルキフェルと言葉を交わす。そしてあるじのために生きることを選ぶ。

 

最初の方はずっと怒って注意する多門。ここの石田さんの眉間のシワが最高だった(何回言うんだ)。

基本的に資正に注意しまくってるんだけど、資正が「(シロを秀吉に渡すのは)嫌じゃ」と言って、「多門」と秀吉が促すのに対し、「こうなると主は意見を変えません」的なことを言ってましたよね。もはや資正を説教することもなく。

あそこがよかった!!!資正を理解しているからこそ、意見を変えないところがわかる、だからもう注意しない、諦めろと秀吉に言う。幼馴染ポイントありがとう。

 

とまあここまでは、基本的に多門は静かなんですよね。注意したりはするけどさ。(「すーけーまーさ!!」と怒る多門。よかった。脳内再生できますね。)

 

ですが、いざ小太郎に資正を馬鹿にされると、静かに怒る多門。どんどん怒る多門。ううーよかったよーーー!!!幼馴染、主従ポイントが最高。たまらない。啖呵を切るってのはやっぱり響きますね。

 

さらにさらに、あるじのために死ぬ、から、あるじのために生きる、に切り替えたあとの、生を諦めたような悟ったような優しい笑顔、「大丈夫だ」と嘘をつくところから、生に執着する、あの怒号。「生き延びよ」。なりふり構わない、生き延びよと叫ぶ。あの場面が本当によかった。そこの切り替え。

 

生死に関する考え方が一瞬でがらりと変わるのって本当は不自然なはずなんですよ。一瞬で変わるようなものじゃない、本当は葛藤だってあっていい、だって「あるじのために死ぬ」ってきっと当時の武士にとっては当たり前のことでしょうから。

なのに、あの一瞬で考え方ががらりと変わる。ルキフェルに言われて、ふっと笑って(ここ、最高ポイント)、ぱっと切り替えて怒号を発する。身震いしますね。あの変化が自然に聞こえるあの演技。

 

いや〜本当にね。

犬嫌いの多門が訥々と犬のルキフェルに自身の過去を語る。そこまであまり自身のことを話してこなかった多門が、よりによって犬に、話す。「今日はおしゃべりだな」とルキフェルに言わしめるほどに。

犬嫌いの多門が瑠璃丸の死を悼む。「寂しいのう」のあの客席を優しい目で見つめた石田さんのあの...もう...泣いてしまう..........

そして、犬嫌いの多門に、散々資正たちに噛み付いてたルキフェルが、話す。説得する。多門が変わる。「犬と喋った」と多門が言う。

 

これ。犬が嫌いと言うのに犬のこと本当に嫌いなわけじゃないじゃないですか...犬が嫌い、というところと、こうやって情を見せるところの、その部分に泣かされてしまった。もはや切り替え云々というより、石田さんの演技全体について語っちゃった。何のための項目なのやら...笑

 

 

a-7 浪川さんの切り替え

切り替えがない。ブレない。

これは私の考えではなく、別の方(フォロワー様)が仰っていたことですので、深くお話はしませんが、紹介だけすると、資正だけが考え方が変わらない、ブレない、ずっと同じ。それが際立っていたとのこと。

 

その考え方を聞いたとき、本当にそうだな...と。気づきませんでした。確かにそう。「あるじのために死ぬ」から「あるじのために生きる」に変わったり、日輪から闇に変わったり、唆されて変えさせられたり。資正だけが、変わらずにそこにいる。同じテンションで多門にも秀吉にも接する。鋭いなあ、そうなんだなあ。

 

博多へ | 浪川大輔 オフィシャルブログ powered by Ameba

↑こちら、浪川さんのブログです。確かに「深い」んだよね。

 

こんな考えを知ったのも語り合ったからこそ!語り合いって楽しい!

 

 

 

b. 「笑い」について

b-1 笑い方

今回、笑い方って本当に大事なんだ...と思いました。それぞれの役柄、それぞれの場面、それぞれの笑い方。

 

 

信長の笑いってまさに「魔王」という感じで、無理に文字に起こせば「ハハハハハハ」みたいな感じなんだけど、決してそれは「快活」とはまた違った、魔王らしさがある。資正がまさにその「快活」という感じなのですが。

魔王らしさといっても、恐怖とはまた違うんだよね。背筋が伸びる。信長が笑っていると何だか憧れというか、かっこよくて、よかったと思える。

 

秀吉の笑いは、とにかく鈴村さんがニコニコ笑顔。それが恐ろしくもあり、苦しそうでもあり、楽しそうでもある。場面によってその笑顔の持つ意味が変わる。

 

光秀の笑いは、声をあまり出さないんですね。それがまたちょっと不気味で怖くてね...

 

多門の怒号発する前に「ふっ」と笑った話はさっきしたので割愛。

 

b-2 笑わせにくる部分

ギャグパート!!!!!ありがとう!!!!!!

 

瑠璃丸をウリウリウリ〜〜!!!として奥義、腹だしをした場面、瑠璃丸可愛すぎてすごかった。ニャンコ先生としてのキャリアを感じた。私もタキさんみたいに「もふもふ〜」ってしたい。

というか、「ああっそこはいかん」みたいなのニッチ(「いかん」とかいう言葉遣いをしてくるところがニッチ)なBLに聞こえたわ。脳内がダメすぎる。

 

 

あと、資正と多門な!!!!!!!なあ!!!!!幼馴染のああいうの大好きだよ!!!!!いちゃついててくれ!!!!!!!!

というか、浪川さん笑わせにくるときの間の使い方がめちゃくちゃ上手くないですか?

某バレーボールアニメの時も思ったけど、ちょっと間の抜けた感じ、

 

 

「すまん資正、策など何もない」

「・・・え?」

 

 

これだよ!!!!最高か!!この「・・・」!!!「・・・」!!!!

アニメで言うと、木魚を「ぽく ぽく ぽく」「ちーん!」というようなSEを演出でいかにも入れてきそうなあの感じ!!!!

 

あの浪川さん石田さんの掛け合い、最高だった、何度でも見返したい。幼馴染ありがとう大好きです。

このギャグパートがあるから、あの怒号が余計心に響くんですよ。ギャグパートがあるからシリアスパートで泣けるってなんかまた攘夷志士が脳内に...あっ涙が..........

 

 

 

c. ルキフェルという犬(ただ泣けるポイントを語りたいだけ)

 

資正たちに最初触れるなと叫ぶ。瑠璃丸のいうことをはじめは理解できない、

だけど必死に助けを呼びに行く。瑠璃丸の生き方を受け入れる。

 

ルキフェルっていつも、必死なんですよね。素直なの。誰かのために、必死に素直に生きてる。それを優しい嘘で裏切られて、だからこちらも、報われてくれ...と祈るような気持ちで見てしまう。諏訪部さんの演技が、とにかく素直に必死に生きているルキフェルをまさにその通りに表していて、もう本当に、だからこそ泣いてしまうんだよね.........

 

 

7. 能「敦盛」

 

 

 

能って人生で二回しか見たことがなくて、なかなか難解...と思ったんですが、知り合いに能サークルで能やってるひとに話を聞いたら、衣装が重くて難しくて大変、という話を聞きました。そうなんだ。

 

あの動きすごいですよね。突然動きが大きくなる。静と動がそこにある。でもあんまりことばを聞き取れなかった...これは音響どうこうじゃなくて私の教養の問題でござる...

 

背景の松?というか、あの踊る場所も、本物というか、本格的というか、もう、だって、紫綬褒章受章の方が舞っておられるって贅沢すぎないか...........ヒン.............

 

8. 最後のご挨拶(どうしても石田さんに偏る)

 

保志さんがぽけーっと吹雪を見つめたり、

保志さん「いまからお客さんの気持ちになります!感動しました」

諏訪部さん「どの目線からかわからない感想をいただきましたけれども(笑)」

のやりとり、

ぱっぴー!をやったあと、諏訪部さんが「ライブビューイングの皆さんもやったでしょうね」的なことを言ったあと、もう一度「ぱっぴー」ですよ。かわいい。彼も本当なら壮年くらいの年齢のはずなのにあの可愛さなんなんだ。ひーんかわいい。

 

 

石田さんはね〜〜〜〜突如として出てきた忍たまがね〜〜〜〜

個人的には突然「キリ丸」が出てきたときはちょっとウケてしまった(ごめん...)のですが、ご挨拶のときの石田さんが「無事に(千秋楽を)迎えられたとは言えないですけど」「早く消えたい」などと仰り、終始他の方のご挨拶の間もひたすら下を向いていて、心が痛んで、「マジ元気出して.....」って思った。元気出して石田さん!!!!みんな感動したから!!!!!もう声が聞けるだけで万々歳ですよ!!!!!!

と思ってたら、飛行機の中で石田さん笑顔だったみたいですね、杞憂でした。お元気なようで何より。来週のこいしさんイベも楽しむぞ〜

 

そういえば、語り忘れたけど石田さんの姿勢の良さすごいですよね。あれ筋力いるよね。台本読んでる間ずっと微動だにしない、背筋がぴしっとしてて、手もずっと同じ場所に膝あたりに置いてて、あれすごいですよほんとに。

昔礼法習ってたときに、よく「天井から糸を張って、その糸に引っ張られてる気持ちで!姿勢良く!」と言われたんですけど、まさにそんな感じ。

 

 

で、また浪川さんがいじるっていうwwwめっちゃいじるじゃんwww

しかもいじったつもりが、石田さんが突っ込んだり言い返したりすることもなく、静かに苦虫を噛み潰したような顔で立ってらっしゃるから微妙に変な感じになって、「でも素晴らしかったですよ」的なフォローまで入って涙出ちゃうよ〜〜!!!マジで元気出してくれ〜〜!!!という気持ちになりました。

なんか浪川さんの喋り方って資正みたいに明るくてカラッとしててよかったです。

 

鈴村さんはもうほんと、ニッコリ。笑顔が印象的でした。鈴村さんも愛犬家ですものね。自分は犬と喋れると思ってますから!と言って浪川さんを見てのやりとり。細かい言葉忘れちゃったんだけど(ああ...)、かわいらしい。

 

和彦さんの頼れる感じ。みんなのお父さんみたいな感じ。牛タン食べたり水炊き食べたり、グルメ隊長鈴村さんのもと、皆さんが楽しそうな感じが出ててよかった〜

関西弁大変だったんですね...鈴村さんの尾張弁もそうだけど、たしかに大変なんだろうなと思った。私は方言話せと言われて話せるものでもないしな...

いやーそして、ワンコ先生も素晴らしかったですね!!!

 

璐美さん、最後の風の神が神の神みたいになってた、という話で反省会笑

石田さんも璐美さんみたいにもはやネタにしてくれれば〜!!沈痛な面持ち〜〜!!!心が傷む〜〜!!!!

璐美さん、信長とも御方様とも違う、また話し方が本当にかっこいいですね。話してるときの璐美さんの声、素晴らしい。イケボ声優のなかで信長やることのプレッシャー、とおっしゃってましたけど、璐美さんの信長すごかったです...

 

そして諏訪部さん。ご自身もワンちゃんと暮らしてるとやっぱりグッとくるものがあるのだろうなあ。うーん、そうだよな〜〜諏訪部さんの喋り方ってうまく言えないんだけど、低音成分が局所的にいきなり入ったりしていいですよね。細かいお話を忘れてしまった...

 

 

カーテンコール後、劇中の曲をメドレーにしてお聞かせいただきましたが、そこでも炎や花吹雪が舞っててがっつりの演出がすごかったですね。

火花を驚いたように見上げる鈴村さんが可愛かったです。石田さんも見上げたのかなあ、ちょうど火花に隠れて姿が見えず残念。というか石田さんの水飲むところ見れなくて残念。

 

はい、ということでとりあえず。書き終わりました。長かった...これで一旦私の感想はおしまい。

 

藤沢先生、照明、音響、音楽、装飾、各セクションの皆さん、出演者の皆さん、本当にありがとうございました!!!

DVD楽しみにしています!!各セクションの裏話、苦労話も聞きたいです!!

 

 

#VOICARION #ヴォイサリオン #信長の犬 #博多座 #藤沢朗読劇

#石田彰 #井上和彦 #鈴村健一 #諏訪部順一 #浪川大輔 #保志総一朗 #藤沢文翁 #朴璐美

 

VOICARION Ⅲ 信長の犬 感想 演出、音響、音楽編

2018 9/2 夜公演(千穐楽) 見てきた感想その2です。相変わらずひたすら早口語りをしています。

博多座、VOICARION Ⅲ 信長の犬、感想。

 

https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/03/012635

↑こちらの続き。ここでは、1. という目次で、脚本、物語の筋、言葉遣いについての感想、読解を私なりにしてみました。ぜひ。

 

以下、演出、音響、音楽について語り尽くします。

 

ツイッターから村中さんのお話を見に来た方へ。

このブログは大変長いです。村中俊幸さんから伺えた大変貴重なお話だけ読みたい方、下の方〜〜〜〜の「追記2」の部分までスクロールしてください。

デカいピンクの文字で始まる部分。

村中さん、ありがとうございました!

 

とはいえ、各セクションについて語りまくっているので、もしお時間があれば、読んでってくださいな。声優さんの名演技にとどまらない、各セクションの素晴らしさを分かち合おうじゃないか。

 

 

2. 演出の感想

藤沢先生のブログです↓

僕の考える演出家 | NEW CROSS STYLE

そうやって連携して垣根超えてみんなで作ってるんですね...最高.......

 

a. 空間演出

舞台がとにかく広い!!!!マジで広い!!!!!!

 

劇団四季の観劇をしたことが一度だけあるんですが(ノートルダムの鐘、あれも号泣して、終わった後友達と超オタク語りした)、

劇団四季の舞台、私が見た場所は舞台が比較的狭かったんです。キャストの動きとか見てるとスムーズすぎて狭く感じないんですけど、マジであれは動線めちゃくちゃ練習してんだろうなと思うくらい。

そういう狭い中で、凄い勢いで舞台装置が入れ替わっていくんですよね。あれはあれで職人技。好き。

 

で、歌舞伎座(こちらも数回しか行ったことはありませんが)はね、劇団四季よりは広い。舞台装置もかなり大きいものを使ってきますし、波とか出てきて布をバッサバッサ振ったりするし。荒事の迫力なんて本当にすごい。アクロバティック。

 

で、ですよ。

この2つが目じゃないくらいめーーーちゃくちゃ広いんです。舞台。

だけど劇団四季でも歌舞伎でも、役者さんが動くわけじゃないですか。朗読劇は朗読な訳だから動かないのですよ。だから、本当なら広すぎてポツン....みたいな事態になってもおかしくない広さなはず。

 


なのに!!!迫力がある!!!

 


つまり、空間演出が素晴らしいと思いました。

上から大きな布が垂れ下がっているのとか。

 

(あれは船の帆のように感じたんですが、どの場面で垂れ下がりましたっけ...一気に垂れ下がって「ウワァ!」って思ったんだけど、絶対あれも帆が降りて出航とか意味がある演出のはずなのに圧倒されすぎてどの場面だったか忘れた...覚えてる方どなたか教えてください.........DVDはよ......)

 

 

高さも奥行きも上手いこと使ってましたよね〜すごい。


※追記 5/25(いつ追記してんだよ…という…すみません)


 ふくおかのひと (106.180.48.244)
博多座の舞台は、じつは歌舞伎座より横幅だいぶ狭いですよ! 歌舞伎の時は舞台を横長に使うので奥行きはほとんど使わない(幕で仕切っちゃう)んですけど、VOICARIONの時は仕切らずそのままだったんで広く見えたのかもです。 歌舞伎座と違ってミュージカルもやる設計なんで天井が高かった分もあるかもです

こちらコメントにてご指摘いただきまして、博多座の舞台は横幅が歌舞伎座よりだいぶ狭いとのことでした。目の錯覚……いやーありがたいです。調べず体感で書いててすみませんホント、、。というわけで訂正させてください。歌舞伎座より横幅がだいぶ狭い、のに、広く感じてしまうほどの迫力…という感じでいかがでしょう。



あとやっぱり音楽ですよね。音楽隊(?)の皆さんが、上にいるってのがまたいいですよね〜新鮮だった。

オペラとかだと舞台の前のへこんだところにオケがいますからね。今回は視覚的にも「FRONT ground music」でした。藤沢先生の言うとおり。演奏している場面が細かく見れてよかった。

 

b. その他(くくってごめん...)

b-1 炎と火花

まあ、炎といえばやっぱり信長さまですよ。信長さまの死ぬところですよ。

ただでさえロミ姐さまの演技で大号泣のシーンなのに、障子越しに影、というのずるい...そしてその障子が燃える(!)というのがびっくり

 

低音の炎だとかで燃えないんですよ〜とのこと、諏訪部さんが仰ってましたね(そうだったんだ...)

 

あとは特徴的な火花ですよね。私の脳内では「よくジャニーズとかがライブでやるやつだ...」と変換されてましたが、舞台の下からブワーッと盛り上がる火花。視覚的にも楽しい。

 

b-2 光、照明

印象的だったのは、秀吉が、光秀とか千利休とやり取りをしている場面。二人で話してるわけだから二人にスポットライトが当たってもいいはずなのに、秀吉にだけ当たってたわけですよ。それも、上方から一筋だけ当てる、とかじゃなくて、あちこちから一人にだけスポットライト当てるからめちゃくちゃ目立つ。

 

前の記事についてコメントをネットで頂いた方から「裏の主役は秀吉」という感想を抱いた、と言われたのですが、まさにその通りだった。

 

前の記事で述べたとおり、秀吉は異質な存在なんですよね(と私は思っている)。

その秀吉の苦悩(それは最終的には解決されなかったし、されるはずのものでもなかった。ただメッセージは伝わってきた)、日輪から闇への落ち方。

ルキフェルも秀吉も生き方を「変え」ましたが、秀吉は全く違う変わり方をしてしまった。

 

その、「裏の主役」としてのスポットライトがすごく伝わってきた。照明さんの役割をバチバチに感じる光の当て方でした。

 

あとはやっぱり突然バチバチと激しく点滅したり(どのへんだっけ...これも細かいところ忘れちゃった...)、多門の「生き延びよーーー!!!」のあとの攻防の銃声とか(あったよね..??)の光の演出は大変よかった。

あれどうやってるんだろうね。舞台照明で「目潰し」という技法(強い照明を客席に向けるやつ)があるんですけど、あんなに数カ所バチバチ局所的なタイミングでやるのって難しそう。何か特殊な機械があるのかしら。

 

そして、やっぱり「朗読」という特性のひとつは、場面展開がわかりにくいわけです。いきなり過去に飛ぶのはやりにくい。

それを照明の切り替えで見事にやってのけてましたね。

ルキフェルが倒れそうになるときに信長を思い出すシーン、ルキフェルと信長が交互に話していましたが、あれも照明と(ドォン...という音)の切り替えがあってこそ。いや〜照明って大事!というかあの一言ずつ照明切り替えるの大変そうーとか思ってしまった。

 

それにしても、現在と回想で照明の色の切り替えがあったわけだけど、あの色も何か意味があるんだろうか。この回想のシーンはこういうイメージだから何色、とか。誰がどうやって色を決めたんだろう。。。

 

とかいうことを考えてるとね〜〜〜〜は〜〜〜〜パンフレット超分厚いやつ作ってほしい。各セクション(脚本、音楽、照明、音響、舞台装飾etc...)の細かい裏話、苦労話、こだわり、マジで聞かせてほしいです!!!お願いします!!パンフレット読みたいです!!!!!

どういう意図だったのか...とか知りたいよ〜〜〜〜〜〜!!!DVDにつけてください〜〜〜!!!いや、つけてくださらなくても作ってくださったら別売りでもホント買うからさ〜〜頼むよ〜〜!!!!

 

※追記

藤沢先生のツイッターより、照明の苦心ポイント↓

なるほどなぁ、、、、「肉」「皮膚」の感じは炎のたゆらぎで作られていたと.....

 

 

b-3 効果音

銃声とか。迫力ありすぎて座席でビクッとしてちょっと恥ずかしくなるやつを2回くらいやってしまいましたね。

 

あとは犬の声。ああいう声ってだれがどうやって作るんだろう。電子音なのかな?

犬の声に重ねて、犬役の声優さん各位が話すところ、あれ音響の調節難しそう〜〜〜〜!!!という感想を抱いたんですけどどうなんだろう。そうでもないんかな。さっきからやたら裏方が気になってしまう。ははは。

 

b-4 花吹雪

花吹雪の量ヤバくない????みんなの髪の毛の上についててマジで可愛い。ありがとう、絶対それ目的じゃないのわかってるけどそれが可愛かった。

 

花吹雪はどこの場面でブワーっと出てきたか忘れてしまった(何度かありましたね)のですが、量が凄すぎて量が凄いという印象しかない。すみません。ここまでこんだけ語って考察してきてこれかいな!!!という感じですね...ww

 

 

3. 音響の感想  

 

ちなみに私は1階後方での観劇です。席によって聞こえ方は違うと思う。あくまで私の席で、の感想。

 

音響はね〜SNSで仰ってた方もいらしたけれど、全体としてはよかったの!よかったんだよ!だって号泣したもん!

だけど、うーんまあ、ちょっと残念に思うところもあるにはあった...かなぁ。やー充分迫力ありましたけどもね!!マジで。

 

例えば、中島さん(男性ボーカル)の声がちょっと大きすぎて、藤沢先生作詞の歌詞が聞きとれなかった...勿体ないぜ.....本当にDVD発売されてよかったよ〜!冊子に歌詞をぜひ載せてください、読んでじっくり味わいたいんや...歌は本当に素晴らしかったのですが、歌詞が〜😭😭

 

あと、その中島さんヴォーカルの曲のとき、チェロがコーラス部分(?)を弾いていた気がするんだけど聞き取れなかった...これは私の耳が悪いのか...

 

ただ、音響は大変なんだろうな、とは思った。声優さんの、低音で静かなところと、見せ場の張り上げるところで、声質がかなり違うんですよね。(悪いとかそういう意図で言ってるんじゃないですよ!だって演技がそうなのだから、それこそが素晴らしいところなのだから)

 

たぶん声のトーンによって響いている音域が違いすぎて、あれに生で合わせにいくのは大変なのかなと。あまり高音を響かせすぎるとキンキンするから、そこの高音成分を切り取ろう...とか、その場その場ではなかなかできないよなあ。

張り上げてるところにフォーカスを合わせて音響調節してるのかなあと感じました。低音のところちょっとぼやっとした感じの音響だったと思うので...うーん。私がそう思っただけ?

 

ていうか、機材はどんなのを使ってるんだろう。

「この場面は、この音響で(つまり、この辺の高音成分は切る、低音成分を多めに響かせる、など)やろう」っていうのをパターン化して機械に覚えさせて、

「あ、この場面だ、じゃあこの音響で」とボタンひとつ押せば予め作っておいた音響が再現できるっていう、所謂「デジタルミキ」(ってありましたよね?)を使うんだよね?きっとね。違うのかな...ううむ。

(私機材詳しくないから細かくは語れないですが...)

 

うーーーん、でもさあ、声優さんって毎回演技が違う(ナマモノなので)わけだから、あらかじめ音響作るとかできないよね...だいたい、最初で最後の全員揃うリハ、みたいな感じで言ってたのに、そんな細かく音響調節とか無理だよね?!音響とか舞台ごとに全然違うし...

 

ええっ、っていうことはリアルタイムで演技聴きながら音響調節するの?マジで?作業量がヤバい、プロだ.......という気持ちです。

はーだから、まあたしかに作詞聞き取れたら...とは思ったけどそれ差し引いたってマジですごい。本当にすごい。だけど、強いて言えば....というくらいの素人の喋りなので!叩かないで!ああ!

 

何はともあれ、ですね...

張り上げてる部分の音響はすごかった。迫力ありすぎて身震いした、鳥肌がたった。いやほんとすごいよ。本当にそう思うよ。

 

そういう音響の苦労話、裏話、こだわりの数々、めっちゃ聞きたい。キャストトークももちろん欲しいけれど、音響とか舞台装飾、照明etc.トークも超聞きたい。どうかパンフレット作ってください。お願いします。絶対に買う。(2回目)

 

 

4. 音楽

音楽ねーーーーよかったですよねーーーーー

 

和洋折衷、最高。篠笛の音の、ある音から別の音に変わるときに、その途中の音がちょっと混ざりながら別の音に変わるじゃないですか。

(例えば、ドからミに行く時、微妙にレが入る、とかそういうこと)

その和風感がよかった。

 

フルートの音も柔らかくて好きですが、篠笛は凛としてましたね。一本の筋が通ってる感じ。男性ボーカルと同じメロディラインを奏でてたけど、男性ボーカルの声に負けずに一階後方までバッチリ聴こえてた。すごいわ。もちろんマイクはあるだろうけど、すごい。

 

で、鼓とその合いの手的な声(アレってなんていうんですかね?)もまたよかった。鼓がドラムと一緒に三連符叩いてるのカッコ良すぎてびびった。うーん、良い。

 

※追記 アレは、「掛け声」というのだそうです。↓福原さんのツイッターより

 

 

ロックと鼓も合うのびっくりしましたけど、鼓とチェロが合うのもびっくりですよホントさ!!!可能性って無限大なんだね!!!

鼓とチェロって合うの?すごくない?自然に受け入れてしまったけど、あそこのデュエットすんごくかっこよかった。

 

歌は、さっきも言った通り、歌詞を知りたいーの一心...曲は本当に雰囲気に合っていて、じわじわじわーーーっと心に響いて、もう充分に大号泣したんですが、歌詞が知れればきっともっと響いたはずや...!

 

※以下のひとまとまり、追記

藤沢先生のブログ読んでて思ったんですけど、あまりに自然すぎて受け入れてたけど、見せ場のセリフでサビが来るように生演奏するって冷静に考えてすごすぎるな.....

年末のコンサートで、元日になる0:00ピッタリに終わらせるクラシックコンサート(ジルベスターコンサート、いつか行きたい)がありますけど、あれと似たようなものを感じる。1秒ズレたら大惨事。

だけど、あのコンサートと違うのは、あのコンサートは時間(つまり一定の速さ)に合わせにいくわけですが、今回の場合は、合わせに行く方(つまり声優さん)が毎回速さが(当然人間なので)違うわけですよね。それに1秒の狂いも許さず合わせるって人間業じゃないだろ.....すごい.......(追記終わり)

 

 

あと、ちょっと思ったのは、これ私の聞き間違いかもしれないので、もう一度はやくDVD見たいんですけど、ドラムのタムとタム(デカイ太鼓みたいなやつ)の間をつないでるような、銀の、本来楽器として叩かなそうなところを叩いてませんでした?双眼鏡で何度か確認したけど、叩いてた気がするんですけど...

 

なんかねー、そこを叩くと、鼓とはまた違った、不思議な感じの音が出てたんですよ。いいスパイスになってて。うーん聞き間違いかなあ。ドラムでそこ叩くの?!とびっくりした。

 

※追記2

なんと!!!ドラムを叩いていらした村中俊幸さんにその部分を質問したらご返信がいただけました!!!

 

村中さんからブログへの掲載許可をいただいたので、その部分についてのスクショを載せますね。↓↓

 

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村中さんの優しさ溢れるご回答でした...リムショットも聞き分けられない私に優しく教えてくださって...

 

なるほどなぁ。リムショット、あるいは和太鼓の柄だったのか...もしかしたら後者かもしれないな....

いずれにせよ、ドラムに詳しくないワタクシ....聞き分けができなかったぜ....

しかし、プリセットを曲ごとに変えるって本当に作業量がすごい...そこまで見れてなかったや....

和物をプリセットに入れているとのことで、ドラムセット1つだけでもまさに和洋折衷がなされていたんですね。

綿密なリハーサルを経ての調整、作曲、対応。本当にすごいです。人間業じゃない。見てよかった〜〜

 

村中さん、本当に本当にお答えくださってありがとうございました😭😭 お優しい方でした。ネットでいきなり質問したのに、詳しくすぐにお答えくださって...村中さんの優しさがすごいです.......またきっと、いえ、絶対に!!見に行きます!!

 

そんな素敵な素敵な村中さんのオフィシャルサイトはこちらです↓

http://drumuranaka.wixsite.com/toshimuranaka

(追記2、終わり)

 

 

総じて、上で音楽、というのがよかったですね。BGMじゃなくてFGM。FRONT。

 

あとはやっぱり本当に大事な場面で、無音になるのがまたよかった。無音って大事ですよね。心臓の鼓動すら聞こえてきそうな痛いほどの静寂のなかで、声優さんたちの演技を聴く。見る。それで、そういうときの照明がね、だいたい静かなんですよ。上方からスポットライト一筋。

無音の贅沢さ。シンプルな贅沢さ。

それはやはり、盛り上がるところの音楽、照明、演出があってこそ。うーーーん本当に贅沢だわ。DVD発売最高。ありがとうございます。

 

あれーまーたこんなに書いてしまった。

次回、衣装と演技、最後のご挨拶について語り倒します。次回でラスト!のはず!ww

 

次回でラストになります、衣装、演技、挨拶編↓

https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/04/131927

 

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