とるころーるの備忘録日記

なんかもうごちゃまぜ

さらざんまい展 9.12


行ってきましたよ〜ボリュームたっぷり!とりあえずザーーーーっと写真をあげます。これはもう完全に備忘録なので、一週間以内には細かく追記したいね、、、

 

早速参ります。入り口直前のこれで胸がドキドキ。



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素敵……!
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中に入ると、まずは幾原監督のメッセージから。f:id:turkey_a_san:20190912231606j:image

 

そして、この壮観の振り返り


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ちょいちょい抜けているのが悲しい…すっかり全部撮ったつもりでいた…

 

これを抜けると開けた空間に。そこにはトリオの姿が!

 

どの角度から見てもかわいいじゃん…なに…??ちなみに後で出てくる設定資料集には、リアルの一稀とカッパになった一稀の身長差が描かれてたんですが、私の目視で半分くらいだった。かわいいね。

 

そしてこちらにはさらざんまいの赤ちょうちんが!

 

横にはケッピと、

 

サラちゃん!かわいい!

 

赤ちょうちんのところを通り抜けると!じゃん!

 

人力車!もちろん乗りました。さらっと。

 

 

この左の階段から昇るんですが、ちょっとグラグラしそうで(実際には大丈夫なんですが)怖かった笑

 

ちなみに人力車の横にあったピクトグラムはそこかしこにありました。

 

人力車のところを通り過ぎるとこんな感じ(赤ちょうちんのところから一本道になっています)。両側では、いろんなシーンのさらざんまいが放映。突き当りは尻子玉コーナー。

 

もちろんやった。さらっと。

 

突き当りを左に行くと!そこには川嘘交番が!

 

カワウソイヤァ!の映像が流れる横には、玲央と真武の日常が…(と私は読み取りました)

はい完璧な朝食~~~~!!!!!!はい完璧~~~~~~~!!!!!!!(露骨に上がるテンション)

 

そして先ほどの突き当りを右に行くと、大きな所長がこんにちは。

 

そして!!

あーーーーーーーー良すぎるーーーーーーーー!!!!

 

 

風圧+ドアップに耐えられる美形二人の顔が良すぎる。4Kテレビも怖くないこの美しさ。なんか興奮しすぎて右端アップの撮影ができていないですね。まあ本編を見よう…

 

喪失の痛みから逃げない、それを抱えるアニメというのがとにかくよかった。ご都合主義、馴れ合い、上澄みの一切の排除。

 

「それがどうした」という希望に満ちた放棄と開放。

 

はい笑顔が尊い~~~~~~!!!!!!!!

 

「から」。いいですね…

 

で、こちらの横には本当に撮影OKにしていいんですか?という原画とギャラリーの数々が…(ちょっと私の影がゴリゴリに写ってるものもあるんですが…すみません)

 

斎藤さんのメッセージから。『レオとマブ』のああいう日常の行く先に10話があると思うだけで泣ける。11話があってよかった。

 

ミギーさんの原画。絵具の色合いとか、柔らかな感じとか最高です。

 

そしてこちらは決まった時間に表れるグリーティング。本日のグリーティングは一稀カッパでした!かーーーわいい

 

物販コーナーにはレオとマブの例のリングが。触っちゃダメと書いてあったので、位置をいい感じに修正できなかったけどとりあえずとってきました。

 

ウソング!無駄にいい画質でとれた。android、お強い。味は美味しかったです。焼きそばにマヨかけてブロッコリー入れた感じそのまんま。完璧。ちなみにカフェ…というかテイクアウトのみでした。でもまあサンシャインは座れるところいっぱいあるから、その辺で食べてた。

 

こちらはラムネ。めっちゃぬるくて笑った。ヒエヒエが飲みたかったという本音はあるけどラベルのレオマブが尊いからいいや。

 

以上です。

 

続きまして、撮影不可エリアにおける原画の感想なんですが、とりあえず本日は携帯に書いてあるメモをマジで殴り書きしたのをそのままアップし、後日何を言いたかったのかを細かく追記します。行かれなかった方でご覧になりたい方は後日、行かれた方はあのことかな、と思いをめぐらしてみてください()

 

・誓の顔が良すぎた

・誓の笑顔

・真武の笑顔

・音寧との背の高さの違い設定

・笛の中のコルク

・6歳と16歳 祭

・川路大警視

・春河の足が不自由なことがわからないような動きという指示

・おばあちゃんの服ゆったりめ

・高校生トリオ

・絵具のアナログ感、柔らかさ、現実とファンタジーの架け橋、背景美術

・ 模型 7話提供 お母さま

・人と仲良くなりやすい燕太だけど、なんか変なおっさんがきたな、と思っている

・常にキャンディを咥えている

・トラックの書き込みがやばい 

・誓が足でガスガス風呂に沈めてるときの顔がいい

・カパゾンビの指

・キスゾンビの顔

・soba T

・燕太の目、もっといっちゃってる感じで

・幽霊のような動き、ハコゾンビ

・無機質な顔、真武

・カワウッソーの白衣の丈

・浅草五稜郭

・尻子玉抜くときのケッピの目

・ミギーさん透明感。グロテスクに、不気味に、の指示

・燕太のリコーダーシーン三連発

・没案?レオマブのエスカレーター降りてくるところ、サングラス真武

・パパめっちゃかっこええやん

・理沙

・レオマブの人力車夫が警察制服

・そばかすの配置指定

・玲央の制服に血がゆっくり滲む指定、ボタンには血がかからないように

・玲央と真武が抱きしめ合うところ、「むずかし~」

・水滴のみ別紙

・燕太のめがね、ツルなし

・カッパには眉毛がない!

・カワウソイヤァのとき、真武はこちらを見ているが、玲央は真武を見続けている

・死相、隈、真武

・王国の箱庭 箱の状態で移動、ハンドル回して展開図、城

・真武からの光受け

・寝ぐせ、きゅうり持った笑顔イズビューティフル

・サラちゃんのメイク室、カッパドライヤー、きゅうりハンドクリーム

・悠は運動神経がいいのですぐ立ち上がる

・優しく手を入れてください

クソデカ感情 と ブロマンス

 

アニメを見始めてそろそろ一年半が立つ。声優のせの字、ピクシブのぴの字も知らなかったのが、声優の写真を見て顔がわかる人も徐々に増え、ピクシブで二次創作を探したりするようになった。

 

その過程で自分が(女子校で素地を整えていたのも相まって)腐女子であることを確信した。そういえば13歳くらいの頃、某アイドルグループのBL携帯小説を読んでいた(ということを最近ふと思い出した)ので、これは決まっていたことなのだった(当然nmmnなどという単語も知らなかった)。

 

さらに、「BLとされがちだけどさあ、ここはな〜性的接触はないんだよな〜〜というか恋人じゃないんだよ!でも友情というには遠いんだよ!もっとなんか………こう……………愛だよ!!!!愛!!!!!唯一無二の!!!!!」というケースも出現してきた。

 

例えば私にとってのBANANA FISHのアッシュと英二がそう。作中で「性的搾取をする醜い大人」が多く描かれており、だからこそ「性的な部分ではなく、魂でつながった絆の尊さ」が際立つのであって、だからそこはどうしても性的なところでは見れない。

(むしろ、作中で一切性的な接触が描かれない作品のほうがかえって二次創作で性的描写を何の抵抗もなく読めてしまう)

 

で、そういう、唯一無二の魂でつながった愛をなんと言ったらいいのか…語彙…と思っている中で、「クソデカ感情」という言葉を見つけたのだが、どうも響きが好きじゃないなーと思っていたら!!!!「ブロマンス」という言葉を発見したので感動しましたよ、というのがこの記事のオチであり、要旨である。

(追記:Twitterで検索したら、ブロマンスってめちゃくちゃメジャーな単語なんですね。無知でした。これは、アニメ見始めて1年半に過ぎないニワカの私と、ブロマンスという単語の出会いの日記なので、何を偉そうにと思われるのもわかるのですが、この人は今日知ったのだな、程度で大目に見てください)

 

brother+romance で、ブロマンス、だそうだ。天才か?それだよそれ!!!!!!家族に近いんだけど家族じゃないんだよな…もっとこう………と思ってたのでほんとそれな!という感じ。

 

以下、ピクシブ百科(https://dic.pixiv.net/a/%E3%83%96%E3%83%AD%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B9 )より。

 

ブロマンス(Bromance)とは兄弟(brother)とロマンス(romance)の合成語。 

スケートボード雑誌編集者のデイヴ・カーニーによって「四六時中一緒にスケートボードをしているような関係」という意味で使うために造られた言葉である。 
男性同士の極めて近しい関係を指すが、性的な関わりのない親密さの一種である。 

何でも「ホモ」の1語で大雑把に括りがちな日本と違い、同性婚も法律で認められているゲイ大国アメリカでは、こうした微妙な単語を使い分けることで、恋愛(同性愛)と明確に差別化を図るケースが多々ある。 

近年新解釈による映像化が激増している「シャーロック・ホームズ」のホームズとワトソンの関係などが代表的。また、米ドラマ「ボストン・リーガル」にはデニーがアランのネクタイを直しながら「君と僕が結婚していたら良かったのに」と言う場面があり、米ドラマ界の最も親密なブロマンスの一つとされている。 

日本でよく言われる「男同士の篤い友情」などがブロマンスに近いと言える。 

漫画家の吉田秋生は映画真夜中のカーボーイ以来、「恋愛でない感情で結びつくこと」をテーマの一つとしている。これは恋愛でない感情の「魂のむすびつき」に惹かれたから。バナナフィッシュなどの彼女の作品もこれに当たると考えられる。 

 

 

完全にそうじゃん……………もっと早く出会っていればこの感情を言語化できたのに………

 

でも、それでもやはり、ブロマンスとクソデカ感情はたぶん、似てはいるがまた違うものなような気もしている。

たとえば、私にとってのPSYCHO-PASSの狡噛と宜野座ですが、宜野座の狡噛に対する思いは、別にブロマンスじゃないんだけど、なんかこう………尊敬も憧れも怒りも諦めも悔悟も、いろいろ………混ざっている気がするからです……………友情の一言では済ませられないような、、かといってブロマンスかというとまたそれも違うような、、、気がするからです、、、

あと双方向で仲良し〜みたいな感じではなく、ロマンス感がないというのもあるかも。というかこの二人は時期によって関係性が全く違うと思うんですけど、映画三作後の状況での関係性についての話です、今のは。3期楽しみですね。

 

クソデカ感情と代替可能な、もっときれいな響きの言葉を募集しています。あるいはブロマンス、クソデカ感情、いずれの作品の布教も募集しています。

 

 

 

PSYCHO-PASS 資料展

 

閉展直前!行ってまいりました。全面的にPSYCHO-PASSのネタバレをするのでよろしくお願いします。

 

入場直後の狡噛と朱ちゃんの若さにビビるの巻。朱ちゃんとかあどけなさすら感じる。今あんなに頼もしいのに。でもなあ、まあね、そうだよね……もうCase.3のときは狡噛33歳とかだもんね……やっぱり1期のときから最新作まで、本当に変わってきたんだな、と改めてしみじみする。

 

宜野座くんは全面的にめちゃくちゃ色気が出ていてサイコーだったんですが、2期の宜野座くんの色気でノックアウト。帰るとき、退場しようかな…いやあれをもう一度…って5回くらい見直しに行った。

 

とっつぁんの最期に叫ぶ宜野座のあの表情も、Case.2でとっつぁんに噛み付く宜野座も、Case.1の武弥くんの肩に手をかける柔らかな表情をした宜野座も、Case.1の狡噛の幻想を見る宜野座も、いやもう全て最高だった………えっ宜野座全部いいじゃん………宜野座……………宜野座…………………………(号泣)

本当に宜野座は表情が柔らかくなって、そして起伏がずいぶん減って平らかになったんですね……と思った。なのに狡噛の幻想のときは苦しそうな顔で…いやまあ苦しいシーンなんだけど……

 

それに比べて霜月はワンカットごとに表情がえらい変わるのね。かつての自分に似た、と霜月を捉える宜野座の気持ちも分かるわ。Case.1の霜月まっじでかわいい。

 

映像部分では1期から最新作にかけて、そして3期のPVやOPEDの映像が流れていた。有本さんの声が流れるだけで泣きそうになるのに、「俺はただ、伸元に幸せでいてほしい」というあのセリフ、あれでもうだめでしたわ…涙目になったのを必死でこらえた。だばだば泣いてる人もいて、わかる…………、って思った。

 

狡噛の怒った目、かっこいいんだよなあ、かっこいいんだよ……やっぱり狡噛はかっこいいんですよね………宜野座を悩ませ、苦しめている張本人(だと私は思っています)だけどやっぱりねえ、かっこいいねえ………復讐なんてものに価値があるとは思わないね、と呟くように話す狡噛、、、すごく狡噛でした…………だめだ語彙がないわ……………あのシーン、最高に好き。

 

撮影可能なドミネータースペース付近に置かれた、数々の設定画(っていうのか?)。風景、間取り、こまかーーーーーーく決まっていて(机を四本足じゃなくて一本足で、とか)本当に本当にこだわってつくられているのだな…と改めて思いました。風景とかもう本物みたいだもの、、、

台本も、結構直しが入ってて、ほえぇ……と思いながら見る。じっくり見る。

 

塩谷監督のお言葉も同じスペースに掲げてあって「時をすすめる」という唯一の目的のために時計が作られているように、クリエイターたちはそれぞれ一つのものに向けて創っているというような(超絶意訳、時計になぞらえてたというところくらいしか合ってなさそう)ことをおっしゃっていて、そうだよなあ、ひとりひとり皆さんが頑張ってらっしゃるのだよなあ…と思いました。

塩谷監督、ツイートがいつもお疲れなので、監督、そしてスタッフの皆さんにおかれましては…本当に心からご自愛ください…と思った。

 

そしてまた原画の続きを見る。須郷さんがとっつぁんに触られるのを嫌がる感じ、というのが最高にかわいかったぁあ!!!見逃さなかったよ!!!

須郷さんのCase.2当時と、現在とがほぼ隣に配置されてる場所があって、ああ、精悍な顔立ち…と思った。そして更に進み、とっつぁんの怒った顔、妻に会ったときの顔、いろいろ見てたらアアア……ってなった。

それから縢くんがいたずらっぽくくるくると表情を変えるところと、狡噛とともに大友(らしきやつ…だったよね?あれ?)を追いかけるシーンのかっこよく駆け出すところがピックアップされていてたいへん良かったですね………(この部分しっかり思ったのに書き忘れていたので追記、死罪)

 

平日に行ったのですんごく空いてて、ルーペで拡大したり情報を見たりするディスプレイ、めちゃめちゃにじっくりやった。狡噛は神奈川県相模原市出身、とか、とっつぁんは東京都立川出身とか、霜月は東京都三鷹市出身とか書いてあるのに、宜野座だけが!東京都出身なのはなぜですか?!なぜ??!?

ルーペはすごくたのしかった。めちゃめちゃ拡大して煙草くわえてる狡噛の口元とか、少し笑ったように見える宜野座の口元とかをじっくり見た。よかった(語彙)。

 

犯罪係数測るスペースでは一人で行ったのにバッチリはしゃいでレイドジャケット着て撮っちゃったよ。45でした!めちゃくちゃに色相がいいね!

宜野座くん見にもう一回戻ってもう一回やったら(注 二回目ですが、平日なので空いてました)犯罪係数145だったので宜野座で色相濁ったわ。いいぞ!!!!!たのしい!!!!たのしいです!!!!!

 

メッセージ書いて出てきた。滞在2時間弱。まじで?という感じである。

 

グッズ売り場がサイコーに誘惑があって、ジオラマかアクリルスタンドどっちか買おうかな…とめちゃくちゃに悩んだんですが、結局どっちも買わずにクリアファイル三枚セットと缶バッジだけ買って帰りました。

アクリルスタンド買うとしたら宜野座だけじゃだめで絶対狡噛と二人とも買いたいのだが、今回出てるアクスタ買うと、見るたびに二人の関係性の辛さを思って私が辛くなりそうだったし、あとジオラマ買うのも悩んだけどそれも現在のみんな(宜野座と狡噛の関係性然り、縢くんの存在然り)と比べて部屋で沈んでしまいそうだったのでやめました。すみません。学生時代の幸せそうな二人のアクスタなら……あるいは監視官時代の二人…………ううう………………

缶バッジが宜野座くんで神だった。ありがたい。

 

3期がたのしみです!!!!!

 

 

 以下、お写真

入り口
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ドミネーター
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レイドジャケット
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フラッシュたくと出てくる二人
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神!!!
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23歳の私と年齢観

 

ぼんやりテレビを見ていたら、どこかのアイドルの説明で「アイドルとしては若くない、平均年齢23歳で…」云々というナレーションが聞こえてきて愕然としてしまった。

 23歳は、「アイドルとしては」という留保がつくにせよ、若くないと形容されてしまうシーンがあるのだな、と思った。

 

23歳。

私は150歳くらいまで生きてやろうと思っているので6分の1も生きてないのか~人生まだまだだわ~としか思っていないが、「最も若い世代」ではなくなってきたなとは思う。当たり前だけど。

 

高校三年生の時、中学生たちのはしゃいでる様子を見て「元気だねえ」っておばさんぶってたアレは一体なんだったんだろう。18歳、全然若い。

そのうち「年齢自虐するのやめようよ、自分より年上の人はいくらでもいるんだよ」「いつだって今が一番若いんだよ」「年をとる、じゃなくて、年を重ねるって考えればいいんだよ」という声がどこからか聞こえて、まあそれもそうか、と思うから今のところ自分は自分の人生で一番若いし、っていうかまだ6分の1も人生生きてないからまだまだ若いよな、と思うことにしている。

 

18歳のときに中学生を見て若いなあと思っていたのは自分が大人だということを確認したかったのか、昔はああやってはしゃいでたよな、という感傷に浸っていたのかはわからないが、ひとつ自分の中で思うのは、自分が思う5年という年月の印象と、自分が見ている5歳年下の像には意外と差があるということだ。

 

5年という年月が大したことないだろ、というのはわかる。でも、自虐とかじゃなくて本当に若く見えるんだよ。5歳下が。

そのうち、私が50歳とかになるころには5年って誤差だよねって思うのかな。少なくとも23歳の私には18歳はめちゃくちゃ若い。18歳のとき23歳がどんなふうに見えていたかなんて忘れたけど、23歳の私は18歳の肌のハリを見てため息をついてしまうし、SNSが普通に学校生活で存在しているのを想像もできないし、制服は似合っているし、何より「最も若い」流行の発信源だ。たぶん。

(追記︰SNSmixiとか当時もありましたが、LINEよりはメーリスだったし、常時繋がっている感じは今ほどではなかったと思う、という意味です)

 

30歳の私がこれを読んだら鼻で笑うだろう。23歳だって若いよ、肌のハリばっちりだよ、もっと楽しめって言うだろう。30歳の私がどう思うかは知らないが、それでも、少なくとも23歳も23歳なりに難しいのもまた事実だ。

 

「年相応」に悩まされ始めている。ショートパンツはそろそろまずいだろうか、とか気を遣い始める一方で、逆に、お酒が好きだというのは成人してまだ3年目なのに生意気に思われるだろうか、とか。でももうそういうの気にせずに好きにしたらいいとか、あまりはしゃぐと年下に痛がられないだろうかとか。いろんな声が聞こえてくる。

 

10代の頃は早く大人になりたかった。13歳くらいのころ、誰か有名人が高齢出産を無事に終えたというニュースを見て、高齢出産が女性の身体に負担がかかることは知っていたから「へえ~この人50近いのに頑張ったんだね、すごいね、よかったね」と普通の感想を言ったつもりだった。でも大人たちから返ってきたのは「何をいっちょまえにw」という苦笑だった。そのとき「子どもは子どもらしく振舞わないと、生意気に思われるのだな」ということを学んだ。

 

高校生の頃は先述した通り、妙におばさんぶる癖を覚えた。でもそれはたぶん私だけじゃなかったと思う。13歳が本当に若く見えていたのかもしれない。まあ、13歳と18歳が違うのは私もわかる。

大学の間は年下を若いなと思うことは確かにあったが、口に出さなくなった。年齢にやたら触れるのも今時ナンセンスな話だというのがまずあるし、20代前半の身でおばさんぶるのは「いっちょまえ」のふりをしているだけだと思うからだ。ここでも「年相応」の呪縛。若いなら若いように振舞わなくてはと思ってきたのはずっとあったが、ここにさらに「最も若い」わけではないのだから、と思うようにもなって板挟みで苦しい。

 

 

最近思うのは、ある程度の年齢を重ねた女性の呼称についてだ。

例えば、ハンカチを落とした中年男性と中年女性がいたとき、彼らに何と呼びかけるだろう。私はたぶん「あの、すみません」と言うと思うが、「あの、おじさん」と「あの、おばさん」だったら、前者のほうが抵抗が少ないと私は感じる。

 

おじさんという呼称には、呼ばれたひとに嫌がられるかもしれないな、という印象があまりない。おじさま、なら尚更嫌がられそうな印象はない。クラリスだってルパンのことをおじさまって呼ぶし。

だけど、不二子ちゃんのことをおばさんとか、おばさま、とか言ったら蹴り飛ばされそうだなと思う。不二子ちゃんだけでなく「おばさん」と知らないご婦人に呼びかけることはできない。かといって「お姉さん」と呼ぶのもなんか客引きみたいだしな…と思う。

 

この違いがなんで生まれるのか考えていたのだが、それは、「おっさん」の存在があるからじゃなかろうか。「おっさん」の女性版が私には思いつかない。「おっさん」がいるから「おじさん」「おじさま」は紳士なイメージがつき、より幅広い年代に使えるのではないか。

あしながおじさん」がもし28歳でも、そっか~意外と若かったんだな~でも少女にはそう見えるか~と思うが、「あしながおばさん」が28歳だったら「おばさん」ではないだろ…お姉さんだろ…と思う。

 

…というような話を母にしていたら、「でもおばさんって呼ばれることに抵抗なんかないわよ」というので、理由を聞いたら「だって小学校のとき散々あなたの友達からおばちゃんって呼ばれたから。あなたも呼んでたでしょう」と言われた。

30代の私がこれを聞いてどう思うかは知らないが、確かに私はたぶん当時30代だった友達のお母さんのことを「○○ちゃんとこのおばちゃーん」と呼んでいた。母ならではの視点である。

 

「でもさ、もし結婚してないか、あるいは子どもいなかったら知らない人に『おばちゃん』って呼ばれたくない人もいるでしょ?」「まあねえ、いるだろうね」

 

「おばさん」と呼ばれるのがイヤだというのは、「若くありたい」という前向きな気持ちなのか、「若くあらねば」という強迫観念に近いものもあるのか、いまの私にはよくわからないが、それでも昔よりはマシなんだろうなとは思う。

「女性はクリスマスケーキと一緒。24までは売れるけど25になったらとたんに売れ残る」

令和のこの時代だといろいろな点で大バッシングの嵐になるに違いない言説だ。24って。私今年24なんですけど…そんな時代に生まれなくてよかった。「若くあらねば」の呪縛が、私が30歳になるころには今よりもさらに、もっと薄くなっているといいなと思う。「若くありたい」でありますように。

 

とりあえず23歳の私の年齢観はこんなところなので、タイムカプセルのような気持ちで書いた。30歳の私が見返したら何て言うんだろう。

30歳の私へ。今の私はそれなりに日焼け対策をしているので、もしそちらでシミが出始めたらもうそれは仕方なかったってことで、そちらでアンチエイジングでもなんでも頑張ってください。

 

銀魂 第703訓 右目 感想

 

確か、三浦しをんが小説の中で、大人になると名前のつかない関係性が増える、というようなことを言っていた。読んだ当時はそんなもんか、と思ったけど、徐々にその意味が分かるようになった。

 

高杉晋助が死んだ。

 

高杉と銀時の関係性というのは、「友達」というにはあまりにも様々な感情が入り込みすぎている。たしかに烙陽決戦編で桂は自分たちのことを「旧き友」と言っているから、友、というのは確かに当てはまるのかもしれないけれど、彼らの背負った運命を考えると、一言では表せない。だって、高杉と銀時は血まみれになって斬り合った仲だ。それはただの友達でもない、相棒でもない、家族でもない、でもそこには確実に絆があった。本当は絆なんて単語だって似合わない。そんな綺麗な単語じゃない、でも腐れ縁だなんてありがちな言葉で表したくもない。

 

物語の展開としてはこれ以上ない展開だった。わかっていた。

前話の時点で相当程度の確信をもってこの展開は予想できたし、センターカラ―に高杉がいなくて、「まさか高杉は死ぬの?」といういやな予感がしていたし、朧の骨を自身に刺して「亡霊」の身を手に入れたときも、もう高杉の命は長くない、とわかっていた。

 

 

どれだけ確信があっても、悲しいものは悲しい。苦しいものは苦しい。彼の眼は閉じられてしまった。彼に未来はない。時計が止まってしまった。

 

いつか、平和な世の中になって、それで、攘夷の四人が酒を酌み交わすことも、昔はいろいろあったよなと笑い合うことも、それを松陽が本当に君たちは悪ガキで…とため息をついて呆れ顔で穏やかに笑って、それを高杉が見て、本当にこんな未来が来てよかったと盃を片手に微笑むことも、ない。

 

そんな未来は永遠に来ない。

それがつらい。未来が彼には来なかった。明るいことも暗いことも、全部飲み込んで一歩踏み出して新たな世界を見ることは彼には叶わなかった。

 

いつか、銀時がひょっとしたら中年になって太って、それを辰馬がデカい声で笑って、桂が本当に禿げてヅラになるなんて、ギャグみたいな未来があるかもしれない。
今はアラサーで、中年になっても、おじいさんになっても、ずっとずっと一緒に酒を飲んで笑っていたかもしれない。サザエさん方式だけど。可能性として、彼らの未来を妄想でもなんでも、頭の中で描くことはできる、だって生きている限りどんな可能性だってあるから。

 

でもそこに高杉の姿はない。彼は太ることも、ハゲることも、ヅラをかぶることも、笑うことも、もうない。

 

生存ifの世界線でない限りありえない。彼は死んだから。それがつらいなあ、やっぱり。いや、当たり前だけど、妄想できないことが辛いんじゃなくて、未来がないことが辛い。彼が新たな世界を目にできなかったことが辛い。もう目を閉じてしまって、その目が開くことは永遠にないことが辛い。時計が止まったんだな、そこで。

 

銀時は苦しかっただろうか。救いたかっただろう、護りたかっただろう、って本当思うよ…でもその闘いのさなか、護りたいものはここにあるって動揺した顔一つ見せず言っていた。

銀時と高杉の思い出は、いつだって共に何かと、あるいは互いと、(幼いいさかいも含めて)闘っていることが多かったような気がする。幼少期に道場破りをしにきたときも、松陽が捕らわれそうになったときも、攘夷戦争も、虚を倒すときも。共闘にせよ、互いの闘いにせよ。

 

道場破りに始まり、最期まで闘いどおしだった。だから酒を一緒に飲みたかったと銀時はつぶやいた。そんなことしている暇があったら一本とろうとするという高杉に、ああこれがこの二人の絆の在り方なんだな、と思った。だから、救いたくて、護りたくて、しかたのない存在だったはずだ、だけど、それでも共に闘うこと、そこに魂があると言えたのかなあと思った。わからないけれど。

 

「お前に斬らせるわけにはいかない」という高杉の言葉が苦しい。銀時が目を見開いてはっとした顔をしたのもつらい。なんではっとしたのだろう。高杉からそんな言葉が出てくるなんて思わなかったからだろうか。高杉が最期の最期まで、銀時への、あるいは先生への罪の意識を背負っていたからだろうか。

高杉が銀時へ罪を背負っていると感じていたとしても、同じ罪を背負った二人だと思うから、銀時は地獄で首洗って待ってろって言ったんだろう。地獄行きは決まっていることを二人ともわかっているんだろう。苦しいな、どうしてこんな運命を背負ってしまったんだ。

 

そして、高杉が背負った業は深い。彼も裁かれないといけないことはしてきていただろうと思った。 先生を救うためと言っても、彼はやってはいけないこともしてきたのではないか。将軍暗殺篇からさらば真選組に至るまでの、多くの人を犠牲にして世界を壊そうとしたのは、その必要があったのもわかるけれど、犠牲を生んだのも事実だろう。もっと別のやり方があったかもしれない、とも思う。


でもなあ、それでも先生のためにずっとずっと、ひとりで頑張ってきていたのになあ。背負った業を考えたら、虚ごとあっちに行くのは仕方ないのかもしれない。でもあまりに浮かばれない。罪の意識が彼の根源にはきっとあったのだろうと思うから、彼の、先生を、村塾を、救いたいという思いは本物だったはずだから。

 

 

でも、ここまでしっかり最期の瞬間が描かれてよかった。本当に良かった。山崎が死んだ(ように思われた)ときのように、あまりにもあっけなく、死とはこんなに冷徹で、誰もを置き去りにするものか、とずしんと胸に響くような、そういう死の描かれ方じゃなくて、きちんと銀時に言いたいことを言えた最期でよかった。

 

高杉が全編通してすごくいい顔していた。死の前の、すべてを受容するような顔だった。それが苦しかった。死の足音が彼の表情の一つ一つから聞こえるようで。

 

高杉は、幸せだったかなあ。幸せではなかったのかなあ。ここで簡単に、「きっと幸せだっただろう」とか言い切ってはいけないような気もする。なんだかそれは、私が彼に幸せでいてほしかったという願望を押し付けてしまっているような気もする。

というか、死ぬときに幸せだったかどうかなんてくだらないって思っていそうな気もする。運命をただ受け入れ、こうなることがわかっていたのかのように「ヤキが回った」って笑って……幸せかどうかなんてもので人生を測っていないような気もする。結局、先生や、仲間や、世界の幸せを、だれより願っていたのかもしれないとすら思う。

 

はーーーーそれでもなあ、それでも、もっと、もっと、笑っていてほしかった。幸せそうだね、良かったねって言いたかった。彼の背負う業を考えればそう簡単に幸せになれないだろうことはわかってるけど、それでもなあ、ご都合主義でもなんでもいいから、笑っててほしかったよ。

桂にも、辰馬にも看取られず、銀時の腕の中で死んでいくのか…戦場で誰に看取られることもなくあっけなく死ぬよりよほどいい、と言えるのだろうけれど、言いたいことが言えてよかったと思うけれど、これ以上ない綺麗な展開だったと思うけれど、それでもなあ。あとに残された人の心には穴が開くんだよ。置いてけぼりだよ。

 

唯一の希望は、高杉が託した未来が明るいことであると願うことくらいだな。そして、高杉の思いを背負った銀時が、もう時計が止まってしまった高杉という男を、ずっと自身の中に生きながらえさせてくれることを、願うばかり。

 

高杉、本当にいい男だからさ、向こうではせめて幸せに笑っててほしい。何に対してかはわからないけど、ありがとうとだけ言いたい。

 

最終訓を静かに待とうと思います。

 

 

 

Wイシダ朗読劇 USHIROMUKI 5.11 夜公演

 

【注意】

・ネタバレです。

・あらすじを説明する部分では敬称略です。 

石田彰さんファンなので著しく偏った感想です。石田明さん、宮澤竹美さんファンの方、すみません。

・腐っているので視点がダメです。普通に見るのと並行して擬似的になぞらえて楽しんでいるだけなので、作品を汚す意図はありません。そういった表現がだめな方はご注意ください。

・円盤発売も決まっているので、円盤でぜひ素敵な演技をご覧になってください。円盤を買う予定のある方はあまりネタバレをご覧にならないほうがいいと個人的には思いますが、自己責任でお願いします。

 

ざっくりあらすじ

舞台の両端に立つ二人。どうやら婚活パーティーの宣言を片方(石田彰)が行っているようだが、声の裏返りがひどい。何を言うかは無線でもう片方(石田明)が指示を出しているようだ。

 

なぜそんなことになったのかというと、新原誠(にいばら まこと、石田明)は実は婚活パーティーの主催をする会社の社長で、彼はスパイに付け狙われているのだという。そこで、同じ名前の新原実(にいばら まこと、石田彰)に社長に成り済ましてもらい、スパイがしっぽを出したら掴む、という計画を考えたのである。

 

最初は「自分が社長なんて無理だ」と拒否していた実だが、今後ひらかれる数々の婚活パーティーへの無料参加と引き換えに承諾した。

 

2泊3日の瀬戸内海の豪華客船ツアーでの婚活パーティー。第一日目は、冒頭の宣言のあと、テンションの高い司会(カラテカ入江、後ろに映像で映し出される形)が進行。誠が考えた企画で、プロレスラー(レイザーラモンHG、映像)演じる極悪犯が、女性参加者を一名人質にし、男性参加者二人がそれを救出する、という筋書き。

 

男性は誠と実が選ばれた。ここで、人質の女性、田中恭子(宮澤竹美)に実は一目惚れ。スパイがいるかもしれないから勝手な行動を慎めという誠に、実は、自力で恋の道を切り開きたいと言い、誠は折れることに。

 

二日目。

次の企画は、紙を渡され、裏に同じ記号が書いてある人同士で謎解きをしよう!というもの。恭子に話しかけようと気張る実に、まさかの恭子からのアプローチ。同じ記号だった二人はともに謎解きをすることに。

 

自販機で飲み物を買いに行ってくるから待っててと言い残し、恭子は自販機へ向かう。小銭がなく困った様子の恭子を助けたのは誠。その後、上手く二人が鉢合わせしないようにしながら、恭子は、実と誠、二人と同時にデートをする。

 

彼女の狙いはいったい何だったのだろうか?

不器用だが信じる力を持ち、ひたむきな実、自分主義で猜疑的だが人を動かす力のある誠。全く違うように思える二人は、実は同一人物の別人格。

「ニイバラ マコト」は、海難事故で溺れ、意識不明の重体になっていた。実は恭子はマコトの彼女。今までの出来事は、すべて彼の意識の中の話だったのだ。

 

病室で彼の目覚めを待つ恭子。それを見つめるふたつの一人。彼はようやく目覚めたのだった。

 

ストーリーの感想(腐なし)

「自分」にはいろいろな人格があって、目を背けたくなるような自分ももちろんいる。

実と誠、いがみ合っているように見えた二人は、それぞれの人格が、互いに見たくない部分を見ていないだけだった。それを真正面から見つめられた結果として、彼は目覚めることができた、というところ。メッセージ自体はシンプル。

 

仕掛けは終盤に怒涛の超展開だったのでびっくりした。恭子と実が同じハンカチを持っていたり、なぜか実も誠も二日目のステージの会場に見覚えがあったりと、伏線はあったけど気づかなかった……というか伏線だろうなとは思ってもどういううことなのか予想がつかなかったですね。

 

メッセージはシンプルだったけど、理想とする自分と現実の自分が違うことって往々にしてあるので、割と個人的には思うところがありました。

自分をあんなふうに全ユニできるくらいぴったり受け入れられたら楽でしょうねぇ……………

 

今回の話は、個人の内面における分裂の話なのでまた違う話ですが、現代において、コミュニティごとに人格…とまで大仰な言葉でなくとも、キャラを変えるという、外面における人格の別というのは割と評論文でも散々入試のとき読んだなあということをふと思い出しました。社会学や心理学専攻じゃないので詳しいことはよくわからないですが…そういうのに明るいと、更に楽しめそう。

 

最初、現代の内向きな凡人が実、一昔前の叩き上げのハングリー精神豊かな出世頭が誠、みたいな感じで、時代の違いで攻めてくるのかと思ったので全然違って驚いた。

ああいう、自己中心的な、ついてこれないやつはこなくていいみたいな考え方の人間、今っぽくはないなと思ったので。

そして、実のような「草食系」(ともまた違うんだけど……一応向き合おうとするし……でもまあ、内向き、という大枠では草食系とは言えるかな)とは違うし。まさか同一人物とは。

 

ただまあ、二人とも、「孤独」を抱えていた点では同じなのかもしれない。恭子に優しそうと言われた実、寂しそうと言われた誠。どちらも人との距離を上手くつかめていない。

実は本当は距離を縮めたいのに上手く振る舞えずに挙動不審になり、距離を取りすぎてしまう。彼は優しすぎて、考えすぎてしまうのかな。もし嫌われたらどうしよう、とか思っていそう。必死すぎて空回りする。

誠は本当は距離を縮めたいし、彼についてきてくれる人もいるはずなのに、それを払い除けてしまう。すぐ怒鳴る。人を疑う。人を信じられない。

 

人を信じたい点では同じだが、それでも人を信じようとするのが実、人を信じられないからあなたがエビデンスを示して信じさせてくれと言うのが誠なんですね。

 

そしてその違いを互いに受け入れたと。良かったね(語彙力)。

 

ただ、まあ、ここどういうことだったんだ、どういう意味だったんだ…という疑問?がなくもないけど、でも総じてわかりやすい話だったのでよかった。ただ、個人的にはちょこちょこっとギャグが入るくらいなら、思い切ってもう少しギャグが多いほうが好きです。これは好みの問題ですが。

 

あと一つ言うと、後ろのゆらゆらしてた布は何なんですかね?船の帆?それにしちゃちょっと一反木綿に似てましたけど……と心の中でつっこんじゃったけど…………笑

 

萌えポイントと感想(腐)

ああーやっとここ入れるわ!!やった!!

まずね、最初のアナウンスが彰さん。声高め!かわいい!はいかわいい! すでにかわいい!

 

冒頭、婚活パーティー開始の宣言をする彰さんの声の裏返り方がまじですごい。どうやってるんだろう。すごかった。これは萌えというのではなくてあれですね。技。  

 

そのあと、彰さんと明さんが二人向かい合い、微笑み合い、お辞儀をして(…たっけ?)、歩み寄る姿、完全にエモだった。ああーーー一つの作品の幕開けを今二人はしようとしているのだ……ハァ………って思った。

 

そ!し!て!とにかく今回は表情の移り変わりがすごかったですよね。

誠に成り済ますよう迫られて、拒否をしたり、おどおどしたりする顔。どういうことがわからずに戸惑い、手をこう…頭のところにこう…(後で私のクソ絵を載せますね)。恭子に話しかけられて驚く顔。猫が可愛いと言ってデレデレする顔。誠に本気で怒る顔。カッコつける顔。やっべーーーーむり。キャパオーバー。解散。

 

誠から電話がかかってきて、「もしもし」っていうやつ、何度かあるんですけど、「もしもし」の前に「m」があるんですよ。はーーーーーーーたまんなーーーーーーーーーー!!!!その色気は何事なんだろうか。mって。mに漂う色気。サンキューm read by Akira Ishida.

石田さんのな行とか、鼻にかかる音スーパー好きなんですけど、石田さんの「もしもし」スーパー好きだったわ。セールスの電話でかけて、あのm聞きたい。無理だけど。ちなみに石田さんの「ん」も最高らしいです。明日以降も行かれる方はそこ聞いてみてください。

 

誠に説明されてもことの次第を理解できずに、手を頭にやってたのがまーーじでかわいかった。
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いや伝わらないのはわかってます…テヘペロ的なあれですよ……。この赤矢印の指してるこの腕がね?スーパー可愛かったです。「あなたが僕で、僕があなた?」と手を胸に当てたり相手を指したりする動作をしてて、それもね、よかったね。あんまりそういう動作がでかいの、藤沢朗読劇で見ない気がする。

 

あとあのー、数々の婚活パーティーと引き換えに成り済ましを承諾するシーン、「プラモデル婚活も!」と謎の主張をしたの可愛かったね。プラモデル好きなんだね。私は寺の婚活が気になったよ!寺社めぐりしながらおしゃべりするのいいじゃん!

 

ほんで、いざ成りすますぞとなったとき、手汗!脇汗!めっちゃシャツで拭くじゃん……しかも顔汗はなんかまじでかいてなかった?スポットライトやっぱまぶしいよね、今日暑かったしね……誰目線でこのブログ書いてんだ私は………

手汗を拭く動作で、胸あたりからくびれを通って腰骨に到達した手の動きがなんか妙に官能的だなって思ったんだけど同士いません?だめ?やっぱ私が暑さで頭がいかれたか?

 

あとカラテカ入江さんのめっっっっっっっちゃカンペ読みが気になる。と思ったけど実際の婚活パーティー司会者も割と読みながらなのでは?と思ったらすとんと落ちたので全然オッケー。だってアド婚とか絶対言わないじゃん。カンペ見たくなるじゃん。アドベンチャー婚活はカンペ見たくなります!はい私の中で満場一致(?)

 

1stステージのレイザーラモンHG面白すぎたよ。彼の"芸"を私達は知ってて、「パンッ」って音が響いて(なんでパンッなの?殴るから?ムチにしか聞こえなかった)、彰さんの「あ゛ァ゛ッ」って声聞いたら、ねぇ…もうそういうことじゃん。ゲイだけに(は?)

(HG全然腰振ってなかったです念のため。でも振っても面白かったけど。普通にめちゃくちゃいい身体でウケた)

なお、それを差し引いても石田さんの叫びは、私の中で綾ちゃんと一致しました。「可愛げないっ」トラック9をご参照ください。結構最後の方とシンクロしました。フェードアウトする直前。

 

で、猫バナシでデレッデレになったあの顔!!!!!!!!!!!!!!ね!!!!あの顔ですよ!!!!!!!あんなデレデレの石田さんの顔見ることなくない???可愛くない???

そして、あんっだけ怒鳴り合ってたのに猫バナシで気まずそうにしつつもなんだかんだめっちゃ盛り上がるじゃん、もう結婚しちゃえよ〜〜〜って思いながら見てた。猫が布団に入って喜ぶいかつい見た目の攻めって絶対どっかに転がってそう。だめですか?だめですね。

 

最後にお酒頼むときに「カルーアミルク!」。はいいい笑顔〜〜はい素敵な笑顔〜〜〜〜!!!チョイスも最高!!!!!一女か?!!?!三十路だよな?!!?!石田さんの声だったら全部かわいいからオールオッケーだよ、カルーアミルク美味しいよね。私も好きだよ。アフターでの一杯はビールだったけど。

 

で、ですよ。二日目。恭子さんが話しかけてキョドる。わかりやすくキョドる。このあたりから、「童貞中学生確定だなあ」と思いながら見つめる私。

「社長だなんて、そんなふうに見なくていいですよ(ちょっと片足を前に出す)」「(勝っても負けてもどっちでもいいです、)それが我が社のモットーですから」

をやたらイケボで言うんだよ。

えっここまであんなに可愛かったのに、カッコつけるという事実の可愛さ+声のかっこよさで攻めてくるの?!!!?!!?!籠城してる城にさらに水攻めされたのかなってくらいの大打撃だよ!!!勝てません!!!!負けました!!!!ありがとう!!!!!

 

そ!し!て!問題のシーン!!!「誠さん」と呼ばれる実。「ハァンッ」。ヒエーーーーーーーーーン。声にならない。完全に受け確定。2回くらいあったよね。うーんいいですね。

 

そのあと、「どうせあいつのことだ『ハァンッ』とでも言ってるんだろ」という誠のセリフがありましたがすっごく上手くてわろた。そのとおりです。ていうか明さんぜんっぜん違和感なかったし、違和感ないどころか声よかったです。御本人もそう思っていただけたらって仰ってたけど、いい声でした…ろ…

 

誠が恭子に対して割と紳士的で、「すぐ怒鳴るやつは器の小さいやつです」って言ってたの笑ったけど、常日頃からモラハラ夫の話題をネットで見かけることが多いせいか、

「ヤベェこの趣旨替えの早さは絶対本質的なことを理解してない、確実に上辺だけでテキトーに言ってるしコレは明らかに結婚後モラハラしそうだ…いやしかし…一番大事な俺の女には怒らないみたいなそういうやつか…いやそれだとなんかヤンキーっぽいしな…イヤでも確か見た目いかついんだったしありか…」などの考えが脳内を駆け巡る。なんでもいんですけどね。

 

で、二人が恭子に対して互いのことを語りかけるシーン。実は誠のことを、自分は挙動不審になっちゃって馬鹿にされがちだけど、あいつは俺と向き合うことを諦めない、と言い、誠は実のことを、ひたむきだ、自分はああはなれないと言う。尊敬をしているという感情を滲ませながら。 

はーーーーーっこれはもう結婚だろう。結婚ですよこれは。いがみ合ってたけど?実はお互いの存在が刺激になり?新たな世界を見れて?おん?もうそれは結婚だよ。君たち。と思いながらも、二人とも、そのように素直に話せてしまう恭子さんに惹かれるのでした。知ってた。

 

あと、なんだっけなーどっかで二人ともが何かを猫に例えるシーンがあったんだよね。恭子さんとの距離かな?ベターっとするほどじゃないけどいつも一緒にいる…とかだったかな?二人とも同じ比喩の仕方するんだねーーーーーそっかーーーーふーーーーーーーーーん

 

そしてラストの!宮澤さんの涙がきれいでなーーーーー宣材写真より全然美人だし、そもそも顔がマジ小さい。石田さんたちも顔割と小さいほうだと思うんだけど、マジ比較にならないくらい小さい。お声も涼やかな声で素敵でした。

 

ラストの彰さんと明さんの全ユニ最高だった。練習したんだろうな。ほぼ完璧だったよね。ラストの彰さんの声、完全なるイケボだった。イケボっていうか……なに?大人の声というか……。良かったです……落ち着きのある声で。また彰さんがねぇ、宮澤さんを見つめる眼差しの優しいこと優しいこと。大人だよ。だけどなんか、アダルティな感じではなくってこう、透き通ったうつくしい大人だった。現実世界にいないみたいにきれいだった。

 

そして二人が中央に向かって歩く。ニコニコしてる。はぁあーーーー満足げなお顔で……はい………

 

最後、アフタートークないのが寂しかったけど、彰さんのお辞儀がぴしっと90度、ありがとうございますと何度も口にして、本当に本当に………同じ時代に出会えてよかった…………と思った……………

 

ラストの明さんのアナウンスもくすりと笑えるアナウンスで気持ち良く会場を出られました。

 

ていうか、まっしろーーーいお衣装(少し彰さんのは下の方に薄い青の縁取りがあったけど)でも、明さんの方はスーツ着てギラギラした感じ、絶対時計はロレックスで常に胸を張ってるって感じだったし、彰さんの方はクタクタのパーカー、痛バッグ、少し猫背で目線は下向き、という感じが伝わってきました。というか私の中ではそうだった。キャラ付けって大事なのな……演技力………って感じです。

 

あと個人的に音楽が朗読劇を邪魔しないけれど、雰囲気に合ってるって感じの素敵な音楽だったのが良かった。音響は、彰さんのほうがたまにボフってなってて残念だったけど、それは今後直るだろうなー。

演出は、藤沢朗読劇みたいにド派手な感じじゃないけど、それでも吉本らしさがあってシンプルに演技をたくさん楽しめて集中できたし、これはこれでとっても良かったなーと思いました!光もうまいこと当たって切り替えになっていたし。

 

(それと個人的には石田さんの水飲みタイムを見れたのが嬉しかった。信長の犬では見れなかったので…。ストローでちゅーってしてた)

 

素敵な朗読劇をありがとうございました!また次回もこの二人のみたいなあ。

モブサイコⅡ 9話 感想

別にツイッターでずらずら書いてそれで終わりにして良いレベルの分量なんですが(せいぜい1000字程度だし…)、しかしツイッターに残すだけにするにもちょっと長い分量だったので、備忘録的にさらっとツイッターからコピペをしておいて、あとから自分で読み返します。自分用です。

 

旅行で見れていなかったモブサイコ9話を見た。なんかいろいろな感情が爆発した。


怒りのモブの本気さがすごい(あんなもの見たらそれはそう)

そして、そんなモブが師匠が待っていると知った瞬間、泣きそうな顔で急がなきゃと言った、その表情もよかった。師匠に会ったときもどうしよう、師匠、と頼るような眼をして、霊幻が安心させるようなことを言った瞬間「ハッ」としてくたりと力が抜けた。

 

いや~~~このあたりの描写、霊幻モブのCPが好きな人にはたまらないのでは?私はこの作品はそういう風にはどうも見れないんですが(たぶんモブが中学生で霊幻が大人だから)、好きな人にとってはたまらないんじゃないか、ということはわかる。というか別に腐った目線で見なくても、絆というか師弟愛というか、そういうのがしっかり感じられる回だよなあ。7話のあとだけに、この二人の関係性は変わらないのだ、ということがわかって良い。

 

個人的には、(キャラクター的に絶対にありえないんだけど)モブが「師匠、またまた霊能力ないのにそんなこと言っちゃってw」っていじるようになっても全然楽しそうと思っていたんですけど(笑)、やっぱりモブにとって師匠は師匠なんだな。彼の言葉に救われるんだわ。

 

シリアスの中にあるコメディもよかったw ショウがアレルギーも配慮してくれるぞ!っていうボケをかましたり、爪の元幹部が霊幻先生って言ってるのウケた。仮にも元幹部がいいのかそれでwwていうか霊幻の話術に乾杯。やっぱアンタはすごい。

 

あと!!!!!!和彦さんの!!!!!!声がいい!!!!!!!!!声が!!!!!!!!!!いい!!!!!!!!!!!!!!!かっこよすぎない?????

 

と思っていたら突然の杉山さんだよ。ビビるじゃん。衝撃のカッコよさ。杉山さんの声がキャラクターに合いまくってていいな~~~~~~~!!!!!!!!杉山さんのご出演されている作品全然詳しくないんですけど、私が数少ない視聴済みのキャラクターが黒執事のウィルで、あのキャラクターも相当合ってる~~~~~って思ったけど、なんか、、、、、、、いいね、、、、、、、、、めっちゃいいね、、、、、、語彙を喪失した。
あ、あともやしもんも見たわ。ていうかコードギアスも見たわ。川浜とかリヴァルの系統の声も好きだけど、ウィルとか島崎の系統の声も、、、、かっこいいわ、、、、、かっこいいですわ、、、、、、、と思いました。ボキャ貧か。ボキャ貧です。なんていうのか、人を食ったような見透かしたような感じ。次回以降もきっと活躍してくれるのだろうな。期待。

 

ほかにも温泉旅券渡すところがゲーム画面のようになったところとか、ウケどころはいろいろあったんですがとりあえずこれで。また次回を楽しみにしています。