VOICARION Ⅲ 信長の犬 感想 衣装、演技、挨拶編
まだまだ続くぜ記憶との勝負。いかに忘れないうちに書き残せるか。私の脳、動け。
というわけで3本目。衣装、演技、挨拶編です。
2018 9/2 夜 千穐楽 VOICARION Ⅲ 信長の犬 博多座にて。ラストの感想です。
ここまで長いのを読んでくださってる方がいらっしゃる?本当にありがとうございます。異論でもなんでも中傷以外は是非お気軽にお話しましょう。語り合うの大好き!
1本目 物語について↓
https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/03/012635
2本目 演出、音響、音楽について↓
https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/03/194620
この辺までは小難しくこねくり回しながら(こういうのが好きなんですよ...)やってきましたが、ここからはただの圧倒的萌え語りタイムです。深みとかない。ないですよ。
5. 衣装
参考までに公式さまさまのお写真を↓
『VOICARIONⅢ 博多座声歌舞伎〜信長の犬〜』全公演終了致しました!劇場で、映画館で、ご覧いただきました皆様、本当にありがとうございました!!公演の余韻に浸りながら、よき夢を……。またお会いできる日をキャスト・スタッフ一同楽しみにしております! #voicarion https://t.co/DhYnU54e0h pic.twitter.com/ktZ9OUjssH
— VOICARION(ヴォイサリオン)公式 (@voicarion) 2018年9月2日
いや、最高すぎない?
どの衣装も最高。身分ごとの衣装の差異、最高。
秀吉の一般的イメージの金ピカに笑ってしまった。鈴村さんが「暗転してる間も光ってる...」というようなことをおっしゃってましたが本当にそうでしたね。スポットライトで照らされた時の目立つこと目立つこと。また鈴村さんの優しーい上品なお顔立ちが、金ピカ(=成金っぽい?、まあ百姓上がりではあるから)ギャップというか。よかったですね。
諏訪部さんの衣装もよかったですね〜〜毛皮(フェイクファーだそうです)が。白いのが。ぴったりでした。というか、諏訪部さんと和彦さんが公演後ツイッターで挙げておられましたが、↓↓
VOICARION III 博多座声歌舞伎『信長の犬』
— 諏訪部順一 Junichi Suwabe (@MY_MURMUR) 2018年9月2日
今回自分が演じたのは「信長の犬」。ちなみに犬種はボルゾイ。という事で、本番では装着しませんでしたが衣装さんが耳を作ってくれていて。この場で披露をば。いやはや(笑) pic.twitter.com/hjwVqj3amL
信長の犬・ルキフェルの衣装。モフモフを取るとこんな感じ。信長と色系統合わせになっております。 pic.twitter.com/NhnIs2PpEP
— 諏訪部順一 Junichi Suwabe (@MY_MURMUR) 2018年9月2日
楽屋のみでしたが・・・。瑠璃丸。衣装さんが用意してくれました。 pic.twitter.com/dxCsRjCWxN
— 井上和彦(声優) (@inouekazuhiko) 2018年9月3日
そして、犬のツーショット!おーワンダフル! pic.twitter.com/GOGgR230Zh
— 井上和彦(声優) (@inouekazuhiko) 2018年9月3日
耳!!!ねえ!!!!!!!耳!!!!
・・・冷静になろう。
お二人とも壮年以上のお歳なはずなわけですよ。字面で言うとね、「壮年(とっくに)超えた男性二人がワンコの耳をつけている」。
ヤバくない?
・・・でもこの二人ならヤバくないの。全然ヤバくない。かわいい。大丈夫。
諏訪部さんに至っては御髪の色と相まってマジで耳が生えてるみたいですよ。和彦さんのツイッターに挙げておられた写真の表情とかもう可愛すぎてさ〜〜〜〜は〜〜最高だわ〜〜なのにあんなかっこいいお声なんですよ〜〜なんだこのギャップは!!ずるい!ずるいぞ!!
和彦さんの衣装を着られたお写真はこれが好き。完全に職人の手つき、表情↓
千利休の関西弁を指導していただいた、小岩井ことりさんと田中こころさんに感謝!!心から、ありがとうございました。 pic.twitter.com/cbaTmkERQ3
— 井上和彦(声優) (@inouekazuhiko) 2018年9月3日
あとこれも↓
【おまけ犬(笑)】
— B-Box【公式】 (@BBox_staff) 2018年9月4日
「VOICARIONⅢ 博多座声歌舞伎 〜信長の犬〜」ご覧くださいました皆さま!ありがとうございました(*˘︶˘*).。.:*♡ pic.twitter.com/0BozahzsRm
個人的にツボにきたのは璐美さんの衣装。
博多座
— 朴璐美 (@romiansaran) 2018年9月2日
VOICARION
「信長の犬」
全公演終了しましたー。
イケボたちの中で織田信長を演じさせて頂くのはプレッシャーでありましたがなんとか完遂!!
スタッフ&キャスト
そして何よりも
観にきてくださった方々
ありがとうございます!!
ろみ信長より。 pic.twitter.com/RfdLH7WZG2
袖口(ここでは映ってないけど、首元のアレと同じ)のあの...南蛮由来のあの...白い、フリフリした感じというか、アレ、なんていうんですか?伝わりますかね...アレがよかった。かわいい。信長が洋装っぽくてすごくステキでした。
そして何よりも璐美さんのメイクがかっこよすぎて...あんなにアイラインビシィッと引いてあんなにかっこよく映えるってすごいよ....宝塚のトップスターみたい.......髪型のセットも本当にかっこいい、イケメン.......ファンタジーから出てきたみたい。
石田さんはぱっくりめの前髪でいらっしゃいましたね。和装の似合うこと似合うこと。戦国時代に石田さんみたいな感じの佇まいの武士いそう。なんでしょうね、目が切れ長でいらっしゃるので、すごく和風な感じの印象を受けるから、和装が似合うのかな。野口多門、言ってしまえば田舎の武士のはずで、衣装も信長や秀吉と比べれば豪華!というような感じではないのに、あの漂う気品はなんなんですかね...もう......立ち方?立ち方なの?
で、それとは対照的に和装をきてもなんだか可愛くなってた保志さんと浪川さん笑
諏訪部さんのブログに写真があるよ!↓
VICARION III 博多座声歌舞伎『信長の犬』終了! | 諏訪部順一オフィシャルブログ「ゼンラオジサン」by Ameba
こっちも。
《STAFF》
— Stay-Luck_Official (@stayluck_tw) 2018年9月2日
浪川大輔が出演させて頂きました「VOICARIONⅢ 博多座声歌舞伎 〜信長の犬〜」をご覧いただきました皆さま、ありがとうございました! pic.twitter.com/0hpWUH3StR
(浪川さんがお痩せになった気がしたんですが気のせいでしょうか、かっこよかった)
個人的には浪川さんの足元の、ふくらはぎあたりでちょっとキュッとなってるところが可愛くて好きです。保志さんの紫が、(1本目の感想ブログで書いた通り、私は明智光秀というひとを上手く掴みきれなかったところもあり)、掴みきれない謎めいた感じと、紫がマッチしてるなあと個人的には!思いました。
うーんだんだん忘れかけてるなあ
衣装は細かいところは、DVDで確認したく思います!ちょっとおざなりですみません!
それにしても石田さんのドアップとか公式ツイッター(石田さんはない)からのピン写アップ、オフショットなどの供給が本当にないですね。。。ツイッターまとめる作業してて改めて思ったぜ。。。どなたか!ブログにでもどこにでも、石田さんのお衣装ピン写お写真を!!どうか恵んでください!!!博多座に向かって日に三度拝むから!!!
※追記!!
と思ってたら和彦さんが石田さんの新たなお写真をあげてくだすっていた!!ありがとうございます!!
VOICARION | 井上和彦オフィシャルブログ「風まかせ」by Ameba
かわいい........んーっと背伸び............
6. 演技
a. 切り替え
a-1 諏訪部さんの切り替え
諏訪部さんのルキフェルの若い時期、手負いのとき、死ぬ間際、信長と再会した後のまた若返る瞬間....
あの切り替えがこころに来なかった人は一人もいないでしょう(断言)
信長と再会して若返った声になったルキフェルの楽しそうな声...泣いちゃうからそういうの....情景が浮かびますよね。楽しそうに二人で駆けていく様子が。声だけなのにこんなに想像力を掻き立てるのすごすぎる、演出を一人でやっているの本当に....すごい.........
あと、ルキフェルの瑠璃丸に対する態度が変わっていくじゃないですか、あの過程で声がどんどん優しくなるんですよね。瑠璃丸に対して。最初は邪険にしてるのに、資正に対してだって触るなーって叫ぶのに、それなのに「綺麗な瑠璃色だ」、あの優しさ、もう...泣いてしまう(語彙力がない)。徐々に声色が変わっていくの........ああ................
a-2 和彦さんの切り替え
和彦さんは、瑠璃丸、千利休、多門パパと多くの役をこなしてらっしゃいましたが、この切り替えもね、またね、よかったですよね〜〜〜〜本当にね〜〜〜!!!!
瑠璃丸のしわがれた感じ、千利休の焦りながら諭している、そしてそれが報われずに最後は悟ったようにお茶を一服、というところ、多門を心配してあたふたする武家の父、多門パパ。
どれも(声帯的には)同じ声なのに同じ声じゃない。すごい...匠の技.......
どれもグッときたから選べないけど、千利休は秀吉とのやりとり、「大義であった」と会話を終わらせられながらも必死に続けて「日輪のようだった」とお話するあの場面がよかったですね。最後の悟りきった表情、どこか柔らかでそれもまたよかったなあ。
瑠璃丸のルキフェルを諭すところもよかったですね。目が見えないほどの老犬。それでも資正が生きろというから生きる。その信念を聞いた後では、お腹を出して「ああ、そこはいかんッ」みたいなギャグパートのはずのところすら、「生きろというから資正のために生きてるんだ...」と思ってじーんときてしまう。それをあの渋いお声でされるわけで...いや〜最高。そして最後、資正の敵!と言って力を振り絞って吠える。泣けてきますね...特に瑠璃丸の最期........
a-3 璐美さんの切り替え
そしてそして、切り替えといえば璐美さん。唯一の女性ならではの兼ね役でした。信長と資正母の兼ね役。なんてこったい。璐美さんが座ってるときのあの脚の組み方最高でしたね!マジで信長。かっこよすぎ。宝塚。
信長もまたね〜本当によかった。ルキフェルを発見し、「化け物」との話が秀吉たちから伝えられた時の、いわゆる信長の「怖い」とされる一面が出てくる場面。突然大きな声で怒ったり、バケモノ?バカか、と笑ったり。
一方で、ルキフェルに自身と似てると語る。魔王と魔犬。そのときの優しいような恐ろしいような、ぞくぞくするような音色で、もうこの世に理解者は二人きり、とでもいうような、その場にはたった二人しかいないような緊迫感。孤高の美しさすら感じるような音色。
声を張り上げる部分以外でも常に緊張感、緊迫感がある信長。背筋が自然と伸びてしまう、自然と目で追ってしまう、そんな信長。いや〜すごかったですね。ほんとにね。でもルキフェルといるときはなんだか楽しそうで、本当に...それがまた普段の緊迫感との差異で泣けてしまうんですよ...あの世で幸せに二人で駆けていてくれ.......
あと資正母の役もこなされてましたが、いや〜色気のあるお母様でしたねえ。肝っ玉母ちゃん!って感じじゃない、やっぱり身分の高い方だから、御方様ならではのあの高貴な声音。それでいて、ただ高貴なだけでない多門たちを救うあの優しい声。信長との違いね.....
a-4 保志さんの切り替え
明智光秀の保志さんはどこか掴みづらい感じがあった。掴みづらさのせいか怖さすら感じた。
「天女が帰ってしまいますぞ」と言ったときの感じ、個人的には怖さを感じました。まーた脳内の考え好き、解釈好きの私が、「まさかこの天女って信長を指してるんじゃなかろうな...」とか考えてしまった。違うと思うけど。うーんもう一回DVD見たいよー
明智光秀は秀吉に唆された部分があると思うんだけど、それもあって自身が何を考えてるかってあまり劇中で示されてなかった気がするんですよね。光秀が何を思ってどう考えを変えて、信長に謀反を起こしたのか。細かい心中の変化が他の役に比べて少なかった。
だからこそ「何を考えているかわからない怖さ」みたいなのがあったのかなあと。それがまた、保志さんの淡々とした感じ、人間らしさが伝わらないような、そういう感じの演技でさらに怖さが増したように思った。
それに対して、風魔小太郎は何を考えているかわかりやすいというか、人間らしさが全開でしたね〜〜!!声色は、保志さんご本人は「気味悪い感じ」と仰ってましたが、意地悪そう〜な感じが声色だけでバッチリ伝わる感じでしたね!
多門とのやりとりのところは本当によかった。
(超〜〜個人的なことを言うと、「小太郎」というのが出てきたとき、某長髪の攘夷志士が脳内に出てきてしまった...今週のアニメよかったですね!そこ、そういう言い方するんかいwwと笑ってしまった)
切り替えが流石でした。保志さんの普段のほわほわした感じとのギャップがまた良い。うーん良い。役者ってすごいですね...
a-5 鈴村さんの切り替え
多門や資正と話している秀吉ってどこか過去を見つめたくないながらも郷愁の目で見つめる感じなんですよね。寂しそうで、つらそうなのを押し隠すように穏やか。ここの鈴村さんもずっとニコニコしていたし。
だけど、信長といるときの秀吉は、ワンコ(猿だけど)のごとく楽しそうで、天女のようだ、美しい〜と言う場面では、キャンキャン楽しそうで、こっちまでニコニコしてしまうような感じで、ワンコが走り回るような情景が思い浮かびました。
千利休といるときの秀吉は、どこか怖い。ニコニコと笑顔なのに「大義であった」という。千利休の話を途切れさせる。平気で家康の暗殺を命じる。光秀といるときの秀吉も、光秀を唆すようにニコニコと、闇を一人、歩いていく。
そして、信長の死後、中国大返しのときのあの叫びですよ。「喧嘩祭りじゃ」ってあれもう、迫力がすごくて....。いろいろとちょこまかと策を弄してきたけど、もういよいよ大詰め、ここで信長の仇討ちとばかりに(本当は自分が唆したのに)、自分の後悔をかき消すかのごとく大きな声で、叫ぶ。どんな思いで叫んだんでしょうね。あの鈴村さん、本当に素晴らしかった。
日輪から闇、その後悔。その切り替えは鈴村さんの表情も声音もあってこそですね、いや〜本当に良かった。というか鈴村さんのセリフ量、そしてそのセリフのスピードの速さ、ヤバすぎる。
a-6 石田さんの切り替え
犬嫌いの多門がルキフェルと言葉を交わす。そしてあるじのために生きることを選ぶ。
最初の方はずっと怒って注意する多門。ここの石田さんの眉間のシワが最高だった(何回言うんだ)。
基本的に資正に注意しまくってるんだけど、資正が「(シロを秀吉に渡すのは)嫌じゃ」と言って、「多門」と秀吉が促すのに対し、「こうなると主は意見を変えません」的なことを言ってましたよね。もはや資正を説教することもなく。
あそこがよかった!!!資正を理解しているからこそ、意見を変えないところがわかる、だからもう注意しない、諦めろと秀吉に言う。幼馴染ポイントありがとう。
とまあここまでは、基本的に多門は静かなんですよね。注意したりはするけどさ。(「すーけーまーさ!!」と怒る多門。よかった。脳内再生できますね。)
ですが、いざ小太郎に資正を馬鹿にされると、静かに怒る多門。どんどん怒る多門。ううーよかったよーーー!!!幼馴染、主従ポイントが最高。たまらない。啖呵を切るってのはやっぱり響きますね。
さらにさらに、あるじのために死ぬ、から、あるじのために生きる、に切り替えたあとの、生を諦めたような悟ったような優しい笑顔、「大丈夫だ」と嘘をつくところから、生に執着する、あの怒号。「生き延びよ」。なりふり構わない、生き延びよと叫ぶ。あの場面が本当によかった。そこの切り替え。
生死に関する考え方が一瞬でがらりと変わるのって本当は不自然なはずなんですよ。一瞬で変わるようなものじゃない、本当は葛藤だってあっていい、だって「あるじのために死ぬ」ってきっと当時の武士にとっては当たり前のことでしょうから。
なのに、あの一瞬で考え方ががらりと変わる。ルキフェルに言われて、ふっと笑って(ここ、最高ポイント)、ぱっと切り替えて怒号を発する。身震いしますね。あの変化が自然に聞こえるあの演技。
いや〜本当にね。
犬嫌いの多門が訥々と犬のルキフェルに自身の過去を語る。そこまであまり自身のことを話してこなかった多門が、よりによって犬に、話す。「今日はおしゃべりだな」とルキフェルに言わしめるほどに。
犬嫌いの多門が瑠璃丸の死を悼む。「寂しいのう」のあの客席を優しい目で見つめた石田さんのあの...もう...泣いてしまう..........
そして、犬嫌いの多門に、散々資正たちに噛み付いてたルキフェルが、話す。説得する。多門が変わる。「犬と喋った」と多門が言う。
これ。犬が嫌いと言うのに犬のこと本当に嫌いなわけじゃないじゃないですか...犬が嫌い、というところと、こうやって情を見せるところの、その部分に泣かされてしまった。もはや切り替え云々というより、石田さんの演技全体について語っちゃった。何のための項目なのやら...笑
a-7 浪川さんの切り替え
切り替えがない。ブレない。
これは私の考えではなく、別の方(フォロワー様)が仰っていたことですので、深くお話はしませんが、紹介だけすると、資正だけが考え方が変わらない、ブレない、ずっと同じ。それが際立っていたとのこと。
その考え方を聞いたとき、本当にそうだな...と。気づきませんでした。確かにそう。「あるじのために死ぬ」から「あるじのために生きる」に変わったり、日輪から闇に変わったり、唆されて変えさせられたり。資正だけが、変わらずにそこにいる。同じテンションで多門にも秀吉にも接する。鋭いなあ、そうなんだなあ。
博多へ | 浪川大輔 オフィシャルブログ powered by Ameba
↑こちら、浪川さんのブログです。確かに「深い」んだよね。
こんな考えを知ったのも語り合ったからこそ!語り合いって楽しい!
b. 「笑い」について
b-1 笑い方
今回、笑い方って本当に大事なんだ...と思いました。それぞれの役柄、それぞれの場面、それぞれの笑い方。
信長の笑いってまさに「魔王」という感じで、無理に文字に起こせば「ハハハハハハ」みたいな感じなんだけど、決してそれは「快活」とはまた違った、魔王らしさがある。資正がまさにその「快活」という感じなのですが。
魔王らしさといっても、恐怖とはまた違うんだよね。背筋が伸びる。信長が笑っていると何だか憧れというか、かっこよくて、よかったと思える。
秀吉の笑いは、とにかく鈴村さんがニコニコ笑顔。それが恐ろしくもあり、苦しそうでもあり、楽しそうでもある。場面によってその笑顔の持つ意味が変わる。
光秀の笑いは、声をあまり出さないんですね。それがまたちょっと不気味で怖くてね...
多門の怒号発する前に「ふっ」と笑った話はさっきしたので割愛。
b-2 笑わせにくる部分
ギャグパート!!!!!ありがとう!!!!!!
瑠璃丸をウリウリウリ〜〜!!!として奥義、腹だしをした場面、瑠璃丸可愛すぎてすごかった。ニャンコ先生としてのキャリアを感じた。私もタキさんみたいに「もふもふ〜」ってしたい。
というか、「ああっそこはいかん」みたいなのニッチ(「いかん」とかいう言葉遣いをしてくるところがニッチ)なBLに聞こえたわ。脳内がダメすぎる。
あと、資正と多門な!!!!!!!なあ!!!!!幼馴染のああいうの大好きだよ!!!!!いちゃついててくれ!!!!!!!!
というか、浪川さん笑わせにくるときの間の使い方がめちゃくちゃ上手くないですか?
某バレーボールアニメの時も思ったけど、ちょっと間の抜けた感じ、
「すまん資正、策など何もない」
「・・・え?」
これだよ!!!!最高か!!この「・・・」!!!「・・・」!!!!
アニメで言うと、木魚を「ぽく ぽく ぽく」「ちーん!」というようなSEを演出でいかにも入れてきそうなあの感じ!!!!
あの浪川さん石田さんの掛け合い、最高だった、何度でも見返したい。幼馴染ありがとう大好きです。
このギャグパートがあるから、あの怒号が余計心に響くんですよ。ギャグパートがあるからシリアスパートで泣けるってなんかまた攘夷志士が脳内に...あっ涙が..........
c. ルキフェルという犬(ただ泣けるポイントを語りたいだけ)
資正たちに最初触れるなと叫ぶ。瑠璃丸のいうことをはじめは理解できない、
だけど必死に助けを呼びに行く。瑠璃丸の生き方を受け入れる。
ルキフェルっていつも、必死なんですよね。素直なの。誰かのために、必死に素直に生きてる。それを優しい嘘で裏切られて、だからこちらも、報われてくれ...と祈るような気持ちで見てしまう。諏訪部さんの演技が、とにかく素直に必死に生きているルキフェルをまさにその通りに表していて、もう本当に、だからこそ泣いてしまうんだよね.........
7. 能「敦盛」
敦盛とツーショット。 pic.twitter.com/ygsJs9Rgl4
— 藤沢文翁 (@FujisawaBunoh) 2018年9月3日
今回演出させて頂きました能「敦盛」ですが、地謡は重要無形文化財で紫綬褒章受章をお持ちの塩津哲生さん、舞っておられたのはご子息の塩津圭介さんです。初めて能を観て、息を呑んだ方も多かったのではないでしょうか。最高のものを観ていただきたかったのです。 #信長の犬https://t.co/iaRPH3PMjy pic.twitter.com/RN5TDy2Lym
— 藤沢文翁 (@FujisawaBunoh) 2018年9月3日
能って人生で二回しか見たことがなくて、なかなか難解...と思ったんですが、知り合いに能サークルで能やってるひとに話を聞いたら、衣装が重くて難しくて大変、という話を聞きました。そうなんだ。
あの動きすごいですよね。突然動きが大きくなる。静と動がそこにある。でもあんまりことばを聞き取れなかった...これは音響どうこうじゃなくて私の教養の問題でござる...
背景の松?というか、あの踊る場所も、本物というか、本格的というか、もう、だって、紫綬褒章受章の方が舞っておられるって贅沢すぎないか...........ヒン.............
8. 最後のご挨拶(どうしても石田さんに偏る)
保志さんがぽけーっと吹雪を見つめたり、
保志さん「いまからお客さんの気持ちになります!感動しました」
諏訪部さん「どの目線からかわからない感想をいただきましたけれども(笑)」
のやりとり、
ぱっぴー!をやったあと、諏訪部さんが「ライブビューイングの皆さんもやったでしょうね」的なことを言ったあと、もう一度「ぱっぴー」ですよ。かわいい。彼も本当なら壮年くらいの年齢のはずなのにあの可愛さなんなんだ。ひーんかわいい。
石田さんはね〜〜〜〜突如として出てきた忍たまがね〜〜〜〜
個人的には突然「キリ丸」が出てきたときはちょっとウケてしまった(ごめん...)のですが、ご挨拶のときの石田さんが「無事に(千秋楽を)迎えられたとは言えないですけど」「早く消えたい」などと仰り、終始他の方のご挨拶の間もひたすら下を向いていて、心が痛んで、「マジ元気出して.....」って思った。元気出して石田さん!!!!みんな感動したから!!!!!もう声が聞けるだけで万々歳ですよ!!!!!!
と思ってたら、飛行機の中で石田さん笑顔だったみたいですね、杞憂でした。お元気なようで何より。来週のこいしさんイベも楽しむぞ〜
そういえば、語り忘れたけど石田さんの姿勢の良さすごいですよね。あれ筋力いるよね。台本読んでる間ずっと微動だにしない、背筋がぴしっとしてて、手もずっと同じ場所に膝あたりに置いてて、あれすごいですよほんとに。
昔礼法習ってたときに、よく「天井から糸を張って、その糸に引っ張られてる気持ちで!姿勢良く!」と言われたんですけど、まさにそんな感じ。
で、また浪川さんがいじるっていうwwwめっちゃいじるじゃんwww
しかもいじったつもりが、石田さんが突っ込んだり言い返したりすることもなく、静かに苦虫を噛み潰したような顔で立ってらっしゃるから微妙に変な感じになって、「でも素晴らしかったですよ」的なフォローまで入って涙出ちゃうよ〜〜!!!マジで元気出してくれ〜〜!!!という気持ちになりました。
なんか浪川さんの喋り方って資正みたいに明るくてカラッとしててよかったです。
鈴村さんはもうほんと、ニッコリ。笑顔が印象的でした。鈴村さんも愛犬家ですものね。自分は犬と喋れると思ってますから!と言って浪川さんを見てのやりとり。細かい言葉忘れちゃったんだけど(ああ...)、かわいらしい。
和彦さんの頼れる感じ。みんなのお父さんみたいな感じ。牛タン食べたり水炊き食べたり、グルメ隊長鈴村さんのもと、皆さんが楽しそうな感じが出ててよかった〜
関西弁大変だったんですね...鈴村さんの尾張弁もそうだけど、たしかに大変なんだろうなと思った。私は方言話せと言われて話せるものでもないしな...
いやーそして、ワンコ先生も素晴らしかったですね!!!
璐美さん、最後の風の神が神の神みたいになってた、という話で反省会笑
石田さんも璐美さんみたいにもはやネタにしてくれれば〜!!沈痛な面持ち〜〜!!!心が傷む〜〜!!!!
璐美さん、信長とも御方様とも違う、また話し方が本当にかっこいいですね。話してるときの璐美さんの声、素晴らしい。イケボ声優のなかで信長やることのプレッシャー、とおっしゃってましたけど、璐美さんの信長すごかったです...
そして諏訪部さん。ご自身もワンちゃんと暮らしてるとやっぱりグッとくるものがあるのだろうなあ。うーん、そうだよな〜〜諏訪部さんの喋り方ってうまく言えないんだけど、低音成分が局所的にいきなり入ったりしていいですよね。細かいお話を忘れてしまった...
カーテンコール後、劇中の曲をメドレーにしてお聞かせいただきましたが、そこでも炎や花吹雪が舞っててがっつりの演出がすごかったですね。
火花を驚いたように見上げる鈴村さんが可愛かったです。石田さんも見上げたのかなあ、ちょうど火花に隠れて姿が見えず残念。というか石田さんの水飲むところ見れなくて残念。
はい、ということでとりあえず。書き終わりました。長かった...これで一旦私の感想はおしまい。
藤沢先生、照明、音響、音楽、装飾、各セクションの皆さん、出演者の皆さん、本当にありがとうございました!!!
DVD楽しみにしています!!各セクションの裏話、苦労話も聞きたいです!!
#VOICARION #ヴォイサリオン #信長の犬 #博多座 #藤沢朗読劇
#石田彰 #井上和彦 #鈴村健一 #諏訪部順一 #浪川大輔 #保志総一朗 #藤沢文翁 #朴璐美
VOICARION Ⅲ 信長の犬 感想 演出、音響、音楽編
2018 9/2 夜公演(千穐楽) 見てきた感想その2です。相変わらずひたすら早口語りをしています。
博多座、VOICARION Ⅲ 信長の犬、感想。
https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/03/012635
↑こちらの続き。ここでは、1. という目次で、脚本、物語の筋、言葉遣いについての感想、読解を私なりにしてみました。ぜひ。
以下、演出、音響、音楽について語り尽くします。
※ツイッターから村中さんのお話を見に来た方へ。
このブログは大変長いです。村中俊幸さんから伺えた大変貴重なお話だけ読みたい方、下の方〜〜〜〜の「追記2」の部分までスクロールしてください。
デカいピンクの文字で始まる部分。
村中さん、ありがとうございました!
とはいえ、各セクションについて語りまくっているので、もしお時間があれば、読んでってくださいな。声優さんの名演技にとどまらない、各セクションの素晴らしさを分かち合おうじゃないか。
2. 演出の感想
藤沢先生のブログです↓
そうやって連携して垣根超えてみんなで作ってるんですね...最高.......
a. 空間演出
舞台がとにかく広い!!!!マジで広い!!!!!!
劇団四季の観劇をしたことが一度だけあるんですが(ノートルダムの鐘、あれも号泣して、終わった後友達と超オタク語りした)、
劇団四季の舞台、私が見た場所は舞台が比較的狭かったんです。キャストの動きとか見てるとスムーズすぎて狭く感じないんですけど、マジであれは動線めちゃくちゃ練習してんだろうなと思うくらい。
そういう狭い中で、凄い勢いで舞台装置が入れ替わっていくんですよね。あれはあれで職人技。好き。
で、歌舞伎座(こちらも数回しか行ったことはありませんが)はね、劇団四季よりは広い。舞台装置もかなり大きいものを使ってきますし、波とか出てきて布をバッサバッサ振ったりするし。荒事の迫力なんて本当にすごい。アクロバティック。
で、ですよ。
この2つが目じゃないくらいめーーーちゃくちゃ広いんです。舞台。
だけど劇団四季でも歌舞伎でも、役者さんが動くわけじゃないですか。朗読劇は朗読な訳だから動かないのですよ。だから、本当なら広すぎてポツン....みたいな事態になってもおかしくない広さなはず。
なのに!!!迫力がある!!!
つまり、空間演出が素晴らしいと思いました。
上から大きな布が垂れ下がっているのとか。
(あれは船の帆のように感じたんですが、どの場面で垂れ下がりましたっけ...一気に垂れ下がって「ウワァ!」って思ったんだけど、絶対あれも帆が降りて出航とか意味がある演出のはずなのに圧倒されすぎてどの場面だったか忘れた...覚えてる方どなたか教えてください.........DVDはよ......)
高さも奥行きも上手いこと使ってましたよね〜すごい。
※追記 5/25(いつ追記してんだよ…という…すみません)
ふくおかのひと (106.180.48.244) |
こちらコメントにてご指摘いただきまして、博多座の舞台は横幅が歌舞伎座よりだいぶ狭いとのことでした。目の錯覚……いやーありがたいです。調べず体感で書いててすみませんホント、、。というわけで訂正させてください。歌舞伎座より横幅がだいぶ狭い、のに、広く感じてしまうほどの迫力…という感じでいかがでしょう。
あとやっぱり音楽ですよね。音楽隊(?)の皆さんが、上にいるってのがまたいいですよね〜新鮮だった。
オペラとかだと舞台の前のへこんだところにオケがいますからね。今回は視覚的にも「FRONT ground music」でした。藤沢先生の言うとおり。演奏している場面が細かく見れてよかった。
b. その他(くくってごめん...)
b-1 炎と火花
まあ、炎といえばやっぱり信長さまですよ。信長さまの死ぬところですよ。
ただでさえロミ姐さまの演技で大号泣のシーンなのに、障子越しに影、というのずるい...そしてその障子が燃える(!)というのがびっくり。
低音の炎だとかで燃えないんですよ〜とのこと、諏訪部さんが仰ってましたね(そうだったんだ...)
あとは特徴的な火花ですよね。私の脳内では「よくジャニーズとかがライブでやるやつだ...」と変換されてましたが、舞台の下からブワーッと盛り上がる火花。視覚的にも楽しい。
b-2 光、照明
印象的だったのは、秀吉が、光秀とか千利休とやり取りをしている場面。二人で話してるわけだから二人にスポットライトが当たってもいいはずなのに、秀吉にだけ当たってたわけですよ。それも、上方から一筋だけ当てる、とかじゃなくて、あちこちから一人にだけスポットライト当てるからめちゃくちゃ目立つ。
前の記事についてコメントをネットで頂いた方から「裏の主役は秀吉」という感想を抱いた、と言われたのですが、まさにその通りだった。
前の記事で述べたとおり、秀吉は異質な存在なんですよね(と私は思っている)。
その秀吉の苦悩(それは最終的には解決されなかったし、されるはずのものでもなかった。ただメッセージは伝わってきた)、日輪から闇への落ち方。
ルキフェルも秀吉も生き方を「変え」ましたが、秀吉は全く違う変わり方をしてしまった。
その、「裏の主役」としてのスポットライトがすごく伝わってきた。照明さんの役割をバチバチに感じる光の当て方でした。
あとはやっぱり突然バチバチと激しく点滅したり(どのへんだっけ...これも細かいところ忘れちゃった...)、多門の「生き延びよーーー!!!」のあとの攻防の銃声とか(あったよね..??)の光の演出は大変よかった。
あれどうやってるんだろうね。舞台照明で「目潰し」という技法(強い照明を客席に向けるやつ)があるんですけど、あんなに数カ所バチバチ局所的なタイミングでやるのって難しそう。何か特殊な機械があるのかしら。
そして、やっぱり「朗読」という特性のひとつは、場面展開がわかりにくいわけです。いきなり過去に飛ぶのはやりにくい。
それを照明の切り替えで見事にやってのけてましたね。
ルキフェルが倒れそうになるときに信長を思い出すシーン、ルキフェルと信長が交互に話していましたが、あれも照明と(ドォン...という音)の切り替えがあってこそ。いや〜照明って大事!というかあの一言ずつ照明切り替えるの大変そうーとか思ってしまった。
それにしても、現在と回想で照明の色の切り替えがあったわけだけど、あの色も何か意味があるんだろうか。この回想のシーンはこういうイメージだから何色、とか。誰がどうやって色を決めたんだろう。。。
とかいうことを考えてるとね〜〜〜〜は〜〜〜〜パンフレット超分厚いやつ作ってほしい。各セクション(脚本、音楽、照明、音響、舞台装飾etc...)の細かい裏話、苦労話、こだわり、マジで聞かせてほしいです!!!お願いします!!パンフレット読みたいです!!!!!
どういう意図だったのか...とか知りたいよ〜〜〜〜〜〜!!!DVDにつけてください〜〜〜!!!いや、つけてくださらなくても作ってくださったら別売りでもホント買うからさ〜〜頼むよ〜〜!!!!
※追記
藤沢先生のツイッターより、照明の苦心ポイント↓
「陰翳礼讃」。内容を大雑把に言えば「日本の美とは陰にある」というもの。能面も文楽人形の顔も、ロウソクや薪の炎のたゆらぎが作る光と影によって「肉」や「皮膚」の感じが作られていたのに、電気の明かりがそれを殺したと。今回、照明の久保さんが炎と照明を使って苦心したのはここです。#信長の犬 pic.twitter.com/3DmKgVoiH4
— 藤沢文翁 (@FujisawaBun_O) 2018年9月4日
なるほどなぁ、、、、「肉」「皮膚」の感じは炎のたゆらぎで作られていたと.....
b-3 効果音
銃声とか。迫力ありすぎて座席でビクッとしてちょっと恥ずかしくなるやつを2回くらいやってしまいましたね。
あとは犬の声。ああいう声ってだれがどうやって作るんだろう。電子音なのかな?
犬の声に重ねて、犬役の声優さん各位が話すところ、あれ音響の調節難しそう〜〜〜〜!!!という感想を抱いたんですけどどうなんだろう。そうでもないんかな。さっきからやたら裏方が気になってしまう。ははは。
b-4 花吹雪
花吹雪の量ヤバくない????みんなの髪の毛の上についててマジで可愛い。ありがとう、絶対それ目的じゃないのわかってるけどそれが可愛かった。
花吹雪はどこの場面でブワーっと出てきたか忘れてしまった(何度かありましたね)のですが、量が凄すぎて量が凄いという印象しかない。すみません。ここまでこんだけ語って考察してきてこれかいな!!!という感じですね...ww
3. 音響の感想
ちなみに私は1階後方での観劇です。席によって聞こえ方は違うと思う。あくまで私の席で、の感想。
音響はね〜SNSで仰ってた方もいらしたけれど、全体としてはよかったの!よかったんだよ!だって号泣したもん!
だけど、うーんまあ、ちょっと残念に思うところもあるにはあった...かなぁ。やー充分迫力ありましたけどもね!!マジで。
例えば、中島さん(男性ボーカル)の声がちょっと大きすぎて、藤沢先生作詞の歌詞が聞きとれなかった...勿体ないぜ.....本当にDVD発売されてよかったよ〜!冊子に歌詞をぜひ載せてください、読んでじっくり味わいたいんや...歌は本当に素晴らしかったのですが、歌詞が〜😭😭
あと、その中島さんヴォーカルの曲のとき、チェロがコーラス部分(?)を弾いていた気がするんだけど聞き取れなかった...これは私の耳が悪いのか...
ただ、音響は大変なんだろうな、とは思った。声優さんの、低音で静かなところと、見せ場の張り上げるところで、声質がかなり違うんですよね。(悪いとかそういう意図で言ってるんじゃないですよ!だって演技がそうなのだから、それこそが素晴らしいところなのだから)
たぶん声のトーンによって響いている音域が違いすぎて、あれに生で合わせにいくのは大変なのかなと。あまり高音を響かせすぎるとキンキンするから、そこの高音成分を切り取ろう...とか、その場その場ではなかなかできないよなあ。
張り上げてるところにフォーカスを合わせて音響調節してるのかなあと感じました。低音のところちょっとぼやっとした感じの音響だったと思うので...うーん。私がそう思っただけ?
ていうか、機材はどんなのを使ってるんだろう。
「この場面は、この音響で(つまり、この辺の高音成分は切る、低音成分を多めに響かせる、など)やろう」っていうのをパターン化して機械に覚えさせて、
「あ、この場面だ、じゃあこの音響で」とボタンひとつ押せば予め作っておいた音響が再現できるっていう、所謂「デジタルミキ」(ってありましたよね?)を使うんだよね?きっとね。違うのかな...ううむ。
(私機材詳しくないから細かくは語れないですが...)
うーーーん、でもさあ、声優さんって毎回演技が違う(ナマモノなので)わけだから、あらかじめ音響作るとかできないよね...だいたい、最初で最後の全員揃うリハ、みたいな感じで言ってたのに、そんな細かく音響調節とか無理だよね?!音響とか舞台ごとに全然違うし...
ええっ、っていうことはリアルタイムで演技聴きながら音響調節するの?マジで?作業量がヤバい、プロだ.......という気持ちです。
はーだから、まあたしかに作詞聞き取れたら...とは思ったけどそれ差し引いたってマジですごい。本当にすごい。だけど、強いて言えば....というくらいの素人の喋りなので!叩かないで!ああ!
何はともあれ、ですね...
張り上げてる部分の音響はすごかった。迫力ありすぎて身震いした、鳥肌がたった。いやほんとすごいよ。本当にそう思うよ。
そういう音響の苦労話、裏話、こだわりの数々、めっちゃ聞きたい。キャストトークももちろん欲しいけれど、音響とか舞台装飾、照明etc.トークも超聞きたい。どうかパンフレット作ってください。お願いします。絶対に買う。(2回目)
4. 音楽
音楽ねーーーーよかったですよねーーーーー
和洋折衷、最高。篠笛の音の、ある音から別の音に変わるときに、その途中の音がちょっと混ざりながら別の音に変わるじゃないですか。
(例えば、ドからミに行く時、微妙にレが入る、とかそういうこと)
その和風感がよかった。
フルートの音も柔らかくて好きですが、篠笛は凛としてましたね。一本の筋が通ってる感じ。男性ボーカルと同じメロディラインを奏でてたけど、男性ボーカルの声に負けずに一階後方までバッチリ聴こえてた。すごいわ。もちろんマイクはあるだろうけど、すごい。
で、鼓とその合いの手的な声(アレってなんていうんですかね?)もまたよかった。鼓がドラムと一緒に三連符叩いてるのカッコ良すぎてびびった。うーん、良い。
※追記 アレは、「掛け声」というのだそうです。↓福原さんのツイッターより
鼓を打つ時にヨーとかホーとか言うのは、何て呼ぶんですか?とたまにご質問頂きます。「掛け声」と呼んでいます。
— 福原千鶴 つづみ (@fukuharachizuru) 2018年9月4日
古典的な演奏=(私の場合)長唄などの三味線音楽と演奏する時 は、どんなフレーズを打ち、どの声を出すか厳密に決まっています。
VOICARIONの時は、曲や台詞に対してかけていました。
ロックと鼓も合うのびっくりしましたけど、鼓とチェロが合うのもびっくりですよホントさ!!!可能性って無限大なんだね!!!
鼓とチェロって合うの?すごくない?自然に受け入れてしまったけど、あそこのデュエットすんごくかっこよかった。
歌は、さっきも言った通り、歌詞を知りたいーの一心...曲は本当に雰囲気に合っていて、じわじわじわーーーっと心に響いて、もう充分に大号泣したんですが、歌詞が知れればきっともっと響いたはずや...!
※以下のひとまとまり、追記
藤沢先生のブログ読んでて思ったんですけど、あまりに自然すぎて受け入れてたけど、見せ場のセリフでサビが来るように生演奏するって冷静に考えてすごすぎるな.....
年末のコンサートで、元日になる0:00ピッタリに終わらせるクラシックコンサート(ジルベスターコンサート、いつか行きたい)がありますけど、あれと似たようなものを感じる。1秒ズレたら大惨事。
だけど、あのコンサートと違うのは、あのコンサートは時間(つまり一定の速さ)に合わせにいくわけですが、今回の場合は、合わせに行く方(つまり声優さん)が毎回速さが(当然人間なので)違うわけですよね。それに1秒の狂いも許さず合わせるって人間業じゃないだろ.....すごい.......(追記終わり)
あと、ちょっと思ったのは、これ私の聞き間違いかもしれないので、もう一度はやくDVD見たいんですけど、ドラムのタムとタム(デカイ太鼓みたいなやつ)の間をつないでるような、銀の、本来楽器として叩かなそうなところを叩いてませんでした?双眼鏡で何度か確認したけど、叩いてた気がするんですけど...
なんかねー、そこを叩くと、鼓とはまた違った、不思議な感じの音が出てたんですよ。いいスパイスになってて。うーん聞き間違いかなあ。ドラムでそこ叩くの?!とびっくりした。
※追記2
なんと!!!ドラムを叩いていらした村中俊幸さんにその部分を質問したらご返信がいただけました!!!
村中さんからブログへの掲載許可をいただいたので、その部分についてのスクショを載せますね。↓↓
村中さんの優しさ溢れるご回答でした...リムショットも聞き分けられない私に優しく教えてくださって...
なるほどなぁ。リムショット、あるいは和太鼓の柄だったのか...もしかしたら後者かもしれないな....
いずれにせよ、ドラムに詳しくないワタクシ....聞き分けができなかったぜ....
しかし、プリセットを曲ごとに変えるって本当に作業量がすごい...そこまで見れてなかったや....
和物をプリセットに入れているとのことで、ドラムセット1つだけでもまさに和洋折衷がなされていたんですね。
綿密なリハーサルを経ての調整、作曲、対応。本当にすごいです。人間業じゃない。見てよかった〜〜
村中さん、本当に本当にお答えくださってありがとうございました😭😭 お優しい方でした。ネットでいきなり質問したのに、詳しくすぐにお答えくださって...村中さんの優しさがすごいです.......またきっと、いえ、絶対に!!見に行きます!!
そんな素敵な素敵な村中さんのオフィシャルサイトはこちらです↓
http://drumuranaka.wixsite.com/toshimuranaka
(追記2、終わり)
総じて、上で音楽、というのがよかったですね。BGMじゃなくてFGM。FRONT。
あとはやっぱり本当に大事な場面で、無音になるのがまたよかった。無音って大事ですよね。心臓の鼓動すら聞こえてきそうな痛いほどの静寂のなかで、声優さんたちの演技を聴く。見る。それで、そういうときの照明がね、だいたい静かなんですよ。上方からスポットライト一筋。
無音の贅沢さ。シンプルな贅沢さ。
それはやはり、盛り上がるところの音楽、照明、演出があってこそ。うーーーん本当に贅沢だわ。DVD発売最高。ありがとうございます。
あれーまーたこんなに書いてしまった。
次回、衣装と演技、最後のご挨拶について語り倒します。次回でラスト!のはず!ww
次回でラストになります、衣装、演技、挨拶編↓
https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/04/131927
#VOICARION #ヴォイサリオン #信長の犬 #藤沢朗読劇 #博多座
#石田彰 #井上和彦 #鈴村健一 #諏訪部順一 #浪川大輔 #保志総一朗 #藤沢文翁 #朴璐美
VOICARION Ⅲ 信長の犬 感想 物語編
2018 9/2 夜 博多座にて。
VOICARION Ⅲ 信長の犬、見てきました。藤沢朗読劇。
そんなわけでネタバレごりごりの感想です。クソ長い。
途中でいろんなセリフを引用しますが、うろ覚えですので悪しからず。何なら間違ってるところもあるかもしれないです
そして私が見たのは千秋楽のみ。です。
今すぐもう一回見たい
まずは藤沢先生の公演前のブログの数々(このブログ内にリンクがさらにあります)↓
「信長の犬」と願い | 藤沢文翁オフィシャルブログ Powered by Ameba
千秋楽を迎えた後の藤沢先生のブログ↓
VOICARION「信長の犬」千秋楽 | 藤沢文翁オフィシャルブログ Powered by Ameba
1.物語全体の感想
a. 「犬」という言葉
「犬」という言葉って、「主従」という意味を日本語では含むと思うんですよ。しもべ的な、少し侮蔑的なニュアンスが入る...と思う。普通は。
そういう、普通なら少し侮蔑的なニュアンスが入るはずの単語がキーになっている、題名になっているというのがすごく印象的でした。今回のルキフェルはそういう、「犬」ではないから...
b. 主従のかたち 関係性編
主従のかたちがたくさん描かれてましたね。
b-1 信長とルキフェル
THE 王道の主従。主従という名目、飼い主とペットという名目なのかもしれないが、そんな名目をつけるような上下関係はなく、名前をつけられない関係性...仲間、同志のような?感じ。
信長に対し、「お前は世界の王になるのか」ということをルキフェルが聞いたとき、普通は「yes」「no」のどちらかのはずですが、信長はどちらでもなかった。
「"一緒に"世界を見よう」
と言ったわけです。ここがものすごーーーーく印象的だった。
世界の王になる信長についていくルキフェルはやっぱり主従でしょう?だけど、「一緒」なんですよ。対等。ここが最高でした。ああ、あくまで対等なんだって。はあ、、、、幸せになって、、、、、なったけど、、、、、、、
だからこそ、あとで信長が自身の死に際してルキフェルに言う「お前はこの信長の犬なのだから」大丈夫だ、東へ行け、という言葉が響く。
信長の犬、そう、ここで「犬」という言葉を対等な関係性に使う。ここでは普段辞書的に使う侮蔑的な意味は一切ないんですよ。そこに泣いてしまった(いや深読みなのかもしれないけどね...だって実際、ルキフェルは犬だし...でも勝手に解釈して深読みするのが好きなだけだから許してくれ...)。
b-2 多門と資正
こういう主従関係大好きなんだよーーーー!!!!!ウワーーーーーー!!!幼馴染ーーー!!!!!
基本的に多門がいつも注意しまくってる(ここの石田さんの眉間のシワ万歳。眉間のシワ、万歳)のに、資正をいざ馬鹿にされると、静かに怒る多門。ありがとう。生きててよかった。みんながギュンギュン来たところだと思ってる。
多門の、資正を怒るときの眉間のシワもいいけど、石田さんの優しい〜目線も良かった。瑠璃丸がいなくなって寂しいとか、そのあたりの。はあ。目線で語られるとだめなんだよ〜泣いてしまうんだ〜〜〜
えーっと、、、
ここの二人は乳飲み子なわけですね。つまり言ってしまえば武家としての主従。しかも父以前の代から主従なわけで、この時代で最も普通の主従なわけですよね。典型。
b-3 信長と秀吉
ここだけが唯一異質な主従関係。
本来秀吉は信長が好きで、主と信じて疑わなかったはずです。「信長のために生きたい」「信長のために死にたい」、いずれにしろ、「信長のために」が本来はあるはず。
それなのに、いつの間にかそれが消えて、「信長になりたい」になってしまっていた。
「信長になりたい」のはなぜかと言えば、それはもはや「信長のため」「主君のため」ではない。「自分のため」なわけですね。
先ほどb-1で挙げたシーン、信長の「世界を一緒に見よう」というところ。
秀吉は千利休に対し、「朝鮮を、明を征服する」、つまり「世界の王」になりたいと語るわけです。
信長と秀吉の違い。ここがまた対照的だな、と。
つまり、「信長になりたい自分」は「信長にはなれない」という残酷な事実。
日輪のような人間が月を追ううちに闇になってしまった...と。
しかも、秀吉はそこに自覚的ですよね。時折寂しそうにする。郷愁をのぞかせる。「殺しちまった」と後悔すら見せてしまう。
つまりなりたくない自分になっている事実に気づいてる。
ここが辛いんだよーーーーー!!!!アーーーー!!!!!辛!!!!浮き世つら!!!!マジミツバねえさまが送ってきた煎餅(まえもち)くらい辛いんだよ!!!!!土方も泣いちゃうよ!!!!!!
秀吉が最後まで自覚的じゃない(つまり、なりたくない自分になってる、と気付いていないで、ただひたすら悪の道を「正しい」と信じて突き進む)方が憎めたのに、、、!!!
こうやって郷愁を見せるの。後悔を見せるの。寂しそうな目をするの。だから憎めない!!!!!秀吉!!!!!!!
天下泰平という目的のためには中国大返し(10日で光秀を討ちに帰ったやつです)をやっちゃうんだよ!!!!!
はい。だからまあ、これは余談だけど、秀吉は中国大返しのとき何を思ったのかなと思いました。
だってなりたかった主君(信長)を秀吉が唆して光秀に討たせたわけでしょ。
で、その光秀を、主君(信長)の仇!として討つっていうのはさ、もう決定的に戻ってこられないところまで来てしまったのだから...嘘で塗り固められてるんだもの。
賽は投げられた的な感じで、後には引けない気持ちだったのか、葛藤がありながらそれを隠してあの「喧嘩祭りじゃ」を言ったのか、それともあの時点では自分は間違えたとは思わずに叫んだのか...どのルート選んでも最後には後悔と自覚と郷愁がくるんだよつらすぎない?つらすぎますね。
なのに全体として秀吉(というか鈴村さん)は笑顔でいるのがまたつらい。はい。
b' 秀吉と千利休
ここは正確には主従じゃない(千利休って商人でしょ?)から、b' でいきますね。
千利休は秀吉を「人柄が好き」だと言った、だから暗殺に加担しなかったのだと。それが日輪でなくなってると...
千利休は秀吉に対して、割と説教をする。秀吉は聞かない。大儀であった、そして殺すわけですよね。
これねーーー秀吉は自分の「理性的な部分」を殺したのかなと....もう元には戻れなかったってところ。「天下泰平のためには仕方ない」「戦をしないためには戦を捨てなければならないこともある」、自覚、理性への言い訳なのかなあ。
千利休が自分の理性の投影、そして千利休を殺していよいよ元いた楽しい時代には帰ってこられなくなってしまった...つらいね.......(でも結局それすら殺しきれずに後悔もしてるわけだけど、千利休を殺したことで、決定的に戻れなくなったってところが大事なのかな?と)
そして最後に千利休が一服立てるところ。暗殺の道具にも出世としても使ってきた、お茶。最後にそれを秀吉のために立てて死ぬ。はあ....つらい.......またこのときの和彦さんの悟りきったようなお顔が.......
c. 主従のかたち 死と生編
第2幕の頭、能のあとの和音、めーーーっちゃオルガンっぽくて、バロック時代を思わせる和音だったと思うんですけど、あれ教会、神聖さすら感じさせる和音。死と生がテーマと思わせる和音。あれがまた最高に印象的だった。センスの塊すぎる。チェリストの方が音楽監督だし、クラシック畑(なのかな?)ならではの。
さて、そんな死と生についてです。
主従関係の死と生は
・「あるじのために死ぬ」
・「あるじのために生きる」
という観点。
c-1 信長とルキフェル
ルキフェルは、「あるじのために死ぬ」を選びたかったのに選べなかった。嘘のために...そしてルキフェルはこの考えを変えていく...と。
c-2 多門と資正
多門は「あるじのために死ぬ」を選ぼうとしたが、ルキフェルと会話をして「あるじのために生きる」を選んだ。そして、生き残る。
まあ正直、多門とルキフェルだけになって、「百人いれば充分」とか言い出した時点で、私は「何このフラグ...死ぬの...?死ぬのか...鬱展開...」という脳内だったんですけど、よかったーーーーーー死ななくて。万歳。(虚淵脚本だったら死んでると思う)(適当)
さて、これがさ〜もうよかったポイントしかなかったーーーーーーわけですよ
ルキフェルは「あるじのために死にたかった」
これを、瑠璃丸が変えていくわけですよ。瑠璃丸が「あるじのために生きた」その生き様を見る。そして、最後に「綺麗な瑠璃色だ...」と看取るわけですよね。はあ。つらい。
で、ここのシーンには「見てみよ、満月だぞ」と。瑠璃丸を看取ったとき、満月なんですよ。
月といえば信長。信長さまも見ているなかで、ルキフェルはその考え方を変える。信長の嘘にいつまでも苦しむルキフェルは、瑠璃丸の生き方を信長さまの月に照らされながら、ここで受け入れるわけですよね。
そして、多門にルキフェルが「あるじのために生きる」当たり前のことだろう!っていうんですよ、当たり前って、、、当たり前っていうの...あなたがついにその境地に達したの......
で、またさ〜訥々と、多門がルキフェルに、瑠璃丸が死んで寂しい、と言うんですよーーーー犬嫌いなのにーーーー
いやでも、犬嫌いっていうか...犬に噛まれた、犬が怖い、何を考えてるかわからないからってだけなわけで、本当に毛嫌いしてるわけじゃないし...あーつらい。ここにもまた、資正への、忠誠?主従を超えた何か?を感じてしまう。情がね...
いやーこのあたりはもう号泣。だめ。無理。このあとの石田さんの「生き延びよ!」で大号泣ですよ。個人的にはコードギアスの「生きろ」を思い出しました。スザクゥゥゥ!!!!!
c-3 信長と秀吉
先ほども述べた通り、ここは異質なんですよね〜〜〜
秀吉は「あるじのために」どうこうではなく、「自分のため」に生きたからこうなったのだ、というメッセージをビンビンに感じる。
c' 余談 「家臣」という言葉について
ここまでは「家臣」なんですよね。だけど北条氏は「手下」だったわけですよ。「家臣」には血の通う情があるけど、手下はいわば道具なんだな、と。なるほどね〜〜〜そういう言葉遣いね〜〜ハァ〜〜〜〜!!!
という感じです。
c'' 余談 明智光秀について
ここまで、明智光秀について一切書いてないんですよ。私は明智光秀だけが上手く掴めなかった。結局秀吉にいいように踊らされたっていうだけなのかなァ
ルキフェルの主人に信長。信長の家臣に秀吉を置いて、ここが異質な主従。資正と多門の典型的武家の主従。瑠璃丸はルキフェルの考え方を変える立ち位置。千利休は秀吉の考え方を変えようとしたができなかった。
アレ?明智光秀は?となるんですよね〜〜〜〜うーん。明智光秀ってなんだったんだろう。明智光秀からの構造的な立ち位置を上手く見出せなかった。そこが私の読解力不足、無念ナリ。
d. 物語ラスト
全体として主従を超えた情の美しさ、生への執着の大切さというメッセージ性と、あるじの生死が同じだったので、信長が死ぬところはつらかったけど、結局はハッピーエンドだった。綺麗な終わり方。鬱展開も結構好きですが、ハッピーエンドも普通に好きなので、素直な展開でよかった。
最後、「嘘はないんだな」という言葉に対して、「嘘はもう終わりだ」という信長の言葉で、
あーーーーこれで嘘が終わりなんだ、もう嘘をつく必要がないんだ、と思って泣き、
「終わりのない世界を一緒に見よう」で、あーーーーもう終わりがないんだ、あーずっと一緒にいられるんだ、よかったね!!!と言って泣きしました。
終わりという同じ言葉を使って泣かせにくるのずるい。泣いてしまう。またここで諏訪部さんの声がどんどん若返っていくのがもうね、情景が脳内に浮かびますよね。プロってマジですごい。すごいわ。
えーと本当は演出、音響、演技、衣装、最後の挨拶の話までもうアレからコレから語りたいんですけど...字数が多すぎてアレなので続きはまた今度...
続きました↓
https://turkey-a-san1102.hatenablog.com/entry/2018/09/03/194620
演出、音響、音楽などについて語っています
#VOICARION #藤沢朗読劇 #ヴォイサリオン #信長の犬 #博多座
#石田彰 #井上和彦 #鈴村健一 #諏訪部順一 #浪川大輔 #保志総一朗 #藤沢文翁 #朴璐美